踊るバイエイターの敗者復活戦

少ない収入で生きてる人へ、主に楽天経済圏を利用した節約、新しいお金の稼ぎ方を提示し、踊りながら(楽しみながら)生き抜くための知恵を紹介するブログ。

ENEOSでんきと楽天でんきはどっちがオトクなのか?


ENEOSでんきと楽天でんきはどっちがオトクなのか?

 

電気料金の安い電力会社としてはENEOSでんきが有名である。関東エリアなら東京電力、関西エリアなら関西電力とレガシーの電力会社に比べても、ENEOSでんきは安い料金が設定されている。電力自由化以降も電力会社の変更をしていない人はENEOSでんきに変えただけで、ほぼ100%電気料金を下げられるだろう。

ただ、電力自由化により様々な電力会社が参入し、ENEOSでんき以外にも安い電力会社がある。その1つに楽天でんきがある。楽天経済圏にて楽天ポイントを貯めている人ほど、楽天でんきで受けれる恩恵も多くなるはずだ。

 

この記事では

▶ 電気料金の計算方法

▶ ENEOSでんきと楽天でんきの料金比較

から

▶ ENEOSでんきと楽天でんきはどちらを選ぶべきか?

まで詳しく述べていきたいと思う。

ちなみに、下記で紹介するのは家庭用のプランであり、飲食店や店舗といった事業者向けのプランの比較はしていない。

 

 

電気料金の計算

電気料金は単価に使用量をかけた従量料金」「月額の基本料金」が軸で、これに「再生可能エネルギー発電促進賦課金」「燃料費調整額」を考慮した額で最終的に決定する。

 

再生可能エネルギー発電促進賦課金は1kWhあたり2.95円となっている。これは電力会社間で差がない。

燃料費調整額は大きな調整はなく、使用料金のうち1%弱がプラスもしくはマイナスされる。

電気料金の内訳

ENEOSでんき電気料金の内訳(料金メニューより)

 

 

 

ENEOSでんきの電気料金について

ENEOSでんきの提供エリア

ENEOSでんきの提供エリア(noe.jxtg-group.co.jp)。関東、関西、中部でのみサービスが提供されている。

 

ENEOSでんきは

・利用地域

・使用量(3段単価方式)

・契約アンペア

によって料金が変わる。

 

使用量により料金単価が変わる「3段単価方式」について、ENEOSでんき関東エリア・東京Vプランの料金を例に出すと

120kwhまでは19.88円

120kwhから300kwhまでは24.54円

300kwh以上は26.22円

となっている。

ENEOSでんき東京エリアの料金

関東エリアの料金(料金メニュー|ENEOSでんきより)

 

120kWhまでは東京電力の従量電灯B、Cと同じ料金になる。120kWhを越えると、ENEOSでんきの方が120kWhから300kWhで約7.3%、300kWh以上で約14.2%も安くなる。この点から従来の電力会社のままでは損していることがわかるだろう。電力自由化以降しばらく経った今も、電力会社を変更してない人は多い。

 

基本料金は契約アンペア数によって異なる。

ENEOSでんきの基本料金

ENEOSでんき「東京Vプラン」の基本料金

 

「にねんとく割」

ENEOSでんきを2年以上の利用で契約すると、適用開始から24ヵ月間、1kWhあたり0.20円の割引が受けられる。さらに3年目以降は1kWhあたり0.30円の割引になる。

ちなみに、電気料金をENEOSカード・シナジーカードで支払うと、毎月の電気料金が100円割引される。しかし、こちらのカードの新規発行は2019年6月30日に停止している。

 

楽天でんきの電気料金について

使用量により料金単価が異なる「3段単価方式」を採用するENEOSでんきに対し、楽天でんきは使用量により料金単価は変わらない。また、契約アンペアが30Aから60Aまで変わらず基本料金は0円である。

再生可能エネルギー発電促進賦課金と燃料費調整額を含めても、電気を全く使わない月は請求金額が0円になる。長期で家を空ける人にもピッタリのプランと言えるだろう。

 

従って、電気料金は

・使用量

によって料金が変わってくる

1kWhあたりの料金は一定で、エリアごとに異なっている。

楽天でんきのエリアごとの料金単価

電気料金プラン|楽天でんき

 

電気代のシュミレーションをしたい人は電気代がかかれ毎月送られてくる電気代検針票(領収証)もしくは電力会社のウェブページへログインし、契約内容を参照できる形で下記ページの「シミュレーション」から

・電力会社のエリア

・契約プラン、契約容量

・使用量(kWh)

を入力する。

>>> 楽天エナジー・電気料金シミュレーション

 

楽天でんきのシュミレーション

シュミレーションでは過去の電気料金と比較して「もし楽天でんきならどのぐらいの料金だったか?」を計算できる。

 

ENEOSでんきと楽天でんきはどちらが安いか?

ENEOSでんきと楽天でんきはどちらが安いか?

