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踊るバイエイターの敗者復活戦

アルバイトやアフィリエイトを含めたネット広告からの収入で生計を立てる人に踊りながら(楽しみながら)生き抜くための知恵を紹介するブログ。多くのWebマーケターに読まれています。不定期19時頃更新。

ニコ生など動画配信からの収入で、長期的に生計を立てる方法

ニコ生

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素顔を隠し、マスク姿で配信する大手生主の横山緑氏(暗黒放送 船橋で駄菓子を食う放送より)

 

ニコ生の有名配信者は、銀行口座を晒してリスナーから現金を振り込んでもらったり、グッズを売るといった行為を除くと、

▶ ニコニコチャンネルからの収入

▶ ニコ生関連イベントの出演料

▶ 商品やサービス、お店の宣伝料

が主な収入源となっている。

 

ニコニコチャンネルといい配信者に課金してくれるのは基本的に「囲い」と呼ばれるファンであると言える。ただ、収入源を絞れば絞るほど、収入以外のリスクも高まるので、長期的に収入を得たいと考えているなら、少数の太い囲いに頼り過ぎない収益構造を構築する事が大事になるだろう。

 

ニコ生を使って稼ぐには?

ニコニコチャンネル

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http://jin115.com/archives/52115046.html

 

ニコ生というプラットフォームから収入を得る方法としてニコニコチャンネルというものがある。チャンネル運営者は金額を指定して、その額をユーザーに課金してもらう事により収入を得ている。

チャンネル運営者はユーザーが課金した料金から事務手数料(14%)と消費税(8%)が引かれた額の83%を貰う事が出来る。つまり、チャンネル登録料が1000円の場合、1000円から事務手数料と消費税を引いて780円、この780円のうちの83%、647円が収入となる。

ユーザーの課金した金額ベースで見れば約64.7%がチャンネル運営者の取り分となるわけだ。

 

動画と配信における需要の違い

YouTubeやニコニコ動画は再生数などに応じて収入を得ることが出来る。

ニコニコ生放送では、こうした再生数や来場者数に応じて報酬を貰うシステムはない。

また、動画と配信では求められているコンテンツが違う。配信ではリアルタイムでユーザーの需要に答え、自身の日常・人生をコンテンツにする事で囲いを獲得するケースが多い。

 

ニコ生の大手配信者である横山緑氏やNER氏もテレビで放送できないような配信や自身の日常・人生をコンテンツにする事でで人気を掴んできた。テレビで放送できないような配信としては過激なものも多い。

2人とも30代後半で、ビジュアルも悪くはないがこれだけでは集客が難しい。ただ、年齢を重ねているだけあって様々な経験をしているし、日常もリスナーが求めるような波乱に満ちている。

 

横山緑氏は元AV男優で、女性配信者と付き合い、子供を2回堕胎させた事もある。これらが発覚した時は放送も荒れた。現在は購入した美顔器に陰毛が入っていたと放送で発言した事で、メーカーから名誉毀損の訴えを起こされている。

 

NER氏は紅白出場歌手である仲宗根美樹の息子でフリーター時代に配信を始めている。その後、ユーザーに内緒でオークション代行会社を設立するも1000万円以上の借金を抱えている。家賃の滞納で全保連から裁判を起こされた事もあり、トラブルが生じる度に配信にてその説明を行っていた。

2人とも配信という形で日常をシェアし、ストーリーが台本ありきの動画とは違った面白さがある。こうした面白さで多くのファンを抱える事に成功しているのだ。

 

ニコ生の大手配信者の収入源

多くのニコ生配信者はチャンネルからの収入だけで暮らしているだけの収入を得ることが出来ていない。人気配信者である横山緑氏でも月額1080円のチャンネル登録者が500人程度である。つまり、横山緑氏の取り分は1080×500×0.647となるので約35万円である。暮らしていくには十分かもしれないが、トップ配信者の収入としては他の媒体に比べると多くはない。

 

ただ、大手配信者になればニコ生以外の仕事を得ることも出来る。横山緑氏もニコ生を運営するドワンゴのイベントに出たり、他の企業チャンネルへ出演している。自身のチャンネル以上の収入をニコ生関連の出演料で得る事が出来ているだろう。

 

また、ニコ生関連以外でも大手配信者になれば外部から仕事の依頼が来るようになる。横山緑氏は最近新宿のアイドルカフェから仕事の依頼があり、この店の1日店長をやっていた。


YouTuberもそうだが、こういった動画配信者は集客する媒体を持っているという強みがある。こういった自身のプラットフォームで配信すれば、出演料だけでなく、制作費や広告費も独り占め出来るのだ。大手配信者で集客や購買力アップを見込め、企業のイメージを落とさない好感度が高い人であれば10万円でもこういった依頼は来るだろう。

 

