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踊るバイエイターの敗者復活戦

アルバイトやアフィリエイトを含めたネット広告からの収入で生計を立てる人に踊りながら(楽しみながら)生き抜くための知恵を紹介するブログ。多くのWebマーケターに読まれています。不定期19時頃更新。

バズる事でもたらされるブログへの知られざる効果と戦略的バズを考える

バズマーケティング
The Twingl MindThe Twingl Mind / A R Wilkinson

 

最近では、はてなブックマークのピックアップ機能により一度や二度のバズは多くの人が経験できるようになっているかと思う。

批判的に拡散される炎上と違い、バズの場合は記事に対して肯定的な意見や議論を呼ぶような形で記事が拡散される。こうしたバズによってもたらされる恩恵というのは数多くある。

 

バズる事による効果

バズによるポジティブな効果でもっとも明確で分かりやすいものはアクセスが一時的に増加するという事だろう。

では、バズる事によるアクセスの増加は副次的にどのような効果をもたらすだろうか?

 

1.広告収入の増加

記事にGoogleAdSenseを貼っておけば、アクセスが増えるだけで広告収入は増えて行く。

確かに、バズにより増えたアクセスではPVあたりの収益はそこまで高くないが、アクセスが普段の何十倍、何百倍にまで増える事により、収入の大幅な増加も期待できる。

 

単純にアクセスが増える事で収入が増えるので、アクセスをいかに増やすかだけを考えたコンテンツの作成に走ってしまう人も多い。

 

2.ソーシャルでのアクションが増える事による検索順位の上昇

日本における主なソーシャルはTwitterやFacebookだろう。ブログ記事であればはてなブックマークが度々ソーシャルによる拡散を促している。

 

ソーシャルでのアクションが増えるとQDF(Query deserves freshness)と呼ばれるGoogleのアルゴリズムによって大幅な検索順位の上昇が起こる。

このQDFは「新鮮さ評価のクエリ」等とも呼ばれ、ソーシャルを含めたネット上話題になっている記事を優先して上位に表示しようという考えである。

バズを起こしたことのある人はビッグワードでの大幅な順位上昇を確認した事があるかもしれない。

 

QDF以外の長期的順位上昇効果

ソーシャルによるQDF以外で純粋にソーシャルアクションの数が順位上昇に影響するかどうか。これについては意見が別れる。

有名なアメリカのマーケティング会社であるMozはGoogle+やFacebook、Twitterのアクション数がGoogleの検索結果における順位上昇に「直接」影響していると主張している。ただ、個人的に直接的なQDF以外での順位上昇効果は薄いと思っている。

基本的に、Google+やFacebook、Twitterで記事(URL)のリンクが貼られても、他の外部サイトと同じように、被リンクの効果が得られるような仕組みになっていない。もちろん、togetter等ソーシャルでの話題から派生したサイトからのリンクは被リンクとしての効果はある。

 

他にも、ソーシャルアクションの数は評価の偽装(ブラックハット)から来るペナルティのリスクを下げると考えているが、この辺は評価も分かれるところだ。

 

3.被リンクの増加による検索順位の上昇

QDFはあくまでも一時的な順位優遇措置であり、数日で加算された上昇は沈静化する。ただし、はてなブックマークの場合は、多くのアクションが得られただけで被リンクと同じ、もしくはそれ以上の大きな効果を得る事が出来る。

 

はてなブックマークはホットエントリという形で信頼度の高いページ(URL)から記事を特別にピックアップして紹介している。

結果として、はてなブックマークサイトからの被リンクやホットエントリ入りにより掲載されるニュース系まとめサイトから被リンクを得ることが出来る。

ニュース系サイトはGoogleの評価の高いサイトも多い。ここからの被リンクは、自演リンクを除き、ブログ記事で得られるもっとも強くGoogleの評価を高めてくれるケースの1つだ。

 

はてなブックマーク関連のドメインからのリンクだけでは、リンクの多様性が限定される。ドメインの多様性は今後のリスクを考えとき非常に重要であるが、はてなブックマークによるアクションは、TwitterやFacebookによってもたらされたアクションの数よりも大きな価値を持つと言えるだろう。

 

手動でリンクを貼ってくれる人も出てくる

この短期間で急激に増えたソーシャルでの露出により、長期的な順位上昇をもたらす被リンクが付く事も多い。話題になった記事が多くの人に記事で言及されるのはよく目にする光景だろう。

 

これらが付く事で長期的な順位上昇が可能になる。

 

4.リピーターの増加

1記事だけ読んでリピーター(ファン)になってくれる人はそこまで多くない。基本的には過去の記事も合わせて気に入ってくれた場合に、ユーザーはFeedyやはてなの読者登録をしてくれる。

 

バズが起こったにもかかわらずフィード(Feedy、はてなブックマークでは読者)登録数が増えていないなら、話題に釣られて来ている初見、つまり、ライトな読者の割合が多い事を意味している。

過去の露出が少ないと、バズを一回起こしただけではリピーターもそこまで獲得出来ない。

 

リピーターの獲得には良質なコンテンツを「今後も」提供してくれるだろうとユーザーに期待させなければならない。従って、大きなバズを1回起こすよりも、小さなバズを頻繁に起こした方がリピーターは獲得しやすいと言える。

また、テーマを絞ることで、今後投稿される記事をユーザーにも予想しやすくさせる。将来の記事に期待して、フィード登録してくれる事もあるはずだ。 

 

効果的なバズだったかどうか?

収入増という短期的なものではなく、長期的な意味で、効果的なバズだったかどうかは

▶ フィード(Feedy、はてなブックマークでは読者)登録数が増えているか?

