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踊るバイエイターの敗者復活戦

アルバイトやアフィリエイトを含めたネット広告からの収入で生計を立てる人に踊りながら(楽しみながら)生き抜くための知恵を紹介するブログ。多くのWebマーケターに読まれています。不定期19時頃更新。

株で儲ける方法。株価予想であまり知られていない指標をこっそり教える

SEO

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株を買った場合、絶対に損しないという状況は不可能に近くはなるが、リスクを下げる(損しずらくなる)方法はある。もっとも簡単な方法は、株を買っている状態をなるべく少なくするという事である。

 

株を持った(買った)状態を「ポジションを取る(建てる)」と言うが、このポジションを取った状態はリスクも負うことを意味する。

 

株で儲けるには?

株式投資には様々な方法があり、利益率を上げたい場合はどうしてもポジションを取る状態を少なくする事は出来ない。ただ、株でなるべく損したくない人というのは、株価が上がりそうな時に買って、それ以外はポジションを取らない状態を維持する事がもっとも重要である。

 

上がりそうな時にだけ買って、後はポジションを取らない状態を維持した結果、自分の株式投資での生涯収支は大きくプラスである。

 

この上がるタイミングで買うのは、いくつかの銘柄を登録してその株価推移を見て、上がりそうなタイミングで初めて株を買うというやり方である。

 

株価予想でほとんど知られていない指標

株価が動くというのは何らかの要素が必ずある。株価の上昇する要素としてわかり易いものと言えば会社の業績だろう。業績が期待よりも良ければ基本的には株価上昇の圧力が強まる。

従って、こうした会社の業績を予め知る事が出来れば、株価の上る前(下がる前)に株を購入(売却)する事が出来るだろう。

 

会社の業績を予想する

外部の人間が会社の業績を予想するのは非常に難しい。加えて、容易に手に入る公開された情報は、株価へとすでに反映されているのが普通だ。

 

それでも業績予想が可能な公に公開された情報で、株価へと織り込まれていないものも多々存在している。

その一つを下記で紹介していこう。

 

検索順位と検索ボリューム、予想アクセスで会社の業績を予想する

ネット上でサービス提供を行っていたり、ウェブサイトによる広告収入で収益を上げている企業は訪問者数(アクセス)に大きく影響を受ける。

もしその企業が運営する主要サイトが検索エンジンからのアクセスに頼っているとすれば、そのサイトの主要なキーワードにおける検索順位を調べる事で、業績をある程度予測する事が出来るだろう。

 

株式会社リブセンスの運営する「ジョブセンス」がGoogleのペナルティで業績悪化

アフィリエイト界隈では有名な話ではあるが、株式会社リブセンスの運営する「ジョブセンス」が2013年12月のはじめ頃から「アルバイト」や「バイト」と言ったキーワードで検索順位を徐々に落としていった。

サイト内テキスト(長文)で検索をかけても1位に表示されなかったため、Googleのペナルティを受けたと考えられる。

 

ペナルティを受けた理由は簡単で、今では誰もやらないような自演リンクを使った単純なブラックハットを行っていたためである。

 

当時similarwebでもアクセス減少は確認出来た。

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J-Sen.jp Analytics - See Traffic Ranking & Stats

リブセンスは検索ペナルティを受けたのか。調べてみた | netgeek

 

このように検索エンジンからの流入をジョブセンスがほぼ失った事でリブセンスの業績が悪化すると予測することは出来たはずである。しかし、世間には主要サイトのアクセスを株価の指標にするという考えは無かった。

 

2013年12月ペナルティを受けてから翌年1月上旬も割と順調に株価は推移している。実際はペナルティを受けた頃から検索エンジンからの流入で失った分のアクセスを広告で埋め合わせをする事になり、コストが増加している。

このコスト増は2014年2月14日の決算短信で明らかにされている。

2013年12月期 決算説明会資料より

 

これ以降株価は下落傾向に入ったが、流れが決定的になるのが 2014年5月15日の第一四半期決算短信である。2014年1月1日から3月31日まで、検索エンジンから呼べなくなったアクセスを大手メディアを始めとした様々な媒体に頼り、利益の多くが広告費で食いつぶされている事が明らかになった。

