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踊るバイエイターの敗者復活戦

アルバイトやアフィリエイトを含めたネット広告からの収入で生計を立てる人に踊りながら(楽しみながら)生き抜くための知恵を紹介するブログ。多くのWebマーケターに読まれています。不定期19時頃更新。

「アフィリエイトはGoogleの評価を下げる」「アフィリエイトリンクが多すぎると検索順位は上がらない」 → いつまでこの話するの?

アフィリエイト
"Amazing Laughter" sculpture by Yue Minjun / Matthew Grapengieser

 

最近ブログではネット集客にかんする記事がブームになっているように思える。

特に、Googleの検索エンジン結果の順位のアルゴリズムについては良く語られており、それぞれが独自の見解を示している。

 

アフィリエイトサイトを運営している専業アフィリエイターの多くは、こうしたアルゴリズムを利用し、ペナルティを受けるギリギリの部分まで評価を高める方法を実践している。

従って、明らかに矛盾するSEO対策にかんする知識が述べられている場合はすぐに気付くだろう。中には、こうした間違っている主張を否定している人もいる。

 

しかし、自分も含め間違っている主張を一つ一つ指摘しようとは思わないのが普通だ。指摘をしても、こちらには何のプラスも無く、議論するだけ時間の無駄だろうし、第三者からの印象を悪くするだけになってしまうからである。

 

それでも、長きにわたって間違った認識がされているような点にかんしては指摘したくなる気持ちも抑えきれなくなる。

今回もそれらに含まれるであろう「アフィリエイト(リンク)はGoogleの評価を下げる」「アフィリエイトリンクが多すぎると検索順位は上がらない」という主張を否定させていただこうと思う。

正直これ以上この手の議論は見たく無い。

 

アフィリエイトプログラムにおけるアフィリエイトリンク

アフィリエイト(リンク)が多すぎると検索順位が上がらないという主張は昔からよく見られた。しかし、最近になってこの主張が再び多くなったように思える。

これは恐らく2015年3月17日にGoogleが更新した品質に関するガイドラインの影響が大きいだろう。ここでは誘導ページの明確な例を追加し、その定義も更新された。

Google ウェブマスター向け公式ブログ: 誘導ページについて、品質に関するガイドラインを更新しました

 

元々Googleは誘導ページ(Doorway Page)をガイドライン違反としていた。

加えて、Googleはリンクを使って故意に上位表示させようとすれば、ペナルティを課す事は多々ある。

 

ただし、いずれもペナルティを課すのは誘導ページかどうかよりも、評価の偽装を行っているという点を問題視している。

記事に誘導ページへのリンク(ここではそれをアフィリエイトリンクとして考える)を張る行為が評価の偽装に該当するかどうかという点である。

 

まず、アフィリエイトリンクに" rel="nofollow"タグが付いていれば当然これは問題にはならない。リンクを張られたサイトの評価を高める(偽装する)事が出来ないからだ。

アフィリエイトリンクに" rel="nofollow"を付けないと考えた場合、このアフィリエイトリンクを張ったサイトの順位が下がったり、ペナルティを受ける事はあるだろうか?

 

評価の偽装をGoogleに疑われるのは、リンク先を訪れてユーザーが「満足」しなかった場合である。ユーザーが満足しないのは期待に答えないコンテンツだったり、ユーザーを騙すようにしてリンクを踏ませたりして飛んだサイトだろう。

こうしたサイトではGoogleからの評価がプラスに働くようなアクションが起こらないのが普通だ。

これは以前にも述べた「キーワードからの離脱」とも近い考え方である。

逆に言えば、評価を偽装しようとしてリンクを張っても、リンク先がユーザーにとってアクションを起こさせるほど有益ならばナチュラルリンクが増えたり、ソーシャルでのシェア、キーワードからの離脱を含んだプラスのアクションがなされるので、ペナルティを受けることはまず無い。

 

アフィリエイトリンクは評価の偽装と判断されるか?

