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踊るバイエイターの敗者復活戦

アルバイトやアフィリエイトを含めたネット広告からの収入で生計を立てる人に踊りながら(楽しみながら)生き抜くための知恵を紹介するブログ。多くのWebマーケターに読まれています。不定期19時頃更新。

新興国における貧困と日本では貧しい人ほどリスクを取らなければならない理由

貧乏 タイ

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(コンビニを経営する両親の仕事を手伝うタイの子供)

 

日本ではアルバイトでも東京にさえ行けば月30万円の収入は難しい事ではない。

以前自分は引っ越しのバイトをしていたが、繁忙期ともなれば給料が月40万円を超えていた。しかも、引っ越しバイトの場合、最低限の動きが出来れば仕事にどんどん入る事が出来る。バイトの採用率もほぼ100%で、住民票等身元の確認出来るものがあれば誰でもそこで働く事が出来た。

 

確かにシーズンを抜ければ仕事は減るが、他の仕事と兼業すればバイトで年収400万円も十分に見えてくる。もちろんそれなりにハードな生活にはなるし、年を取れば仕事の幅は狭まるとは思う。

 

日本ではこうした稼げるバイトは引っ越し屋のバイトに限らない。

基本的には3K(汚い、危険、キツイ)と呼ばれるような仕事が主になるが、一般的に若者が本気でお金を稼ぎたいと思えば稼げる環境にあるし、こうした仕事は世間が考えている以上に余っているのが日本の現状である。

 

日本では富裕層になることは難しくとも、普通の人並みに稼ぐことは何ら難しい事ではない。これが新興国ではそうはいかない。日本とは違い成り上がる手段は限られ、貧困家庭が平均並に稼ぐことさえ難しくなっている。

 

この記事ではタイにおける格差と貧困から成り上がる方法、日本では貧しい人ほどリスクを取らなければならない理由を詳しく述べて行きたいと思う。

 

目次

 

タイにおける格差

学歴やコネが関係の無い仕事で、これほどの収入を得る事が出来る国は世界を見てもごくわずかだ。人口比で言えば、10%以下だろう。特に発展途上国ともなれば、こうした仕事で大卒の給料を越える仕事にありつけるなんて事は殆ど無い。

 

タイの首都バンコクには地方からたくさんの人が集まって来る。

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バンコクのファランポーン駅。日本で言えば東京駅のような主要駅で、タイの地方や周辺諸国からたくさんの出稼ぎ労働者がやって来る。)

 

バンコクでの仕事がいくら田舎よりも給料が高くとも、そんな彼らが貰える給料は月3万円程度。仕事も炎天下での肉体労働など3Kと呼ばれる仕事が主である。

貧しい地方で生まれ、価値付く不動産も持たない大多数の人達は、地区でも有数の進学校で優秀な成績を修めない限りは学費のサポートを受けるのも難しい。大学への進学も諦めなければならなず、高給な職へ就く事も難しくなるのである。

 

上でも述べたように、日本ではアルバイトでも大卒レベルの給料を稼ぐ事は不可能ではない。しかし、タイでは豊かになる人はどんどん豊かになっているのに最低日給は抑えられたままなため、ホワイトカラーと呼ばれる仕事の給料とはあまりにもかけ離れ、今もなおその差は広がっている。

例えば、バンコクにあるコンビニの時給は150円程度。こういったアルバイトでは、月3万円稼ぐにも200時間働かなければならない。

 

タイで学歴のない人が成り上がる方法

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ここまでの話を聞いただけではタイ社会での成り上がりは不可能だと思われるかもしれない。しかし、地方から来る学歴の無い貧しい人でも、収入が一気に人口の上位10%の富裕層に入る方法があり、実際にタイでは多くの女性が実現している。

気づいている人は多いと思うが、タイでもっとも手っ取り早く成り上がる方法は「夜の世界」で体を売って働く事である。

フリーの売春婦となって、ディスコや日本で言うところの出会喫茶で客を探したり、ゴーゴーバーと呼ばれる風俗店の一種で雇用され働く人も多い。

 