しかも、この時有価証券報告書には、はっきりと検索エンジンからの流入で業績が左右されるとの旨が記載されていた。

当社が運営するサイトの利用者の多くは、特定の検索エンジン(「YAHOO! JAPAN」、「Google」)からの集客であり、

~中略~
しかしながら、検索エンジンが検索結果を表示するロジックについて変更する等のなんらかの要因により、これまでのSEOが有効に機能しなかった場合、当社サイトへの集客に影響が出てしまい、当社業績に重大な影響を及ぼす可能性があります

有価証券報告書 | 株式会社リブセンス

通期業績予想にも届くのは厳しく、株主の多くがこの会社の成長は止まったと失望したはずだ。

 

以上の流れをリブセンス株価のチャートに加えると下記のようになる。

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リブセンス株はGoogleからのペナルティが確認された後も若干株価は上昇しており、本格的な下げが始まる2月14日まで2ヶ月以上の期間もあった。

 

サイトのトラフィックを調べることが出来るsimilarwebと主要ワードの検索順位をチェックしていれば、12月の時点でアクセスが大幅に減少している事は容易に予想することが出来たはずである。similarwebは同一サイトのアクセスを相対的に調べる分には非常にわかりやすいデータが出てくる。

 

アクセスの減少と2月の決算短信で明らかにされたコストの増加からこの時期に空売りを行っていれば空売り額の半分が利益になったという事になる。100万円分空売りしていれば50万円稼ぐ事が出来たのだ。

 

このようにウェブサイトの検索エンジンからのアクセスが売上に大きく結びついている会社は、検索順位だけで業績が大きく左右されていると考えても良いだろう。

こうしたアルバイト募集サイトに限らず、様々なウェブサービスを運営している会社の株価と検索順位をチェックしている。

 

ジョブセンスは多数の自演リンクを削除した後、中々「アルバイト」や「バイト」のキーワードで上位を維持する事が出来ていないようである。

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検索順位チェックツールGRCによるジョブセンスの主要キーワード検索順位の推移。青がGoogle、赤がYahoo!での検索順位。ペナルティは解除されたが、「バイト」「アルバイト」のキーワードでジョブセンスは2ページ以降に留まっている。

 

このように株価とウェブサイトにおけるキーワードの検索順位を指標として、会社の業績を予測することも出来るのだ。

 

アクセスの多くを検索エンジンからの流入に依存しているウェブサイト運営会社の株価とそのキーワードはお気に入りに入れて数十社定期的にチェックしている。GRCを使えば登録サイトの主要キーワードの順位を簡単に調べる事が出来るので、検索順位は毎日チェックしている。

 

未だブランドを確立できずに、サイト名や社名で検索されない上場会社のウェブサイトが狙い目である。

 

株で稼ぐ事の難しさ

ただ、現状検索順位の観察を始めてから、リブセンス株のような大幅に順位が動く会社は出ていない。

検索順位以外にも様々な指標や株価を追っているが、1年でポジションを取ろうと思えるぐらい株価が動くのが確実な状況はそう多くない。従って、数百万円を株で運用するために証券会社に入金しておいても年数万円から十数万円の利益しかあげる事は出来ていない。

 

株を運用し、その利益で生活しようと考えている人は多いかと思うが、殆どの場合年10%プラスが限界だと考えた方が良いだろう。

つまり、税金を除いて考えても、年500万円稼ぐには最低でも5000万円の運用資金が無いと厳しいという事になる。数百万円から億を越える財産を築き上げた人も少なからずいるが、利益率数十%を越えるパフォーマンスは株価の流れを作るぐらいの額を運用する機関投資家でさえそう簡単に出来るわけではない。

 

リスクが低い運用であれば年3%が限界かと思う。年3%であればタイの銀行でも定期預金でそのぐらいの利息は付くし、リスクの少ない国家の国債でも可能だ。

つまり、1億円持っていれば年300万円ぐらいはリスクも少なく安定的に稼げるという事になる。

上記記事でも述べているが、大金を稼ぐには大金が必要であって、投資で儲けている人のほどんどは元々大金を持っていた人である。

数百万円から投資だけで数億円の資産を築いた人もいなくはないが、確率的には非常に少ないのだ。

 

従って、一般人であれば、リスクの高い投資よりも様々な指標から判断して儲かる時にポジションを取り、年間小遣い程度に稼ぐような投資が一番向いている。

大金を持たない限り、損しない事を意識した投資がもっとも「儲ける」方法に近いのだ。

 

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