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踊るバイエイターの敗者復活戦

アフィリエイトを含めたネット広告やアルバイトからの収入で生計を立てる人に、踊りながら(楽しみながら)生き抜くための知恵を紹介するブログ。多くのWebマーケターに読まれています。不定期19時頃更新。

個人ブログが生き残るための新しいSEO対策

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en.wikipedia.org

 

検索上位表示の難易度はクエリ(キーワード)によって大きく異なる。

個人ブログの場合、収益性だけでなく、需要と供給の差に注目してコンテンツを詰めていくのが良いだろう。ユーザーの満足を得られるようなアクションを得られれば、ブラックハットを用いて評価を偽装したコンテンツが現れても、コストをかけずに対抗する事が可能だ。需要が高まる前に実績を積み上げておくのである。

 

収益性が見込めるかどうかはアフィリエイト広告の有無だったり報酬ですぐにわかる。ただ、需要の伸びを察知するのは世間の雰囲気だったり、個人ブログといった小さなメディアでしかキャッチできないような変化を拾い上げていく必要がある。

そのためブロガーなら、広い範囲でのアウトプットを行うブログと専門性の高いサイトを作るといった方向性の異なるメディアを同時に2つ運営していく事を考えた方が良い。

 

アクセスが減少するとGoogleの評価が下がったと勘違いする人もいるが、アクセスはあくまでもユーザーの「需要」に依存している。アクセスや収入の稼げるクエリで上位表示する上でも、需要の伸びを期待してユーザーに満足してもらえるようなコンテンツを作成する先見性が求められるようになってきていると言えるだろう。

 

この記事では、

▶ ユーザーエクスペリエンスとユーザーの満足

▶ 現在も有効なブラックハットSEO、コンテンツSEO

といった現状についての説明から

▶ 個人ブログの「お宝」クエリを狙ったSEO対策

にまで分けて、詳しく説明していきたいと思う。

 

目次

 

ユーザーエクスペリエンスとユーザーの満足

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最近のGoogleでは、コンテンツにおけるユーザーエクスペリエンス、要はサイトに訪れたユーザーの体験が考慮され、検索順位が決まっているという考え方がある。

GoogleはアプリやGoogleChromeといったブラウザでユーザーの行動(体験)をデータとして取得する事が可能になった。機械学習が用いられているランクブレインというアルゴリズムについても、こうしたユーザーのパーソナルな行動を全体に反映させている可能性が指摘されている。ユーザーの行動から、実際に満足したかどうかをGoogleはある程度まで判断できるようになったと言っても良いだろう。

 

ユーザーエクスペリエンスが出てくる前はユーザーが満足「しそうな」コンテンツが検索上位に表示されていた。満足しそうなコンテンツとは実際にユーザーが満足するかどうかよりも、被リンクが付いた外部評価の高いものである方が上位表示には重要だった。ユーザーが満足したかどうかは関係なく、外部評価が高く信頼性のある、あくまでも「満足しそうな」コンテンツが上位に表示されていたのである。

しかし、バズによるQDF*1といった一時的なものは除き、最近は外部評価が高いだけで検索上位に表示されることは少なくなった。外部評価だけの上位表示も一時的なものであり、長期に渡って上位に固定されるには、ユーザーエクスペリエンスを通した満足が高まるのが前提になっているように思う。

こうしたアルゴリズムが導入されてからはユーザーを「満足させそう」なコンテンツだけでなく、「ユーザーを満足させた」コンテンツも評価されるようになり、検索上位に表示されるコンテンツの多くが入れ替わったのである。

 

よく言われる「良質なコンテンツ」だけでなく、ユーザーが満足というと抽象的な表現になるので、より正確に表現すると、ユーザーの満足がGoogleに伝わるような内部構造と述べる事が出来る。

もちろん、満足の偽装も可能であるが、その場合、偽装というよりもGoogleへユーザーの満足が伝わりやすい内部構造と言った方が近い。故意的な満足の偽装はビッグワードほどコストに見合わなくなるため、ほぼ不可能と言っても良いだろう。

 

