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踊るバイエイターの敗者復活戦

アルバイトやアフィリエイトを含めたネット広告からの収入で生計を立てる人に踊りながら(楽しみながら)生き抜くための知恵を紹介するブログ。多くのWebマーケターに読まれています。不定期19時頃更新。

2016年のはてなブックマークがヤバイwwwwwww

はてなブックマーク

 

渚音楽祭2011_大阪_春 NAGISA_140www.flickr.com

 

はてなブックマークを普段使っている人はうっすらと気づいているかもしれないが、今はてなブックマーク界隈、通称「はてな村」は非常に深刻な問題を抱えている。

汚染がこのまま続くとなれば、2016年のはてな村は非常に危険なコミュニティと化してしまうだろう。

 

目次

 

はてなブックマークのFacebook化

今まで薄っすらと感じていた人はいたと思うが、それを敢えて表に出そうとした人はいなかった。しかし、上記記事を筆頭に、初めて問題が表面化していった。

 

「はてなブロガーが身内で馴れ合って、オフ会なんかして、その様子をブログ記事になんかしている。」

 

Facebookのようなリア充アピールをわざわざ記事にあげて慣れ合う彼らは「ウェーイ系」とも呼ばれており、この中心人物としてヒトデ祭を運営するヒトデくん等が多くのブログで槍玉にあげられている。

ただ、はてな村での馴れ合いが全てウェーイ系彼らのせいというのは非常に浅はかな考えだ。

 

はてなブックマークを集めてしまう理由

carrying a heavy sack of potatoeswww.flickr.com

 

元々はてなブックマークはお気に入りをネット上に保存する目的でサービスが作られた。そこから埋もれていた良質なコンテンツのピックアップする機能がメインとなり、2ちゃんねるをはじめ様々なところからの利用者を獲得している。

 

はてなブックマークによるピックアップ機能はhttp://b.hatena.ne.jp/へ露出することにより、多数の人の目に触れる機会を与える。結果として、はてなブックマークで紹介された記事は拡散だけでなく、Googleによる評価を高める、良質なリンクを集める手段として認知されるようになる。

 

ハテブスパムと検索上位表示

今までのSEO業者はクライアント(お客さん)のウェブサイトを上位表示させるため、大量のドメインを保有し、そこからリンクを張ることで上位表示を実現させていた。いわゆるブラックハットSEOである。

しかし、Googleのアルゴリズムが改良され、リンクを張る事で上位表示を実現するブラックハットは、検索エンジンから除かれるリスクも高まっていった。また、検索順位上昇の確実性も保証できなくなっている。

 

アフィリエイターなど自分でサイトを保有している人は、今でも自演リンクを張るで順位上昇を行うのが主流だ。それはウェブサイトがGoogleによるペナルティを受けてもコンテンツや画像を若干修正して載せ換える事で、リカバリー出来るからである。

しかし、検索上位を請け負うSEO業者がクライアントに検索エンジンから消去されるリスクを求めても理解されない。クライアントはリスクなく、検索エンジンにおいて上位表示してもらうのが当然と考えているからだ。

 

となると、結局SEO業者が出来る事としては

▶ コンテンツの検索エンジン最適化

もしくは、飛ぶリスクが非常に少ない

▶ はてなブックマークでバズらせる事による良質なリンクの獲得

の2つに手段が絞られる事になる。

 

コンテンツの最適化で検索上位表示を請け負うケースもあるが、クライアント、SEO業者ともに、コストだけでなく、時間が非常にかかってしまう。従って、多くのクライアントは即効性もあり結果的にコストも抑える事が出来るはてなブックマークでバズらせる事を望むようになったのである。

 

特に2015年のはてなブックマークはこれが顕著になり、ウェブ戦略を強化した企業のホームページから商品・サービスの公式ページまで、はてなユーザーの気付かないところで、はてなブックマークにおけるバズを引き起こしていた。大企業であれば様々な手段で集客が可能だが、主に無名のスタートアップや中小企業では注目を集める事自体が難しい。バズに頼る事で検索上位表示とソーシャルでの拡散を期待する理由がここにある。。

もちろん、個人のアフィリエイターの多くも、自身のアフィサイトのドメインを強化するために、バズを求めた。

これらの中には実際に大きく拡散したものも多い。

「ハテブスパム」等とも呼ばれてもやむを得ないような行為だろう。


しかし、ハテブスパムと呼ばれる手法は、企業サイトやアフィリエイトサイトなど、ビジネス目的だけに用いられたわけではない。過度な承認欲求を求めた業者や個人の馴れ合いから来るハテブスパムも数多く散見されているのである。

 

はてなアルゴリズムの同一ドメインにおける厳格化

このようなスパムが蔓延すれば当然はてな側はスパムを排除しようと考えるだろう。

結果として、はてなブックマークにおけるアルゴリズムは良質なコンテンツをピックアップする機能よりもドメイン毎の平等性を重視したものへと改良され

ドメイン毎に

1.掲載の可否

2.掲載時間

3.掲載順位の上昇速度

などを厳密化させた。

 

