踊るバイエイターの敗者復活戦

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円高のメリットを「最大限に生かす」方法


円高のメリットを「最大限に生かす」方法

 

円高のメリットが「最大」になるのは円の資産割合が多い人、円で稼いで生活している人である。

日本の場合、円高と株安はセットになるため、ここで言う円の資産はには日本株などは含めない方が良い。円(現金)や国債を含む国内債権といった通貨に近い金融商品になる。

しかし、円の資産割合が多い人は対外的に見ると、円安のときに資産の評価額が下がる。従って、円の資産割合を多くすれば、円高でのメリットを大きく享受にできる一方で、円安でのデメリットも大きくなる。円安時、円では評価額は表示されないものの、対外比では資産が減ることを意味する。従って、円の資産割合が多いのはリスク分散の意味で好ましくない。国内でしか生活しない人も、グローバルな現代では円安での影響は受ける。

 

円資産の割合が多ければ、円高のメリットを最大化できる一方で、リスクの分散はできていないのだ。リスクの分散をした上で、円高のメリットを「最大」ではなく、「最大限に生かしたい」なら円高時に、利益を増やせる金銭的、労力的リソースを注ぐ先があることが条件となる。

確かに、日本人なら、円を稼ぐ条件は自然と満たしている人も多いだろう。しかし、リソース量で稼ぎが変わるような働き方も、できる状態にしておいた方が良い。

 

従って、この記事では

▶ 円高で得られるメリットとデメリット

について簡単に紹介するとともに、円高のメリットを最大限に生かす方法として

▶ 円高時に得をする、リソースの注ぎ方

を中心に詳しく紹介していきたいと思う。

 

 

円高で得られるメリットとデメリット

円高で得られるメリットとデメリット

 

円高になると、海外に資産を持っている人は当然、対円での評価額が下がる。この海外資産を含めるとややこしくなるため、対円のみで見たメリットをデメリットを考えると、

円高でのメリット

・海外の商品、サービス、資産(コンテンツ)が安く買える

・原材料のコストが下がる

 

円高でのデメリット

・日本の商品、サービス、コンテンツ、資産(コンテンツ)が高くなり、外国に売りづらくなる

・日本国内でのデフレが進む

以上のようにまとめられる。

 

 

 

円高でのメリット

個人レベルでも簡単に受けれるメリットとして、海外の商品、サービス、資産(コンテンツ)が安く買えるというものがある。

 

例えば、アメリカドルは

1年前:1ドル=111.34円

現在(2019年8月6日):1ドル=106.43円

4%以上安くなっている。

ユーロについては

1年前:1ユーロ=128.68円

現在(2019年8月6日):1ユーロ=119.67円

7%以上安くなっている。

これはアメリカ全土で4%OFFセール、ユーロ圏(ドイツ、フランス、イタリア、スペインなど)で7%OFFセール中と同じである。頻繁に海外旅行へ行く人ほど、円高のメリットを実感できるだろう。航空券はともかく、ホテルも円高になれば安くなるし、現地の支出も両替時に円高なら、予定よりも多く余るはずだ。

現地に行かなくとも、今なら海外のネット上で商品を買える。外貨決済を日本で発行したクレジットカードでする場合、引き落とし額を見ても、同じものであれば円高が進行すれば進行するほど安くなるだろう。

また、海外資産を安く買える。外国株や不動産はもちろん、工場などの設備も安くなる。円高時を狙って海外の資産を購入する個人、企業は多いだろう。

工場などの設備はいくらの価値を生産できるか予め予想ができる。広い意味でのコンテンツの価値は定額で定まっているものも多く、円高で安く買えるなら、確実な利益を出せるだろう。

間接的な部分で言うと、日本では外国で作られた輸入製品が店舗やネットで売られている。フルーツ、ワインなどの飲食物から欧米系のブランド製品まで、時間が経てば、円での価格が見直され、円安時に比べると円での販売価格も安くなっているだろう。

 

原油のコストも下がるため、ガソリン代や冬場に使う灯油、電気代も下がる。鉄鋼や紙・パルプ、部品を作るための原材料価格も下がる。これら原材料を加工し、日本国内で他社へ販売する会社は利益を増やせるだろう。

これらについては個人が知らず知らずのうちに、円高のメリットを受けているのだ。

 

円高でのデメリット

円高では、海外の商品、サービス、資産(コンテンツ)が安く買えた。しかし、逆の立場から見ると、日本の商品、サービス、資産(コンテンツ)が高くなることを意味する。特に、自動車など、金額の大きい製品を作る輸出企業の減益が心配される。

例えば、1万ドル=200万円の時、1万ドルの予算なら100万円の商品は2個売れる。しかし、1万ドル=100万円の時、1万ドルの予算なら100万円の商品は1個しか売れない。円高で外貨の価値が安くなると、同じ商品で売れる数も減る。加えて、日本商品が高くなればライバルの中国や韓国製品に代替されてしまう可能性も出てくるだろう。

近年好調な日本旅行も料金が高くなれば外国人旅行者が減る可能性も出てくる。日本人から見たらアメリカドルの4%セール、ユーロの7%セールも、アメリカから見れば4%の負担アップ、ユーロ圏は7%の負担アップだ。

 

加えて、海外の製品が安くなるのは良いことである一方、デフレの圧力を受けることになる。ただでさえ、デフレの日本で更に物が安くなると、日本国内の経済成長や賃金増加も望めなくなるだろう。

 

円高時に得をする、リソースの注ぎ方

円高時に得をする、リソースの注ぎ方

 

円高時、過剰に市場が動く時は安く買える大きなチャンスにもなり得る。証券会社を通し、外国の金融商品を買うのも間違いとは言わない。しかし、円高の基準が定まっていない以上、その判断が難しくなる。