現在も有効なブラックハットSEO、コンテンツSEO

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GoogleにおけるSEO対策として、現在も十分なアクセスや収益をあげているサイトでは

▶ アフィリエイトサイトで用いられている中古ドメインなどを使った自演リンクで評価を偽装する「ブラックハットSEO

▶ キュレーションサイトが用いているようなビッグワードを狙い、内部でのキーワードにおける網羅性を高める「コンテンツSEO

以上の2つが主流となって用いられている。

 

ユーザーを「満足させそうな」評価の高いコンテンツ、及び「ユーザーを満足させた」コンテンツを作る事が現状も有効なSEO対策である。

 

ブラックハットにより評価を高めれば「ユーザーが満足しそう」なコンテンツへと偽装する事が可能である。情報の真意はともかく、網羅的に情報があれば「ユーザーを満足させる」事も出来るだろう。

前者については確かにGoogleによってある程度の対策がなされるようになっているが、未だに有効である。ただ、上位表示ではなく、初動を早めるための施策として、2、3ページ目まで上げるために使われる事が多くなった。

後者についても、内部構造に問題があるキュレーションサイトなど特定サイトでキーワードの順位は落とされたものの、対策次第でアルゴリズムの捕捉を受けず、十分なトラフィックを集める事が可能だ。

 

これらブラックハットSEO、コンテンツSEOについて問題があるとすれば、いずれもある程度のノウハウの蓄積や資金力が必要となっており、個人ブログが今から始めるのは難しいという点があるだろう。

上記のようなノウハウや知識を持たない個人ブログの場合、同じようなプラットフォームで大きな供給が生じていないクエリ(キーワード)をアウトプットを通して探すことから始めるべきだ。

これがフレッドアップデートといったGoogleの新しい方向性やユーザーの満足を生むようなホワイトハットの本質的な部分で、最もコスパの高い正しい方向である。

 

個人ブログの「お宝」クエリを狙ったSEO対策

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同じようなプラットフォームで、コンテンツの供給があまり生じていないクエリとしては

▶ 目を付けている人がいない

▶ ユーザーの需要が生じていないクエリ

以上の2つのケースが考えられる。

 

需要があるのに、同じようなプラットフォームで目を付けている人がいないクエリとしては商標系のクエリが多かった。しかし、商標系クエリはお金を目的としたコンテンツを嫌うGoogleの方向性として難しくなっている。

今後も公式優遇のクエリが広がっていけば、労力的なコストは増加するだろう。

 

供給少ないため、上位表示されやすく、かつ稼げるようなクエリは「お宝クエリ」とも呼ばれる。お宝クエリを見つけるには、初心者の場合、検索結果を見るだけでは難しい。やはり、アウトプットという形で記事を投稿し、サーチコンソールなどから拾い上げていくのが良いだろう。

 

お宝クエリの発見は個人ブログが有利

大規模サイトになるとキーワードが膨大になるので、すでに需要のあるクエリにしか目がいかない事が多い。しかし、小規模のサイトでは、キーワードが少ないため、ニッチなクエリも明確になる。ニッチなクエリの中にお宝クエリが混ざっている可能性があるのだ。

 

ニッチなクエリを見つける上ではアウトプットの量を増やすことは必須になる。稼げているブロガーは他にはないクエリを狙った珍しいキーワードに標準を合わせた記事をとにかく投稿している。雑記ブログは儲からないと言われているが、こうしたキーワードで当たりを引いているブロガーは収入を伸ばすことに成功しているのだ。

トピックの広げ易さは個人ブログの強みでもあるだろう。

 

もちろん、闇雲に低品質な記事を投稿することはおすすめできない。ただ、SEOに関する知識が足りないからとインプットに偏るよりは、お宝クエリを探すためのアウトプットに集中した方が稼ぐための近道になるのは間違いない。

 

需要が高まる前のクエリを狙うことのメリット

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お宝クエリを含む「需要が高まる前のクエリ」を狙うと

▶ ライバルの供給が高まる前に、ユーザーエクスペリエンスを含めた評価を積み上げる事が出来る

▶ 評価を積み上げた結果、検索上位表示の維持コストが低くなる

以上のような利点がある。

 