ご存じの通り、はてなブックマークにおいては、掲載がなされ、掲載時間が長ければ長いほど多くの人が流入するためバズり易い。そして、記事の掲載位置も極めて重要で、上に行けば行くほど目立ち、たくさんのアクセス、結果としてバズを獲得できる可能性が高まる。

 

これら掲載の可否、掲載時間、掲載順位の重要な3要素は「はてなバジェット」によって決まるようになった。このはてなバジェットを貯めるには、サイトに掲載されてない状態でいかにはてなブックマークを獲得するかにかかっている。そして、このバジェットはドメイン毎に貯まるため、普段からいかにしてはてなブックマークを付けるかを考えなければならなくなった。

 

はてな村におけるはてなブロガーの増加

こうしたドメイン毎に重視されたアルゴリズムへの改良に加えて、もう1つ重要なポイントとなる現象が起こった。それは多くのブロガーが、はてなブログでブログを運営するようになったという事である。

 

ご存じの通り、ブログやアフィリエイトサイトなどサイト運営における収入は現在バブルの状態である。

また、はてなブログにおいては、はてなブックマークサイトへの露出によって、自己実現欲求、承認欲求を満たす機会が他のブログに比べて非常に多く与えられている。ブログを持たないブックマーカー達にとっては魅力的に映るだろう。

 

こうして今まではてなブックマークを付ける一方だった人、つまり与える一方だった人は、はてなブログを開設するようになった。ただ、はてなブックマーカーの中で、はてなブロガーの割合が増えれば、はてなブックマークを付けるだけでは満足できない人の割合も大きく増える事も意味する。多くの人は与えるだけでなく、返してほしいと考えるようになるからだ。

これは結果として、はてなブックマークは貰ったら返すという習慣を作り、記事での「言及」によって他のはてなブログと馴れ合う文化も加速させていく。

 

馴れ合いから来るハテブスパムも含め、これらハテブ、言及営業は互助会などと呼ばれ、過去にはこれをブログで批判した人もいた。しかし、その批判者もどっぷりハテブ、言及スパムを行っていて、もはやはてな村は、どこかの国のマフィアと警察の癒着のような正直者が馬鹿を見る、ハテブ、言及営業しなければ生き残れないコミュニティになってしまったのである。

 

まとめれば

▶ ハテナスパムの増加によって、ハテブ数が掲載の可否、掲載時間、掲載順位を左右する要素になった。

▶ はてなブックマーカー内のはてなブロガー率の増加によるハテブ返しは当たり前という文化が形成された。

以上によって、ハテブ、言及営業は増加し、はてな村における馴れ合いは加速していったのである。

 

従って、ウェーイ系の増加は必然的であり、はてなブックマークのFacebook化は特定の個人が引き起こしたという表面的で単純なものではない。個人を捕まえて袋叩きにしても、次々と新しいウェーイが生まれてくるだろう。

 

2016年のはてなブックマーク界隈を予測する

はてなブログは読まないというはてなブックマーカーももちろんいるだろうし、はてなブックマークで露出する記事が全て馴れ合いで埋まっていくとは思っていない。

ただ、トップ・ウェーイであるヒトデ氏の影響力ははてな村を越え、Googleシティにも及んでいる事実は注視する必要があるだろう。

 

これは来年2016年、しいてはそれ以降のはてなブックマーク界隈を予想する上で重要なヒントになる可能性がある。

 

Googleで「ヒトデ」というキーワードを検索してみてほしい。なんと、トップ・ウェーイのサイト・今日はヒトデ祭りだぞ!が5位に表示されるのである。

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ヒトデという生き物が何かわかなくてGoogle神に聞いた小学生や、釣ったヒトデが食べれる事を知ったけど、どう調理すれば良いかわからなくて、買ったばかりのスマートフォンで検索をかけたおじいちゃんも「ヒトデ祭」と聞いて困惑しているに違いない。

 

ただ、「祭」の意味も画像検索をかければヒントを見つける事が出来る。画像検索でも彼の「ウェーイ」が上位表示されているからだ。ウェーイとはもちろん「ヒトデのカワテブクロ」の事である。

彼はGoogleでも「ウェーイ!」しているのがわかる。

ヒトデのカワテブクロ

 

残念ながら2015年の残りはハロウィン、クリスマス、大晦日とウェーイ系の養分となる肥料がばら蒔かれるため、ウェーイの精力は衰える事無く、「ウェーイ!」と咲き誇っていくだろう。

2016年もはてな村界隈でウェーイ系は次から次へと生まれ、外へと飛び出して行く。しかも、ウェーイは「ウェーイ!」とウェーイを呼び、更なるウェーイも生み出していくのである。

 

ウェーイ系は一度土壌が形成されれば、その芽を摘んでも次から次へと新しいウェーイが「ウェーイ!」と芽を出し「ウェーイ!」していく。

現在のはてなブックマークにおける環境が変わらない限り、この状態は変わることはない。

 

従って、2016年のはてなブックマーク界隈は

ウェーイ!

である。

 

違いはウェーイの「ウェーイ」が小さいか大きいか、目立つか目立たないかだけで、2016年はてな村では老若男女みんなが「ウェーイ!」しているだろう。

 

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