イオンネットスーパーはイオンが展開するネットスーパーである。生鮮食品がスーパー並の価格で販売され、地域によっては送料無料で自宅に食材を配送してもらえる。
実際に商品を見た方がその安さも実感できるはずだ。本当に、店舗並の安さで販売されている。
また、決済方法を工夫すれば、5%以上の還元も受けられる。
確かに、お客さま感謝デーの適用や閉店前になされるような割引はない。それでも移動のコストを抑えられる点で、1人暮らしからお年寄りまで利用価値の高いサービスだと言える。
この記事では
▶ イオンネットスーパーの使い方
▶ イオンネットスーパーで適用できる還元サービス
から、以上を踏まえた上での
▶ イオンネットスーパーをオトクに使える人
まで詳しく述べていきたいと思う。
ちなみに、新規会員登録を行い、翌月末までに配送が完了したら、200ワオンポイントがもらえるキャンペーンも行われている。この機会にネットスーパーの利用も検討した方が良いだろう。
イオンネットスーパーの使い方
イオンネットスーパーを使う前に、まずは配送先(自宅)がサービス対象エリアであるかどうか確認しなければならない。しかし、イオンネットスーパーの場合、配送可能かどうかの判断が、郵便番号による検索ではできない。従って、最寄りの店舗が表示されたら、そちらの代表電話番号へ電話し、自分の住所へ配送可能かどうかを聞いた方が良い。
電話を避けたいなら、配送可能エリアかどうかを調べるために、新規メンバー登録まで進めるしかない。
イオンネットスーパーの新規メンバー登録
イオンネットスーパーを使うには新規メンバー登録をしなければならない。
商品を予約したり、トップページ左上にある「新規メンバー登録」のボタンを押せば、登録作業をすすめられる。
トップページ左上の「新規メンバー登録」ボタン
基本情報登録では
・イオンスクエアメンバーID
・パスワード
・PCメールアドレス
・名前
・ニックネーム
・電話番号
・生年月日
・性別
・郵便番号
・住所
を入力する。イオンスクエアメンバーID、パスワード、ニックネームは自分で決める。住所はもちろん、配送してほしい場所を入力する。
配送可能エリアか、配送料がかかるエリアか調べる方法
新規メンバー登録後、イオンスクエアメンバーIDでログインすると、ページの左下部、カスタマーセンター電話番号の上に「配送先エリアはこちらをご確認ください。」という文章がある。
赤文字の「こちら」をクリックすると、配送可能エリア一覧が表示される。そのページ内で住所を検索すると、「配送可能エリアかどうか?」「配送料が無料にならないエリアかどうか?」がわかる。
住所が大阪府大阪市浪速区難波中3丁目なら「難波中」でブラウザのページ内検索をしてみよう。
配送時間と配送料
配送時間はエリアによる。都市部では細かく設定されており、1日6便以上、19時以降での受け取りも可能になっている。
配送可能時間は地域や最寄りの店舗によって異なる。
遅い時間でも受け取りが可能なら、1人暮らしの会社員も利用しやすいだろう。ついつい増えがちなコンビニでの商品購入を避ければ、時間もお金もかなり節約できるはずだ。
ただし、イオンネットスーパーも最寄りのイオンが自宅から遠いと、配送自体が不可になったり、注文額が大きくとも配送料が無料にならなかったりする。
配送自体が不可だと、別のネットスーパーを利用するか、ネットスーパーの利用自体を諦めるしかない。配送料が有料な場合は、手間を考えたら積極的に利用を考えても良いだろう。
イオンネットスーパーで適用できる還元サービスと適用されない還元・割引
イオンネットスーパーでは
・代金引き換え(イオングループの商品券)
・WAON
・クレジットカード(デビットカード)
が利用できる。
代金引き換えを選択すればイオングループの商品券も使える。ただし、代金引き換えは別途手数料(100円~店舗により異なる)を取られるため、WAONかクレジットカード、デビットカードを用意した方が良いだろう。WAONでの支払は手数料を取られないのはもちろん、200円ごとに1ポイント貯まる。カードでは還元率を3%以上にできるKyashがおすすめである。
イオン・オーナーズカードで還元を受ける方法
イオンでもっともオトクなのは株主優待でもらえるオーナーズカードによる還元だろう。オーナーズカードはイオンネットスーパーでも利用できる。
100株から499株で3%OFF
500株から999株で4%OFF
1000株から2999株で5%OFF
3000株位上で7%OFF
になる。
イオンの株価は2019年6月21日の終値で1856円になる。従って、100株購入するには18.6万円、3000株を購入するには557万円が必要になる。
3000株はさすがに難しくとも、100株で3%OFFを受けれるのは魅力的だ。株式の購入なら楽天ポイントも貯まる楽天証券がおすすめである。
ちなみに、オーナーズカードを使うと、支払方法が限定される。オーナーズカードと併用できるのは現金またはWAON、イオンカード(クレジットカード)のみとなっている。Kyashなど、他のクレジットカードとは併用できない。
オーナーズカードと併用したい場合はもちろん、イオン利用者なら、イオンカード(クレジットカード)は作成しておいた方が良いだろう。
>>> 【ネットでの申込、店頭受け取り可能】イオンカード【イオンでの特典多数】
イオンカードは申込みだけで6000円分のときめきポイントももらえる。クレジットカードを作成できる人はイオンカードを利用すべきだ。
イオンネットスーパーでは受けられない還元・割引
イオンの店舗では、イオン銀行が発行する「キャッシュ+デビット」で決済すると、ときめきポイントが2倍で1%還元を受けられる。しかし、イオンネットスーパーではキャッシュ+デビットによる還元も通常の0.5%になる。
また、イオンネットスーパーでは店舗で行われているお客さま感謝デーが適用されない。つまり、20日、30日に商品の購入をしてもお客さま感謝デーによる5%OFFを受けられない。
加えて、イオンネットスーパーでは、閉店前に商品が割引になるといったサービスは提供されていない。閉店前の割引では商品が半額のものも多い。閉店前に訪れ、頻繁にこうしたお買い得品を買っている人にとって、これが適用されないというのは価格面での魅力を下げるかもしれない。
イオンネットスーパーをオトクに使える人
イオンネットスーパーも他のネットスーパーと同様に、配送不可のエリア、配送料が無料にならないエリアが存在している。また、閉店前に商品が割引されることはない。割引商品を狙って購入している人は、ネットスーパーに変えることで金銭的なコストも増えるかもしれない。
しかし、スーパーを行き来する時間的、労力的コストは下げられる。小さな子どもを持つ家庭やお年寄りなら、金銭的なコストが増加しても、選択肢に入れるべきだ。
また、スーパーが近くに無く、コンビニ利用が多くなっている1人暮らしなら、時間的、労力的コストはもちろん、金銭的なコストを下げられる可能性も高いだろう。イオンネットスーパーはお弁当やお惣菜の種類も豊富である。
イオンネットスーパーは全国に配送可能エリアが広がっている。配送可能エリアがに住む人なら、すべての人が労力・時間はもちろん、金銭的コストを抑える可能性を秘めているだろう。
イオンネットスーパーを含む、大手ネットスーパーそれぞれが持つ優位性で比較したい人は下記記事を参考に。