この記事では
▶ バチェラー・ジャパンの概要
から
▶ 日本版バチェラーの第一号「久保裕丈」氏について、彼の持つ資産の額、会社
▶ 一般男性がこのドラマのような女性からモテモテの「バチェラー」になる最も現実的な方法
までを紹介していきたいと思う。
久保裕丈氏のことを知りたい女性だけでなく、女性に囲まれたいバチェラー(独身男性)も必読の記事である。
バチェラー・ジャパンとは?
バチェラー・ジャパンはAmazonが制作したプライム・ビデオの第2弾である。ちなみに、第1弾はHITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタルになる。
バチェラーは元々アメリカのテレビプログラムで、1人の魅力的な独身男性(バチェラー)を25人の恋人候補となる女性が取り合う内容となっていた。
日本版「バチェラー・ジャパン」もアメリカ版と同様に、1人の魅力的な独身男性を様々なデートやパーティーを重ねながら25人の女性が取り合うといった内容で、ショッピングサイトAmazon内で2017年2月17日から配信されている。バチェラー・ジャパンはAmazonプライム会員なら無料で見れる。
出演する25人の女性たち(amazonバチェラー・ジャパン特集ページより)
この日本版バチェラーはレビューで「釣り合うような魅力的な女性がいない」「直接的な表現をしない日本人には向かない」等と酷評されている。しかし、魅力的な女性はいるし、女性の駆け引きが編集のおかげか上手く可視化されていて、むしろ日本人にこそ合う内容になっていると個人的には思った。普段見えにくい好きな男性を奪うための戦略や葛藤がわかりやすく描かれているかと思う。
毎回エピソードの最後には「ローズ・セレモニー」と呼ばれる次のステージへ進む女性へバラの花を渡すイベントが開かれる。そこでバラを貰う事が出来なかった女性はお別れになる。
1、2話から泣き出す子がいたり、女性同士の嫉妬や策略など、かなり過激な内容となっている。ドキュメンタリーとして、見てる方もハラハラしながら楽しめる内容だ。
久保裕丈(くぼ ひろたけ)氏について
今回バチェラー・ジャパンのスタートにあたって、第一号の魅力的な独身男性として選ばれたのが「久保裕丈(くぼ ひろたけ)」氏である。
久保裕丈氏(www.youtube.comより)
久保裕丈氏は東京都出身の36歳(1981年生まれ)。東京の名門校である海城高校を卒業後、東京大学へ入学し、卒業する。大学卒業後は東京大学大学院へ進学し、大学院を卒業、2007年からコンサルティング会社「A.T.カーニー」へ5年務めた後、2012年にミューズコー株式会社を設立する。3年後の2015年にミューズコー株式会社を株式会社ミクシィへ17.62億円で売却し、新規ビジネス設立のための準備期間にバチェラーへ出演している。
バチェラーを見る限りでは、コンサルティングや顧問をやりつつもフルタイムでの仕事はしておらず、キックボクシングなどのスポーツを楽しんだり、自由な時間を過ごしている。会社の売却益等の保有する資産で十分に生活出来ているようだった。
バチェラー終了後、2018年には株式会社クラスを設立、「買わないインテリア」をコンセプトにしているシェアリングサービスをスタートさせた。

家具や家電のレンタルサービスを行っている会社である。レンタルすることのメリットとして、引っ越し時にかかる初期費用を抑えられる点があるだろう。彼個人の知名度もあり、徐々に広がっているサービスである。
久保裕丈の設立した会社と資産
東大卒のイケメンというだけでも魅力的なのは間違いない。しかし、海外と同様に「お金持ち」であることがバチェラーとしてもっとも重要視されるポイントとなる。東大卒でイケメンでも、金持ちで無ければ魅力的なバチェラー(独身男性)とは言えないだろう。
実家は八王子にあり、バチェラー終盤で両親も出演している。家は普通の一軒家のように見えた。それでも、東京の名門高校を出ていることから、実家がお金持ちの可能性はある。
久保裕丈氏個人ではどのぐらいの資産を持っているのか?分かる範囲のデータを元に分析してみる。
彼の職歴を見てみると
2007年外資系コンサルティング会社A.T.カーニー入社。
2012年に退社後、ミューズコー株式会社を設立。
2015年、ミューズコー株式会社売却。
現在は新規ビジネス設立の為、充電中
とある。
外資系コンサルティング会社という言葉からもわかるように、A.T.カーニーの平均年収は一般企業に比べても高く、平均年収が886万円、初年度からも600~700万円とある(A.T.カーニー(atカーニー)の年収は平均で886万円。平均年収.jpより)。それでも、この給与だけでは、お金持ちはなれなかったはずだ。やはり、この頃の給与よりも、会社を売却した際に得られたキャッシュの方が資産形成には寄与しているだろう。
久保裕丈氏の設立したミューズコー株式会社は会員制の女性向けのファッション通販サイト「MUSE & Co.」を運営する会社で、規模は違うが株式会社スタートトゥデイが運営するZOZOTOWN(ゾゾタウン)に近い事業を行っている会社だと言える。このミューズコー株式会社の売却について調べると、株式会社ミクシィへ17.62億円で売却というリリースが出てきた。株式会社ミクシィとは御存知の通り、あのソーシャル・ネットワーキング・サービス (SNS) ・mixiを運営している会社である。
この17億円という文字のインパクトはデカいだろう。ただ、売却額全額が久保裕丈氏の懐へ入るわけではない。単純に考えれば、株式の比率によってこの売却益が分配される。
そこで当時10%以上の株式を持っていた筆頭株主を見てみると
10%以上を保有する筆頭株主に入っていたのは投資会社とエンジェル投資家と思われる個人だけである。久保裕丈氏の名前は入っておらず、売却時に久保裕丈が保有していた株式は10%以下だっただろう。
実際、ミューズコーは何度か割合増資を行っている。割合増資を行えば、当初は大株主だったとしても、既存の株主の持株率は希釈される。

