読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

踊るバイエイターの敗者復活戦

アルバイトやアフィリエイトを含めたネット広告からの収入で生計を立てる人に踊りながら(楽しみながら)生き抜くための知恵を紹介するブログ。多くのWebマーケターに読まれています。不定期19時頃更新。

詐欺師を追い詰める、からかうコンテンツの可能性がすごい

コンテンツ

f:id:asiaasia:20161019183847j:plain

架空請求業者に完全勝利した動画【石川典行】より

 

YouTubeやニコニコ動画など、動画投稿サイトで「架空請求」と入力し検索をかけると面白い動画がたくさん出てくる。

昔からニコニコ動画ではこうした架空請求業者に電話してからかったり矛盾を指摘する動画が人気だった。架空請求動画で人気者になった配信者もおり、動画サイトでは詐欺師を追い詰めたり、からかったりするコンテンツが1つの人気ジャンルになりつつある。

架空請求業者への電話で一躍有名になった「ミート源五郎」氏。現在は配信業を引退している。

 

YouTubeなど個人で架空請求業者をからかう動画なら、電話代だけしかコストはかからないので参入は容易だ。費用的、時間的コストをかけてコンテンツを作れば、他とは違う面白いものを作る事も出来るだろう。テレビ番組ではこういった詐欺師を追い詰める番組「ハンゲキ」が高視聴率を獲得したのは記憶に新しい。

 

需要があれば普及が進むのは当然であるが、現状はこうしたコンテンツを作る事によりコストとリスクの問題が生じている。ただ、この2つの問題さえクリアすれば、コンテンツメーカーとして一気にトップへと躍り出るチャンスがあると言える。

 

目次

 

ハンゲキとは?

「ハンゲキ」は弁護士や探偵で構成されるチームがお金を奪われた被害者からの依頼を受け、加害者を追い詰めるまでを放送する番組である。連絡の取れなくなった詐欺師も番組が依頼した調査チームが見つけ出し問い詰めている。被害者が泣き寝入りで終わることの多い犯罪にメスを入れ、多くの支持を集めた。

ハンゲキは加害者を追い詰めるまでの内容がエンターテイメントとしても面白いが、詐欺師の手口だったり、詐欺に走った代償を知り、お金に目が眩んで犯罪へと走るのを抑制してくれる働きもあると思う。

 

詐欺にも色々あるが、番組で出てくる詐欺師は結婚詐欺師が多かった。他にも投資詐欺だったり、今話題のウェブライター募集に応募した事で300万円以上のお金を取られた人もいた。

ウェブライター募集詐欺はこの放送回の最初で紹介される。

 

このウェブライター募集に応募した事で300万円以上を騙された女性の話は2つの点で複雑な気持ちになった。

 

1つ目は女性を騙す電話口の相手が「ヤギ」と名乗る30代男性だったという点である。

f:id:asiaasia:20161023014124p:plain

ウェブライター募集詐欺に「ヤギ」というと個人的にはサロンを開いているあの人しか浮かばないわけで、30代になったらこういう道に行くのではないかと心配になった。お金の優先順位が上がった状態でビジネスが上手く行かなくなれば、詐欺といった犯罪にも走りかねないだろう。

 

2つ目はこのウェブライター募集詐欺で追い詰められた加害者についてである。ここからは少々ネタバレになるが、この回では電話応対した「ヤギ」など詐欺師の本丸を追い詰める事は出来なかった。トカゲの尻尾、詐欺集団の末端である名義を貸す事で総額100万円程度の現金を受け取っていた若者にしかたどり着けなかったのである。

この男性は繁華街で中年男性に話しかけられ、免許証のコピーと戸籍、書類の運搬役になる事でお金を受け取っていた。その結果として、男性名義で会社や携帯電話の契約をされ、男性の住まいが書類の受け渡し住所に指定され、詐欺に加担する事になっている。

 

恐らくお金が無い状態でこういった「名義貸し」という簡単に稼げてしまう行為を知ってしまえば、多くの若者が犯罪へと加担してしまう可能性があると思う。この男性も夢があってその夢のためにお金を使っており、お金の誘惑には勝てなかった。

大人になれば「知らなかった」では済まされない事も多い。詐欺師を追い詰める、からかうコンテンツの普及はこうした若者を誤った道へ向かうのを抑止してくれる効果ももたらすだろう。

 

詐欺師を追い詰める、からかうコンテンツの現在

f:id:asiaasia:20161019184202j:plain

テレビなどスポンサーの付いた番組のコンテンツ

連絡が取れない、もしくは言ってもお金を返してくれない相手には、法律上の問題点や様々な証拠を突き付けて矛盾を指摘し返済を迫らなければならない。そのための手段として、ハンゲキでは法律上の問題点を指摘する弁護士と様々な証拠を集める探偵に番組が依頼している。