例えば、2019年8月現在は1ドル106円でも円高と言われている。しかし、2008年後半から2013年前半までは1ドル100円以下で推移していた。この頃と比べれば、今の円は安いと言えるだろう。

 

海外の金融商品を買うよりも確実性が高く、リスクの少ない円高時の金銭的、労力的リソースの注ぎ方としては

1.価格の動いていないコンテンツを多めにさばく

2.日本円を「より」稼ぐ

3.高まった円需要を利用する

4.日常支出において対外決済を増やす

などがある。

それぞれ詳しく紹介していきたいと思う。

 

 

 

価格の動いていないコンテンツを多めにさばく

円高になっても、海外では広い意味でのコンテンツ(商品、サービス)価格はすぐに変わらない。10%の円高になれば10個買えるものが11個買える。10回受けれるサービスが11回受けれるようになる。これらは外国の金融商品とは違い、すぐに価格の最適化は起こらない。

こうした価格の動いていないコンテンツをさばくまでの経路を持つ人は、円高時を狙って多めにさばくべきだ。仕入れる量を増やすだけでなく、この時期に、早めにさばく(仕入れから販売する)までのスピードを上げるのが大事になる。もちろん、そのために注ぐ労力や金銭は増える。しかし、さばくまでの速度を上げる時期としては、円高が進行している時期がもっとも適切と言える。

現在、コンテンツをさばくまでの経路を構築できていない人も、海外の価値が下落している円高の今こそ、作り上げるチャンスとなる。

 

日本円を「より」稼ぐ

普段会社員として働いている人も休日に副業としてアルバイトや日雇い、ウーバーイーツなどを行えば普段「より」稼げる円を増やせる。

海外に住んでいる、海外でのみ稼いでいる人も日本人も、いざとなれば日本円を稼ぐのは難しくない。

台湾在住のcub氏

 

グローバルに稼いでいたり、生活している人ほど、円をより稼ぐ意味を理解できている。円高時に集中して、余った労力的リソースを円稼ぎに利用するのはコスパが良いのだ。

もちろん、海外で稼げる仕組みを構築しておけば、逆に円安時のリスク分散になるだろう。

 

高まった円需要を利用する

信用の低い新興国通貨を持つ人の間ではドルが一番人気である。しかし、日本旅行が人気の韓国やタイでは円も魅力的な資産であり、現地においても日本円現物の需要は高い(よって、両替レートも良い)。

円高になれば当然、この円で稼ぐという魅力も増す。円の需要が高まれば、投資だけでなく、人材集めでも魅力となる。例えば、人材が不足しており、外国人労働者を必要としている分野なら、プロモーションとして広げるチャンスになるだろう。

日本では人材不足に悩んでいる分野は多い。円高時に大きなプロモーションを行えば、広告効果も上がるため、リソースを注ぐ時期としては最適だ。

 

ちなみに、風○業界では円高で魅力的になった日本円を稼ぎに、海外からの出稼ぎ外国人が増える。表面的には対立の激化している韓国も、この分野では円を稼ぎに入国者が増える。円高時には、彼女たちが母国の生活で利用しているウォンに対し、日本円は持ってるだけで増える資産となる。

タイ人や韓国人はノービザでの来日が認められている。ただし、働くには就労ビザが必要であり、ビザなしで働けば違法就労になる。そして、この違法就労を斡旋するのも犯罪である点は頭へ入れておこう。

 

日常支出において対外決済を増やす

円高時、日常の支出を対外決済にすれば生活費を抑えられる。どのぐらい抑えられるかは普段の消費品目、消費量によって異なる。海外の商品、サービス、資産(コンテンツ)で代替できる消費品目が多かったり、消費量の多い人は円高時における利益も多くなる。普段からこうした消費先をリストアップしておくと良いだろう。

 

日本円を稼ぎ、日本関連資産を持つ人が海外に住むことも、日常支出を対外決済にする手段となる。為替レートは変わっても、現地価格において商品やサービスがその都度変わるわけではない。提供されるコンテンツにおいて、その価値が主観的に見てオトクと判断できるなら、その人にとってはコスパが良くなる選択なのだ。

滞在場所を為替レートによって変えるのも、これからの時代においては賢い選択になるだろう。

 

円高になると日本人の価値も上がる?

円高になると日本人の価値も上がる?

 

タイや韓国など、日本旅行者が多く、日本円の価値がわかっている国の人ほど円高にも敏感である。自国の通貨や株価が下がっている時に日本円は上がるので、現地の知り合いからは間接的な表現でどのようにすれば日本で稼げるかを聞かれる。日本語のできない、日本で簡単には働けない彼らにとって、日本円を稼ぐには日本人の協力がどうしても必要になる。

中にはお金持ちと呼ばれるリソースの余っている人もいる。彼らの日本におけるビジネス展開に協力することで、海外現地生活における手助けもしてもらえる。日本では日本人が協力することで信用され、話が進みやすくなることも多い。こちらは少ないリソースしか注いでないにもかかわらず、彼らからは大きく感謝もしてもらえる。信用といった換金できない部分でも、日本円を介して、人としての価値を上げれるのだ。

 

円は定期的に世界からお金が集まり、魅力的な資産となる。この資産を簡単に稼げる日本人はグローバルに生活している人ほど、必要とされている存在と気づくはずだ。

 

資産のある人は資産の分散も必要になる。しかし、資産よりも稼ぎを分散した方が円高だったり、相場が動く世界ではリスクを抑えられる。海外でも稼ぐ手段を用意しておけば、為替レートにより、リソースをどのぐらい注ぐかも自由に選べるだろう。

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