上では月3万円稼ぐ事も難しいと述べたが、バンコクの人気ゴーゴーバーでは無断欠勤が無く、ほぼ毎日出勤すれば月に20万円程度の給料を貰う子もいる。これに客からのチップが加わる。このチップによる収入は国も把握できていない。

それでも日本人からも人気のある子になれば月収30万円以上は貰っていると考えた方が良いだろう。

 

なぜ彼女たちがこのような収入を得ることが出来るのかと言えば、それは収入の多い外国人からお金が流れるためである。

タイでは月収が12万円を超えると富裕層(人口の上位10%)に分類されるが、日本や欧米の比較的豊かな国でこのぐらいの収入を得ることは難しい事ではない。彼女たちは豊かな外国人の水準で収入が得られるため、貧困層から抜け出す事が出来るだけでなく、富裕層へ入り込む事も出来るのだ。

現に夜で働く女性の多くが富裕層のシンボルでもある車やブランド品、上位クラスとなればマンションまで持っている。

 

タイ人男性が成り上がる方法

ではタイ人女性に対して男性はどうだろうか?

タイにも女性向けのホストクラブのようなものがあるし、ゲイやニューハーフといった同性愛者の割合が他国に比べて多い事から、男性も夜の世界に入るのがもっともお金持ちになるには手っ取り早いと思うかもしれない。しかし、女性に比べて男性の需要は断然少ない。

 

女性を利用してお金を得る男性も確かにいる。自分の子供を夜の世界に入れて仕送りを貰う父親も入れば、女性のヒモになったり、暴力や薬を用いて女性を身体的、精神的に支配し、女性からお金を奪っている男もいる。自分も実際にそういう女性を見たことがある。

ただ、割合的にはそこまで多くない。男性が成り上がるのは、タイ社会においては女性と比べると圧倒的に難しいのだ。

 

日本における貧困層が成り上がるには?

特に男性の場合は、新興国の貧しい家庭に生まれれば、そこから成り上がるのは極めて難しいと言わざるを得ない。幸せかどうかはともかく、お金を稼ぐ環境という意味では、日本に生まれただけでもかなり恵まれていると言える。

 

確かに、日本でも格差は広がりつつあるし、貧困から抜け出せない人もいる。それでも学歴や信用の無い人でさえ、新興国におけるエリートの数倍は稼ぐ事が出来る。日本に生まれただけでこういった機会が与えられている以上、生かさなければ損だ。

 

日本で貧しい生活をしている人も、その収入により物価の安い海外で暮らす事が出来れば、比較的余裕のある生活を送る事が出来るのは誰でも想像出来るだろう。それは以前の記事でも述べている。

 

日本の水準で稼げるようになれば、物価の安い国では富裕層となる。そこが成長国なら、投資を積極的に行う事で日本よりも早いスピードで資産を増やす事も出来る。

もちろんリスクがある事を否定しないが、物価の差により投資へと回せる資金を増やせるのは、将来的に見ても非常に有利な環境だと言える。

 

日本が豊かで無くなる前にすべき事

最近「日本みなが思ってるほど豊かな国ではない」という論調の記事をよく見かける。日本、しいては日本人の世界における相対的な価値もどんどん下がっている。

 

これからも日本と新興国の差はどんどん縮まり、豊かな国では無く普通の国になるだろう。 しかし逆に考えて、新興国が日本に追い付くぐらいの成長が保証されるのであれば、投資する側としては資産を大きく増やすチャンスと言える。

 

先日三菱自動車もタイの連結子会社ミツビシ・モーターズから配当金449億円を受け取ったと発表している。このように日本も海外と比べて高い収入水準にあるうちに成長国へ投資をすれば、現在の労働対価を将来に渡って大きく膨らませ、大きな還元を受ける事も出来る。449億円という数字が少ない数字ではないことは多くの人も理解出来るだろう。

 

これは個人や法人だけでなく、国レベルでもそうだ。事実、現在日本よりも豊かな収入の高い水準にある金融国家の多くが実践している。

 

現在は日本の貧困層でさえも世界的に見れば大きな対価を受け取っている。日本という国に守られたこの労働市場も新興国とどんどん差がなくなって行くのは今後避ける事は出来ない。

新興国との格差が縮まる前に、貧しい人ほどリスクを取った方が良いのは言うまでもないだろう。

 

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