それでも仮にミクシィへの売却時点で6%の株式を保有していれば、会社売却によって久保裕丈氏個人が得られたのは1億円程度となる。
サラリーマン時代や代表取締役として働いていた期間の収入を含めれば、久保裕丈氏の資産として数億円程度持っていてもおかしくはない。ミクシィへの完全売却の前に一部の株を売却していたり、本業以外の副収入もあっただろう。
数億円と聞くと、少ないと感じる人もいるかもしれない。しかし、数億円という金額は1年で1000万円消費しても数十年は暮らせる額である。強調するが、1000万円の収入ではなく、1000万円の消費である。これがいかに豪勢か想像付く人も多いのではないだろうか?
くわえて、18億円レベルの会社に育てることができたのだから、将来的にはもっと大きな会社を作れるかもいれない。もちろんそれは現在よりもお金持ちになれる要素を持っている男性と言えるはずだ。
一般男性がリアル「バチェラー」を目指すには?
起業した会社を数年で売却し、しばらくの間はフルタイムでの仕事をせず、自由な生活をしている人は日本よりも欧米の青年に多い。実際、タイでも、数百万円から数千万円の単位で会社を売却し、資金が尽きるまで遊んではまた起業するといったことを繰り返している欧米系の若者もいた。
それなりの資産を自分で作り、自由な時間も十分に確保できている男性は男から見ても魅力的なように思う。

タイや中国などの発展地上国では、日本以上に資産や収入は男として重要な要素になる。また、働いていない自由な男性でも、それなりのお金さえあればモテる。無職はもちろん、非正規社員でも恋人候補にもしたくないという女性が多い日本とは大きな違いである。
発展途上国でも億単位のお金を持っていれば言うまでもない。ただ、馬車馬のように毎日低賃金で働くよりも、少ない時間で数十万円稼いでいる男性や数百万、数千万円の資産を持つ無職の方がインテリで魅力的に映るようだ。
また、日本では弁護士や医者といった「職業」や「肩書」に惹きつけられる女性が多いだろう。年収400万円のサラリーマンよりも、年収200万円の社会派弁護士の方がモテる。
会社売却で数年、数十年分の収益を上げ、自由な生活を送っていても、数百、数千万円の貯金しかなければ、パートナーからは「いつまで遊んでいるのか?」といったプレッシャーを感じるようになるはずだ。
久保裕丈氏のように学歴もあって、外見が良く、数億円の資産を持つ男性、もしくは何らかの形で将来性のある男性でない限り、日本ではリアル「バチェラー」として女性にモテるのは難しい。したがって、現実的にリアルバチェラーになりたいなら、価値観が違う海外、特に発展地上国へ行くべきだ。
発展地上国で月に数十万円稼いで自由気ままに生活するか、数百、数千万円の資産を元に現地で生活するのが、単純に独身男性という意味のバチェラーではなく、魅力的に映り複数の女性に囲まれるバチェラーになる最も簡単な方法のように個人的には思うのである。
バチェラーは年額4900円のAmazonプライム会員になると全話見れる。現実世界でくすぶってる男性ならバチェラーを見てモチベーションを高めてみてはいかがだろうか?
エピソード1はプライム会員でなくとも見れる。モテモテの金持ちバチェラーになりたい人は下記記事も参考に。