人気YouTuberのはじめしゃちょーも最近は「シーブリーズ」というボディケア商品とタイアップ動画を配信している。

勝手な予想になるが、シーブリーズ(資生堂)が広告料として払った額は

はじめしゃちょー:150万円

プロレスラー:20万円ずつ

だと見積もっている。

プロレスラーは拘束時間も3時間ぐらいかと思うので、割の良いバイトになるだろう。動画を見ると、プロレスラー2人は終始テンション高めの上機嫌で仕事をこなしてくれているように思える。

はじめしゃちょーはプラットフォームの提供や会場のセッティング、動画編集作業も行っている。100万円を越えても、広告を出したいと思っている企業は多いはずだ。この広告の再生数も100万回を超えている。

 

外部からの仕事もニコ生の大手配信者なら、月に10本以上貰う事も出来るだろう。ニコニコチャンネルといった直接的なものではなく、ニコ生を利用した間接的な仕事で月50万円以上稼ぐ事は可能なはずだ。

 

確かに、ゲーム配信者であれば、外のイベントよりもインドアな配信を続ける事で収入を得ている人がほとんどかと思う。ただ、ゲーム配信者以外の人気配信者となれば、純粋にニコ生からの収入だけで生活している人というのはほとんどいないように思える。

 

ニコ生で有名になることで、ニコ生外の仕事が増え、この収入が多くの配信者を支えているようになっているのだ。

 

動画配信で稼ぐ際のリスク

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動画配信で稼ぐことを重視すれば、チャットレディー、チャットボーイに似た形式のサイトで配信した方が良い。つまり、動画を見ている人がすぐに課金できるような仕組みを持ったサイトである。動画配信者に直接課金できる配信サイトとして最近よく話題に上がるのはアフリカTVふわっちだろう。

 

ビジュアルで勝負の出来る若い男性、女性は簡単に課金できる仕組みのある配信サイトの方が稼ぐことが容易だ。実際、こういった簡単に課金できる仕組みをもった外部の配信サイトへニコ生の配信者の多くが流れている。

 

ふわっち

ふわっちは「動画・ラジオの生配信で稼ごう!」とあるように、配信者がお金を稼ぐ事を前提にサービスの提供をしている。リスナーが送ってくれるアイテムのポイントによりランキング順位が決定されるため、閲覧者の数よりも如何にして太い客を掴めるかが重要になる。

 

試しに、ふわっちのトップページに表示されていた人気リスナーの配信を見てみると、1個あたり540円分のポイントが貰える「花火」というアイテムがどんどん配信者へと送られ、配信者はアイテムを貰う度に喜びの歌を歌っていた。その人の場合は1時間程度の配信時間で既に花火だけで20個、他のアイテムを含めると約1.4万円分のポイントを獲得していた。

1時間配信してここまでのポイントを貰えるのは人気配信者だけに限られるだろうが、稼ぐことを重視すればニコ生よりも容易だと言えるかもしれない。

 

動画配信者と囲いの関係で生まれるリスク

ただ、このように直接課金といった形で太く囲われると、その囲いの影響力が非常に強くなる危険性がある。スポンサー、太客とも言うが、配信者はお金を払ってくれる囲いに嫌われないようにするため、ある程度こうした囲いの意向を汲み取らなければならなくなるのだ。

女性配信者の囲いは他の男性配信者とコラボする事も嫌がるし、積極的な囲いならリアルで会うことも求めたりもするだろう。そうなれば他のリスナーは離れて行くので、結果的に配信では食べれなくなり、一部のファンに食べさせてもらうような形になってしまう。

一部の囲いに養ってもらっている状態になってしまえば、その囲いに見放されたら終わりである。ここから愛人に近い関係が生したケースも既に出ているだろう。

 

また、アイドルとそのファンはインターネットによってその距離が近づいたとも言われている。距離が近づいた事で、アイドルは昔よりも明確なレスポンス(反応)をファンから要求されるようになった。これも大きなリスクだと言える。

最近のアイドルめった刺し事件で容疑がかけられている岩崎容疑者もアイドルからAV女優まで様々な囲いをやっていたとされる。そんなアイドルの中でも、めった刺しにするまで殺意が湧いたのはプレゼントの拒否やTwitterのブロックもされ、見返りを得られなくなったという理由が良く言われている。

 

少数の太い囲いよりも、多数のライトな囲い

稼ぐことを重視すればライトもしくはヘビーな囲いを如何にして集めるかが重要となる。特に、大金を課金してくれる太い囲いを獲得すれば、収入も一瞬にして大きく伸びるだろう。しかし、相手が求めているであろう見返りをきちんと把握しなければならない。それに答える事が出来無さそうであれば、最初からある程度の制限を加えた方が良いだろう。

 

収入源が少ないのは当然リスクも大きい。従って、太い囲いから大きなお金を得るよりも、ライトな囲いを増やさなければならない。配信者としては、リスナーの要望を受け、ラジコンとなって日常や人生をシェアしてくれる人が今後も求められるだろう。

ライトな囲いが増えれば、当然配信外収入も増やす事が出来る。収入源をニコ生関連及び外部と上手く分散する事で、収入が無くなるといったリスクは低くなると個人的には思うのである。

 

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