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踊るバイエイターの敗者復活戦

アルバイトやアフィリエイトを含めたネット広告からの収入で生計を立てる人に踊りながら(楽しみながら)生き抜くための知恵を紹介するブログ。多くのWebマーケターに読まれています。不定期19時頃更新。

貧困女子がタイで就職すると幸せになれる理由

タイ 貧乏

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日本テレビ「幸せ!ボンビーガール」(2016年4月5日放送より)

 

目次

 

先日日本テレビで放送された「幸せ!ボンビーガール」の反響がすごい。番組後半でタイへ移住した元貧乏女子(元ボンビーガール)が取り上げられているのだが、その充実したタイでの生活ぶりに「タイに行きたい!」という声がネット上に溢れているのだ。

Twitterで「ボンビーガール タイ」や「タイ 移住」と検索しただけでも反響の凄さがわかると思う。

恐らく、職場や学校、友人同士の集まりでも話題となっているのだろう。視聴者の心にもそれだけ感銘を与えた反響の大きい番組内容だったのだ

 

タイにおける求人と生活とは?

先日のボンビーガール(貧困女子)ではタイにいる2人の「元」貧困女子に焦点を当てたプログラムが番組内にあった。彼女たちは、日本にいる時は貧乏生活を送っていたが、タイへ来た事で貧乏生活とは無縁の生活を送り、幸せになったとの事である。

しかも、彼女たちは外国語を含めた特別なスキルも無かった。1人にかんしてはフリーターという経歴のしか無い。

そんな彼女たちはタイでどんな職に就き、どんな生活を送っているのか?下記で詳しく紹介していきたいと思う。

 

1人目の貧困女子は29歳、日本人の旦那と一緒にタイへと移住した。

2人とも日本に居た時は神奈川県の箱根にあるホテルで働いており、手取りは2人合わせて25万円。山奥なので食費や車の維持費も高く、貯金すら出来ない貧乏生活をしていた。

 

そんな時、たまたま見つけた海外の求人でタイの会社を見つけ、就職に成功し移住する。タイでは2人合わせての収入が38万円で、バンコクの高級マンション(月8.8万円)に住み、毎月10万円貯金しても16万円ほど自由に使えるお金がある。このお金を使って、週末には周辺国へと旅行へ行くという充実した生活を送っている。

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27階建てで24時間体制のセキュリティと駐車場にプールやトレーニングジム全て込みで8.8万円。

 

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部屋は2LDKメゾネットタイプ(室内に階段があり、1住戸2階以上で構成される集合住宅)。

 

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タイはアジアの中心にあり、周辺国へのアクセスも容易である。渡航費も数万円しかかからない。東南アジアはLCCも充実しており、他国と離れている日本に比べても移動費は安い。

 

上でも述べたように、このような出費を重ねても、毎月10万円の貯金が出来てる上、日本に住んでいた時よりも充実した生活を送っているのだ。

 

2人目の貧困女子は日本で3年間フリーターをしていた27歳の女性である。

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友達も彼氏もおらず、地味な生活をしていた彼女だが、タイへ来てから日本人男性からモテモテの生活を送れるようになったとの事だ。

収入は日本にいる時は月収15万円で、贅沢に暮らすには十分な額ではなかった。しかし、タイへと移住し、ネットショップの受注発注管理会社へ就職する。月収は約16万円、家賃は4.8万円だが家賃補助(全額補助)が出るため、毎日のように飲み会やマッサージへと出かけている。

 

給与も増えているが、やはり物価の安さにより受けれるサービスも増え、生活の質が上がっているだろう。

 

また、タイへ来てからは日本人の友達も増え、出会いも逆に増えたとの事だ。

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理由はタイにおける日本人コミュニティの存在である。タイには日系企業が6000社以上、日本人も6万人以上住んでいるため(ビザ無しを含めると10万人とも言われている)、日本人の友達(恋人)も作りやすい環境があるのだ。

 

3人のタイにおける就職先

番組内で紹介された「外国語出来ず」、「手に職(キャリア)も無く」、「知り合いのコネも無かった」3人の就職先をまとめると下記のようになる。

 

▶ 貧困女子1:日本企業へタイ人を派遣する「人材派遣会社」 月収約19万円

▶ 貧困女子1の旦那さん:日本人向け「不動産会社」 月収約19万円

▶ 貧困女子2:ネットショップの受注発注管理 月収約16万円

 

貧困女子1は日本企業へタイ人を派遣する仕事で、日本語での書類作成を手伝ったり、日本語の会話の指導をしている。職場で使うのは主に日本語である。貧困女子1の旦那さんも日本人向けの不動産会社に勤め、日本人客を相手に仕事をしており、貧困女子2も日本にあるネットショップの受注発注管理のため業務で使うのは日本語だ。

もちろん、社内にはタイ人もおり、日本語以外でのコミュニケーションを必要とするケースもあるだろう。しかし、求人の際にはこうした外国語能力は求められなかったようだ。

 

ちなみに、タイで日本人が働く場合、ビザの要件として6万バーツ(約18.5万円)以上の給与を払う事が必要とされる。2人目の貧困女子は日本人労働者の最低賃金以下であるが、現地タイ人と比べればやはり高給なので、バンコクで暮らすにも十分な額だ。

日本に住んでいた時よりもいわゆるクオリティ・オブ・ライフ(QOL)、生活の質は間違いなく上がったと言えるだろう。

 

日本の貧困女子はタイで働くべきか?