弁護士と探偵を動かすにはそれなりのお金が必要になるかと思う。探偵は調査期間によって費用は異なるかと思うが、両者を動かせば最低でも数十万円はかかるはずだ。詐欺の被害者がこうした調査チームを個人で作るのは費用だけではなく、時間的にもかなり負担が大きいかと思う。

 

ただ、エンターテイメント性を持たせ、テレビ番組というコンテンツにすればこうした費用は番組のスポンサーが出してくれる。手間の部分も制作チームに任せれば、被害者はディレクターの指示通りに動くだけで良いだろう。

詐欺師を叩くまでをエンターテイメントのコンテンツにする仕組みがもっと身近になれば、被害者が泣き寝入りしない、解決方法の1つとして利用しやすくなるはずだ。

 

ネットコンテンツ

公共の電波に乗せるテレビ番組は規制も多く、加えて、コンテンツの作成数に限界がある。また、テレビとなると、被害者も利用しにくくなるだろう。

そこでYouTubeやニコニコ動画、もしくはブログ記事でも良いが、個人が利用しやすい形でこうしたコンテンツの作成が需要として求められているかと思う。

 

スポンサーを集めるのが大変だとは思うが、知名度が上がれば広告効果を望まなくてもお金を出してくれる人は出てくるだろうし、自身の仕事へ繋げる、要は宣伝のために専門家が無償で相談を受け持ってくれるケースも出てくるだろう。

 

以前自分がネット上でトラブルを抱えた際、法テラスへの相談を考えた。しかし、法テラスはあくまで無料なので、広く浅くの回答、踏み込んだ回答を得る事は出来ない。弁護士でも専門分野があるので、その道のプロに相談しないと難しいと言われた事がある。

 

結局お金を払って専門家に相談する必要性が生じたが、その際相談に乗ってくれた人が無料でメール相談を受け付けてくれるサイトを教えてくれた。それが下記のサイトである。

YouTubeチャンネル

 

現状はまだまだ一般的ではないがスポンサーが得られたり、専門家が自ら自身の仕事へ繋げるためにこうしたネットコンテンツの普及は進むかと思う。

 

犯罪者を追い詰める、からかうコンテンツを作る上でのリスク

f:id:asiaasia:20161019184407j:plain

詐欺に限らないが、犯罪者やマナー違反者を追い詰めるコンテンツの需要は常に生じている。ただ、こうしたコンテンツを作る上でのリスクもある。大きく分ければ

▶ 更なるトラブルを生むリスク

▶ コストが回収できないリスク

以上の2つがあげられる。

 

更なるトラブルを生むリスク

犯罪者を追い詰めたり、からかう事で問題の解決どころか更なるトラブルが生じる可能性も出てくる。最初に紹介したミート源五郎氏も顔出しをしたり、簡単に特定されるような状態で架空請求業者をからかっていた。人気絶頂の時に生主を引退した事から、こうした業者に引退を強要されたと噂もある。

また、ハンゲキの場合も、加害者を晒し者にして金銭の支払いを要求する事から、逆恨みされる可能性も否定できないだろう。

 

コストが回収できないリスク

ハンゲキはフジテレビが放送しているが、次回の放送は未定となっている。番組は2016年4月以降放送がなされていない。内容を見る限りヤラセとは思えないし、弁護士、探偵を使って犯人を追い詰めても、詐欺師が交渉に応じないなど、テレビだからという理由で放送出来なくなったものも多いと思う。

放送で使えないボツのものが多くなると制作費だけがかさんでしまう。このまま残念ながら打ち切りになってしまう可能性も高い。

 

トラブルやコスト回収のリスクはネットコンテンツとして公開する際にも生じるリスクだ。

 

詐欺師を追い詰める、からかうコンテンツの可能性

犯罪とは言えないまでも、サロンを含めた情報商材屋や怪しいビジネスを叩くコンテンツはブログ記事でも人気のジャンルである。はてなブログでも過去にこういったコンテンツは何度か投稿されている。

しんま氏にはグッドエンジェル記事を公開する上で被害者からの情報も集まるようになっている。

この記事を読んだ人なら更なる追求を期待するだろう。ただ、更なる追求をする事でリスクを負うのはしんま氏だけである。しんま氏個人がしっかりとリスク管理できているなら問題はないが、第三者が安易におすすめするのは良くないと思う。

 

広い意味での詐欺師を含め、こうした犯罪者を追い詰めるコンテンツは高い需要がある。にもかかわらず普及が進まないのはコストとリスクの問題が大きい

記事や動画といったコンテンツを作るにしてもコストがかかる。大きなバズを起こす事はあっても労力に見合ったコスト分の回収が難しいのが現状だ。

また、コンテンツとして公開する上でのリスクもある。リスク管理をしっかりと行った上で公開する必要があるだろう。

 

コストとリスクの問題をクリアした犯罪者を追い詰める人気コンテンツメーカーの枠が現状空いている。人気コンテンツメーカーを目指している人はコストとリスク管理を行った上で、このジャンルへの参入を考えてみても良いだろう。

 

スポンサーリンク