アフィリエイトリンクの場合、数々の理由から評価の偽装と判断されにくい。

まず、ユーザー別に指定されたURLから特定のリンクが張られるため、直接リンクが張られるのも1サイトからだけになる。

例えば、A8netの場合リンクは

ユーザー別のURL ⇒ px.a8.net/sxx/xxx(リダイレクト) ⇒ 商品・サービスの購入、登録ページ

という流れで張られている。上記「/xxx/xxx」の部分が個別に設定されているため、不自然に1箇所へ多数のサイトからリンクが張られる評価の偽装(と思われる行為)が起こりにくくなっている。

アフィリエイトのASPからはサイト毎に違ったURLが指定されるが、こうした理由もあるだろう。

 

また、高額なアフィリエイト報酬の場合、ユーザーを騙す行為をGoogleからのペナルティだけでなく、法律上の問題でも避けたいと広告主は思っている。従って、アフィリエイトリンクを張っているユーザーに、アフィリエイトリンク誘導までの記述に対して、広告主が度々修正の依頼をして来る。

 

「商品・サービスの購入、登録ページ」はアフィリエイトリンクを介さずともナチュラルリンクは増えていく。従って、ペナルティを受けたサイトにユーザーがリンクしてしまうといった事もまず起きない。

 

結局、アフィリエイトリンクを張ることは、商品・サービスの購入、登録以外の通常のサイト(URL)へリンクを張るのと何ら違いは無いと考えても良いだろう。

事実、Googleがアフィリエイトのリンクだけを判別する事など出来ない。

 

低質なコンテンツ、評価の偽装が問題になるのは、アフィリエイトに限らず全てのコンテンツで共通するのである。

 

アフィリエイトリンクの張り過ぎでマイナス評価を受ける?

訪問者に予見できるなら、アフィリエイトリンクは通常のリンクと変わらない発リンクだと考えても良いのは理解できたと思う。

では、こうしたアフィリエイトリンクを含む外部へ張られる発リンク数が多いと、Googleからマイナスの評価を受ける事はあるのだろうか?

 

結論から言えば、アフィリエイトリンクを含んだ外部へのリンクが多い事によりマイナスの評価を受ける事はない。これについては、欧米を含めた様々なマーケティング会社でも言われている事であるが、日本ではこの噂にかんする有名な検証が発表されている。

 

それはサイバーエージェント(アメブロ)と京都大学の共同でなされたGoogleのランキング影響要因の研究である。

アメブロのキム兄こと・木村賢氏が中心になって2014年の初めに発表された検証結果である。

 

ここでは7つの要素が説明されているが、その1つ発リンクについては下記のように述べられている。

「多ければよいというわけではないが、発リンクがネガティブに働くことはない

~中略~

トップページやカテゴリページなど、ハブとなるページではサイト内リンクが多くなる傾向にあるため評価が上がりやすく、サイト外リンクも少なくともマイナスになることはなく、必要なら積極的にリンクするべきだと木村氏は語った。

 

最新グーグルSEO要因と順位の関係7つのポイント、サイバーエージェントと京都大学が共同研究 | 【レポート】Web担当者Forumミーティング 2013 Autumn | Web担当者Forum

発リンクはネガティブに働く事は無いので、積極的に発リンクを張るべきとの結論を出しているのだ。

 

内部リンクの問題

このように発リンクの数にかんしては、リンクを張る側の記事にネガティブな影響は無い。ただし、記事から多数のリンクが出ている場合は張られている側への評価が薄まる可能性は否定出来ない。

 

1記事から出ているリンクの数が少ない方が、人もGoogleも「濃く」流す事が出来るので、張られている側の評価を高める事は出来るだろう。となれば、内部リンクで影響を受けるのも当然である。

 

従って、発リンクの多い記事を量産する事で、結果的にドメイン全体で評価を高められない事もあり得るのは否定しない。

 

アフィリエイトリンクの影響としてネガティブな点をあげるとすればこの内部リンクを介しての影響である。ただし、今までアフィリエイトリンクの影響を語る際に、この内部リンクへの影響を言及した人を見た事はない。

 

アフィリエイト初心者は気にする事なくアフィリエイトリンクを張ろう

発リンクの数にかんしては、アフィリエイトリンクも含め気にする必要は無い。完全に影響が無いとは言わないが、他の要素に比べて、わざわざ取り上げてアフィリエイトリンクの危険性を叫ぶほどの影響も現時点では確認できないのである。

 

もちろん流れるユーザーの数が減る事で、リンクを張られた側に影響を受ける事は否定しない。しかし、これも何十本もアフィリエイトリンクを張らない限りは大きな問題ともならないだろう。

基本的には発リンクの数が増えてもネガティブな要素は無いと考えて良い。

 

事実、専業アフィリエイターも順位が上がらなかったり、下がったり、ペナルティを受けた時、アフィリエイトリンクの影響を疑う人はまずいない。真っ先に疑うのは被リンクなどの外部要素である。経験上こちらの影響の方が圧倒的に強い。

 

結局、SEO対策を始めとするネット集客の知識は丸飲みにせず、否定されている事も試してみる事が重要かと思う。

これはGoogleのガイドライン違反となっているブラックハットを用いている人が現状一番稼げている事実からもわかるだろう。

 

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