貧困女子にも様々な職種の人がいるので一概には言えないと思うが、基本的に、日本で貧困に苦しんでいる人は積極的に海外へ出るべきだと個人的に思っている。なぜなら、生活の質が上がる可能性が高く、経歴上リスクがないからだ。

日本は新卒時の就職を逃すと、何かしらの技能や資格が無ければ、満足のいく職に就くのが難しくなる。もちろん、職を選ばなければ安定した就職先はいくらでもあるが、幅はかなり狭まってしまうだろう。

 

ここ5年間、自分は日本だけでなくタイにも長い間滞在してきたので、現地に日本人女性の知り合いもいる。こうした自分から見て、タイへの移住を考えている日本の貧困女子に利点や欠点を下記で紹介したいと思う。

貧困女子がタイで働く事のメリット

海外でキャリアを積めばこうした職の幅が簡単に広がるとは言えない。しかし、日本よりも物価の安い国へ移住すれば、少なくとも生活の質は上がる。なぜなら、日本語を話せるだけで現地の物価に対して高給の職を得る事が出来るからだ。

日本は貧しい国になったという論調の記事も最近は多いが、まだまだ世界的にみて購買力も高い。物価の安い国で日本を相手にする職に就けば、誰でも「金持ち」になるのは難しくない。

確かに、新卒採用で就職が決まった会社を辞めて、海外へと移住する場合、上手くキャリアを生かした転職をしないと今までの経歴が無駄になってしまうリスクもある。しかし、フリーター等キャリアの無い人はこういった心配もない。また、万が一タイでの就職先が見つからなかったり、生活に馴染めず日本へ帰国する事になっても、フリーターや非正規雇用者というポジションであれば回復も容易だろう。

要はすぐにポジション回復が出来る立場であれば、海外就職でも起業でも、挑戦しない事の方が損失は大きいのだ。

 

よく海外への移住や就職を薦めると「失敗したらどうするんだ?」といった批判が起きる。しかし、貧困女子は失敗すれば帰ってくれば良いだけなので、こういったリスクはそもそも存在しないのである。

 

日本の貧困女子がタイで働く場合に生じ得る問題点

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タイ・バンコク。バンコクでもインフラは脆弱なので、スコールの後は道路が冠水する事も多々ある。

 

食やコミュニケーションの問題はタイ以外の外国でも良く言われる事なので多くは触れないが、当然合わなかったり、意思の疎通が上手く出来ない事によるストレスもある。

また、海外で女性が住む場合考えなければならないのは現地の治安だろう。周辺国に比べればタイの治安は良好であるが、当然日本よりは悪い。交通事故による死亡者数も日本に比べると、タイでは極めて高い。

 

番組では2人目の貧困女子が1人暮らしをしていたが、現地タイ人女性で1人暮らしをしている人は少ない。タイは日本に比べて1人暮らし用の家が少なく、2人以上で住んだ方がコストパフォマンスの良い家に住めるという理由もあるが、やはり、犯罪に巻き込まれる事を心配して友人と住んでいる人が多い。

 

タイ特有ではないかもしれないが、悪い事情としては、ビザの発給要件を満たさない額で日本人を雇う現地企業も存在するという事である。つまり、外国人(日本人)ならば必ず18.5万円以上の給与が保証されるわけではないという事だ。もちろん、こういった会社ならば就職も断れば良いだけであるが、タイに滞在したいという気持ちが強い人はこういった企業での採用でも喜んで受けてしまう事がある。

当然ビザ無しで働く事は不法就労になるため、将来的にタイへと入国できなくなってしまう危険性もある。その辺はきちんと頭に入れておいた方が良いだろう。

 

他にも、職場環境の問題として、文化の違いからタイ人従業員と上手くいかないといった声も良く聞かれる。日本人が丁寧過ぎるのか、タイ人が適当すぎるのか、その両方かはわからないが、タイで働く以上は現地の文化や慣習に沿った仕事をした方が良いだろう。

 

タイに滞在している間も、信号無視をしない日本人ほどストレスは溜まる事が多いと思う。ルールとはいえ、海外では無理に「まじめな日本人」を演じる必要はない。

タイではマイペンライ(深く考えない)の精神がある。何事もシリアスにならず、ゆるく考えられる人の方が快適なタイ生活を送る事が出来るようになるだろう。

 

貧困女性はタイへ行くと幸せになれる?

Smilewww.flickr.com

 

タイは日本人が移住するには非常に良い国である。特に、日本での仕事にストレスを感じている人は、タイでの生活に憧れを抱く事があるはずだ。

 

こうした国があるのに、日本の労働環境や給与の低さが改善されないのなら、どんどん日本の貧困層は海外へと出て行くだろう。

日本は常にサービスを受ける側に立てば快適な国である事は間違いない。だから、自分も日本に住居を置いている。日本人だからである理由も大きいが、住むだけなら、ここまで快適な国は他にないのだ。

ただ、サービスを提供する側として、労働者側の視点で見れば、決して恵まれた環境では無い。キャリアの無い人や一度キャリアから離れれば、多くのケースで割の合わない仕事しか残っていない現状もある。

 

日本社会に相手にされなかった人、新卒というプラチナチケットを生かす事が出来ずにくすぶっている人、こういった人はタイに限らず、どんどん海外へ出て行けば良いと思う。現地での生活に合わなければ日本に帰ってくれば良いだけなので、この挑戦の期間は経歴上何のマイナスも無い。

貧困女子がタイへ行くだけで必ず幸せになるとは断言できない。ただ、幸せになれるチャンスがあり、原状回復が容易なら、行かない事自体が損だと個人的には思うのである。

 

タイでの就職にかんする情報について更に詳しくは下記記事も参考に。

 

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