ヘビーユーザーを増やせば、ポジティブなシグナルをGoogle、他のユーザーに送る機会が増える。これが達成できればブログのテーマと関係の無い記事でも効果的なバズだったと言える。

 

▶ ブログのテーマに合った記事でバズらせる事が出来たかどうか?

これはGoogleからの評価の高まりが期待でき、ブログのテーマにあったユーザーを検索エンジンから呼び込む事が出来る。

ヘビーユーザーを増やすだけでなく、結果的に広告収入の増加にも繋がる。

 

以上の2点から判断できるだろう。ただし、後者は初心者にわかりにくい場合も多い。

 

バズを故意に起こす

Child laughingChild laughing / cheriejoyful

 

バズを起こす目的はブログとその他サイトでは大きく異る。その他サイトとは、アフィリエイトサイト、商品・サービスを提供するサイト、企業サイト等があげられる。

 

ブログでバズを起こしたいと思っている人の多くは、アクセス増加による直接的な収入増や承認欲求を満たす事を求めている。

 

その他サイトの場合、多くは被リンクやソーシャルアクションの増加によるGoogleからの評価アップを期待している。もちろんアクセスが増える事による直接的な収入増も期待しているが、基本的にはGoogleの評価を高める事に重点を置いている。

間接的で長期的な利益を期待しているのだ。

 

炎上と分けてバズを定義した場合、バズにはほぼ利点しか無い。従って、多くの人が人為的にバズを起こそうとしていると言えるだろう。

 

お金を払ってバズを起こす

day in the life: lunch moneyday in the life: lunch money / emdot

 

「バズを買う」目的は、検索エンジンからの流入が売上に繋がるサイトの場合、Googleの評価を高める事にある。

企業サイトなど、商品やサービスの知名度を上げたいブランディングを行っているのであれば、露出によりサイトを多くの人に知ってもらう(ファンを獲得する)のが目的となるだろう。

 

最近では、アフィリエイトサイトを中心にバズを起こしてもらうサービスが出て来ているのを知っている人も多いかもしれない。業者にお金を払ってバズを起こしてもらうのである。

 

こうしたバズ代行業者はお金と引き換えに

▶ 良質なコンテンツの作成

▶ ソーシャルでの記事の拡散

を行ってくれる。 

 

ヨッピーなどの有名Webライターも個人で上記2つの業務を受け持ってくれている。

数年前まではこうした業者の計算されたバズは、容易にソーシャルで拡散させる事が出来ていた。しかし、最近はより難しくなっている。

 

インフルエンサーへ記事が露出しても、アフィリエイトサイトなどのこうしたGoogleからの評価を高めるためのものとわかれば食い付いて来ない。

それ以外でも大きいのが、はてなブックマークがドメイン毎の公平性を重視したアルゴリズムを導入した事で良質なコンテンツであり、はてブ率、アクセスが高くとも、はてなブックマークへの掲載の可否や時間、順位が制限されるようになってしまった事だ。

 

はてなブックマークのホットエントリ入りはGoogleの評価を手っ取り早く高める方法としては極めて重要である。

結果として、はてなブックマークへの掲載の可否、時間、順位上昇に影響する「はてなバジェット」の研究がバズ代行業者の間でなされる事になった。はてなブックマークで拡散されなければ顧客からのクレームに繋がるからである。

 

インフルエンサーを巻き込む

インフルエンサーを巻き込むには、インフルエンサーに記事が露出される環境になければならない。グノシーなどはてなブックマークが付いた結果露出することもあるが、インフルエンサーと繋がる上ではTwitterの役割が大きいかと思う。

それなりにフォロワー数が増えれば、フォロワーのフォロワーがインフルエンサーであることは良くある。そこから記事の拡散に繋がるのだ。

 

バズった記事で、はてなブックマークの数以上にFacebookやTwitterでの拡散が進んでいる人は間接的にインフルエンサーとの繋がりが出来ている可能性が高い。逆に、はてなブックマークでバズっても、FacebookやTwitterで大きな拡散を経験したことが無い人はFacebookやTwitterでの活動を増やすべきだろう。

もちろん、Facebookとの連携はリアルの知り合いにもブログを公開する事になる。これが難しい場合は、Twitterを中心にFacebookページの作成から始めるのが良いかと思う。

 

インフルエンサーとリアルでの繋がりを作る

Facebookなどインフルエンサーとリアルで繋がっている場合は取り上げてもらえる可能性が高まる。イベントだったり公演、セミナーに行く機会があれば、積極的に絡むべきだ。イ◯ハヤさん等の有名ブロガーはインフルエンサーにリアルで媚に媚びる事で記事を拡散してもらっている。

この点はFacebookと連携した実名・顔出しブロガーが有利な点であると言える。

 

はてなブックマークからその他ソーシャルへ

ネットで何の人脈のない人がバズを作ろうと考えた場合、はてなブックマークの役割が極めて重要になる。

自分も当初は実名・顔出しブロガーだったが、リアルの知り合いを利用したFacebookを中心とする拡散は非常に容易だった。その後ニックネームで活動する現在のブロガーになり、一からネットで信頼性を作り上げる事の大変さを経験している。

 

最近のはてなブックマークは良質なコンテンツかどうかという事も重要だが、はてなブックマークへの掲載の可否、掲載時間、掲載順位の上昇はバジェット量によって大きく変化する。結果として、ドメイン毎の公平性がより重視されるようになったので、素人が1度のバズを起こす事自体は昔よりも簡単になったと言える

はてなブックマークを使えば誰にでもネットで成り上がるチャンスが生まれたと考えても良いだろう。

 

ただ、数回バズで何らかの成果を残さないままドロップアウトしてしまえば、一発屋と称されてしまう。

ブログは続けなければ評価されないのは昔と同じなのだ。

 

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