儲かるクエリという事がわかると、多くの人が同じキーワードで検索上位表示を目指しコンテンツを投稿するようになる。しかし、ユーザーの需要が高まる前に、クエリで記事を書きインデックスされていれば、ライバルサイトよりも多くの評価を獲得できる。

他にコンテンツが無いので、ユーザーエクスペリエンスを含めた評価をもらえる機会を独占できるのだ。

 

需要が高まる前にコンテンツを詰めて成功したブログとしては「パーソナルトレーニング」のキーワード等で上位表示しているRYO氏のブログがあげられる*2

 

ライザップがブームになったように、近年パーソナルトレーニングという分野の需要は日本で大きくなっている。この分野でいち早く情報を発信していたRYO氏は先行者利益を享受する事に成功し、月に数百万円の売り上げを達成した。

儲かるという事がわかると、コンテンツをコピーしたり、同じようなクエリをなぞるように投稿するサイトも増えるのはどこのジャンルでも同じである。しかし、RYO氏のサイトにおけるキーワードの優位性は変わっていない。現状も上位表示がなされている。

 

サイト運営者によるコンテンツの供給が高まる前に、ソーシャルを含めた外部のリンク、客観的にわかりにくいユーザーエクスペリエンスの部分でも評価を積み上げておけば、先行者利益を享受する事が出来るのだ。


儲かっているサイトを真似て記事の投稿を行う人は多いが、同じクエリを狙った場合、先に記事を投稿していた方がよりメンテナンスも楽になる。コンテンツや外部評価をより優位にしなければ、先に投稿した記事よりも上位を取ることが難しい。

 

先にクエリを埋めておくことの重要性はGoogleの重視するオリジナリティの面でも高いと言えるだろう。内外部の評価を高めるノウハウを持たない個人が他サイトの真似ばかりする行為はコストパフォーマンスを考えても良いとは言えないのだ。

 

あるブロガーが狙ったクエリ

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twitter.com

 

確かに、今後需要が伸びるキーワードかどうかを予測することは難しい。とはいえ、コスパの悪いクエリというのはある程度見極める事が出来る。

あるブロガーの失敗から避けるべきクエリの一部を紹介したいと思う。

 

ネット上で少しずつ話題になっている「バチェラー」というドキュメンタリー番組がある。ショッピングサイトであるAmazonで配信され、Amazonプライム会員であれば無料で見ることが出来る番組である。

無職のうさぎたんというブロガーはこの「バチェラー」に関する記事を書き、たまたまこのクエリで1位を取ることに成功した。トラフィックもある程度得ることが出来ただろう。

 

こうした成功体験を経験したせいか、ここから周辺ワード、複合ワードで流入を増やそうと、うさぎたんはバチェラー関係の記事を相次いで投稿した。確認しただけでも、現在までに11つの記事が確認できる。

バチェラーのキーワードはトラフィックを集める事によるクリック広告以外にも、紹介料として500円もらう事が出来るAmazonプライム会員の登録アフィリエイトへ結び付ける事が出来る。なぜならバチェラーはAmazonプライム会員でしか見ることが出来ないからだ。

しかし、「バチェラー」というクエリを狙う方向性はコストの面で割に合わなかったはずだ。お宝クエリとは言えない要素が多い。

 

まず、エンターテイメント系のキーワードについては「トレンド」とも呼ばれ、急激に需要が高まってアクセスが集まった後、徐々に検索回数が減り、アクセスも下火になる。確かに、バチェラーについては配信が決定されてから徐々に需要が高まり、一般的なトレンドワードよりも長い期間検索ボリュームを維持している。配信してから現在も新しいエピソードが追加されており、かつネットでも度々話題になっている。キーワードの世間における需要は現在も高まっているだろう。

 

それでも中長期で見ると需要としては不透明と言わざるをえない。久保裕丈氏の次のバチェラーの放送が決まっていれば別だが、現状としてそのような情報もない。

間を挟まず新しいバチェラーが決まり、関連のプロモーションが連続してなされないとこれ以上の検索需要を保つ事は出来ないだろう。

渋谷で行われたバチェラーのプロモーション。この頃が検索需要のピークだったように思う。

 

また、商標ワードという点で、もう少し内外部の評価を高めなければ上位表示の維持も難しいといったデメリットもある。バチェラーという商標ワードはまだ新しい。今後は公式ページのあるAmazonのドメインがより強くなっていくはずだ。上位表示させるためにコストも当然増えてしまうだろう。

 

お宝クエリを見つけたら?

上位表示されやすく、かつ稼げるようなお宝クエリを見つけたら

▶ カテゴリーの1つとして、「既存のサイト内でクエリに関するコンテンツを充実させる

▶ お宝クエリを主軸とした「新しい専門性の高いサイトを作る

以上の2つの方向が考えられる。

 

どちらの方向で行くかはケースバイケースである。ポイントとしては

▶ 既存サイトは外部評価が付きやすいか?

▶ テーマを広げ過ぎて低品質なコンテンツが多くなっているか?

▶ クエリに対し、いくつものコンテンツを投稿して情報を充実させる必要があるか?

の3つが判断基準になるだろう。

 

リピーターが増え、外部評価の付きやすくなっているブログなら、既存サイト内でコンテンツを充実させた方が良い。

テーマを広げ過ぎて、低品質なコンテンツが多くなっていたり、クエリに対し、いくつものコンテンツを投稿して情報を充実させる必要があるなら、クエリを狙った専門サイトを新しく作った方が良いだろう。

ここでいう低品質なコンテンツとは、内外部の評価でも、特に外部の評価が付いていないようなコンテンツによるものである。テーマがバラバラで頻繁にバズが起こらないようなサイトの場合、Googleからの流入が殆どないようなコンテンツがサイトを占有してしまう事もある。そうなると、上位表示の維持は難しくなるので、新しいサイトを作成した方が良いだろう。

もちろん、これら以外にも、メンテナンスの容易さを考えると、きちんと設定された新しいサイトが断然有利だ。

 

また、「既存のサイト内でコンテンツを充実させ」たり、「新しい専門性の高いサイトを作る」場合も、リソースを注ぎ過ぎるのは良くない。なぜなら、自分がお宝と判断しても、収益については不透明な部分は多いからだ。

 

数年にわたって収入を成長させているアフィリエイターの多くは、こうしたクエリを設定しても、初めから多くのリソースを1つのサイトに注ごうとはしないと思う。ライトなサイトをたくさん作り、上手くいったものにリソースを注ぐようにするのだ。

アフィリエイト歴の長いアフィリエイターでも新しいサイトを100%成功させることは出来ない。計画をきちんと設定し、上手くいかなければ閉鎖(もしくは放置)したり、方向性の大きな変更を行う必要があるだろう。

 

個人ブログのサイト運営戦略と新しいSEO対策

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ブロガーの場合、広い範囲でのアウトプットと専門性の高いサイトを作るといった方向性の異なるメディアを同時に2つ運営していく事がクエリを拾い上げ、それを伸ばしていく方法としてもっとも有効である。加えて、成長しなかったり、成長が止まったら、主観的な判断で突っ走るよりも、第三者の意見を入れつつ修正の余地は残しておいた方が良いだろう。

 

ブロガーの多くはアクセスが減少するとGoogleの評価が下がったと勘違いするが、アクセスはあくまでもユーザーの「需要」に依存している。検索結果で1位に表示されても、需要が減ったり、無くなれば当然アクセスは減少する。需要は一定ではなく、多くのクエリにおいて季節、月ごとに大きく変化する。

こうしたクエリにおける需要を見て、必要な情報を必要な時期までに提供していく事が、アクセスや収益を集めるSEO対策の本質的な部分である。アクセスや収入の稼げるクエリで上位表示する上では、需要の伸びを期待してユーザーに満足してもらえるようなコンテンツを作成する先見性も求められていると言えるだろう。

 

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*1:新鮮さ評価のクエリ等とも呼ばれ、ソーシャルを含めたネット上話題になっている記事を優先して上位に表示するアルゴリズム

*2:勘違いしている人も多いが「パーソナルトレーニング」は商標ワードではない。商標ワードとは企業名、サービス名、商品名などの事をいう