 

ENEOSでんきは契約アンペア数によって基本料金が異なる。電子レンジや暖房を使う場合、最低でも30Aにしないと頻繁にブレーカーが落ちてしまう。家族で住むなら40Aは必要だろう。

関東エリアにおいて30Aで契約すると基本料金は858円、40Aで契約すると1144円になる。関西エリアなら最低料金だけで、こうした基本料金はない。

楽天でんきはその前までの契約アンペアを引き継ぎ、30Aから60Aまでエリアに関係なく基本料金無料で利用できる。

 

下記ではエリアや家族構成ごとに、ENEOSでんきと楽天でんきの料金を比較していく。ENEOSでんきは上記で紹介した「にねんとく割」適用料金(1kWhあたり0.2円のマイナス)で計算する。

ちなみに、「再生可能エネルギー発電促進賦課金」と「燃料費調整額」は会社ごとの違いがほとんどないため、下記での計算では省略する。

 

 

 

1.関東エリアで「ENEOSでんきの東京Vプラン」と「楽天でんき」(1人ぐらし)

1人暮らし、冷房、暖房をあまり使わない時期に、30Aで1ヶ月に120kwh、「にねんとく割」で利用したとすると

ENEOSでんき=19.68円(にねんとく割)×120=2361.6円

2385.6円+858円(基本料金)=3219.6円

楽天でんき=26.5×120=3180円(基本料金は無料)

 

以上のように楽天でんきの方が1ヶ月39.6円安くなる。

 

2.関東エリアで「ENEOSでんきの東京Vプラン」と「楽天でんき」(家族5人)

家族5人、50Aで1ヶ月に500kwh、「にねんとく割」で利用したとすると

ENEOSでんき=19.68円(にねんとく割)×120=2361.6円

24.34円(にねんとく割)×180(120kWhから300kWhまで)=4381.2円

26.02円(にねんとく割)×200(300kWhから500kWhまで)=5204円

1万1946.8+1430(基本料金)=1万3376.8円

楽天でんき=26.5×500=1万3250円

 

以上のように楽天でんきの方が1ヶ月126.8円安くなる。

 

 

 

3.関西エリアで「ENEOSでんきの関西Aプラン」と「楽天でんき」(1人ぐらし)

ENEOSでんきの関西Aプラン
関西エリアの料金(料金メニュー|ENEOSでんきより)

 

楽天でんきは中部エリアも1kWhあたり26.5円と、関東エリアと同じである。楽天でんきの関西エリアは1kWhあたり22.5円と関西エリア、中部エリアの26.5円よりも安くなる。

ENEOSでんきには「関西Aプラン」と「関西Bプラン」がある。関西Aプランは家庭用のプランである。関西Bプランは電灯、小型機器が多い家庭や飲食店、商店、事務所向けのプランになる。

関西エリアは基本料金ではなく285円の最低料金がある。15kWhまでは285円で、15kWh以上は3段単価方式で加算される。

 

関西エリアにおいて、1人暮らし、夏と冬以外で30Aで1ヶ月に120kwh、「にねんとく割」で利用したとすると

ENEOSでんき=15kWhまで285円

20.11円(にねんとく割)×105(15kWhから120kWhまで)=2111.55円

285円(最低料金)+2072.7円=2396.55円

楽天でんき=22.5×120=2700円

 

以上のようにENEOSでんきの方が1ヶ月303.45円安くなる。

 

4.関西エリアで「ENEOSでんきの関西Aプラン」と「楽天でんき」(家族5人)

家族5人、50Aで1ヶ月に500kWh、「にねんとく割」で利用したとすると

ENEOSでんき=15kWhまで285円

20.11円(にねんとく割)×105(15kWhから120kWhまで)=2111.55円

23.79円(にねんとく割)×180(120kWhから300kWhまで)=4282.2円

26.80円(にねんとく割)×200(300kWhから500kWhまで)=5360円

285円(最低料金)+1万1753.75円=1万2038.75円

楽天でんき=22.5×500=1万1250円

 

以上のように楽天でんきの方が1ヶ月788.75円安くなる。

 

ENEOSでんきと楽天でんきはどちらを選ぶべきか?

ENEOSでんきと楽天でんきはどちらを選ぶべきか?

ja.wikipedia.org

 

ENEOSでんきはサービスの提供エリアが関東、関西、中部に限定されている。従って、それ以外のエリアでは利用できない。楽天でんきは北海道から沖縄までサービスが提供されている。

 

ENEOSでんきでもレガシーの電力会社よりは安い。しかし、楽天でんきと比べると、多くの使用量において、楽天でんきの方が安くなる。

関東エリアでは基本料金も取られるため、少額なら楽天でんきが安くなる。ただし、ENEOSでんきは300kWh以上になると1kWhあたり26.02円(にねんとく割)、楽天でんきは26.5円になる。使用量がかなり多くなれば、ENEOSでんきの方が安くなる。中部エリアは関東エリア以上に、楽天でんきがオトクになる。

ENEOSでんきの関西エリアでは基本料金の代わりに、15kWhまで最低料金の285円が取られる。1ヶ月の使用量が12kWhぐらいまでは楽天でんきが安くなる。しかし、13kWh以上で一人暮らしの利用範囲ならENEOSでんきの方が安くなる。

関西エリアにおいて、楽天でんきは一律22.5円に対し、ENEOSでんきは120kWh以上で23.79円(にねんとく2割)、300kWh以上で26.60円(にねんとく2割)と高くなる。使用量の多い月なら楽天でんきの方が安くなるはずだ。

 

 

 

ENEOSでんきと楽天でんきで受けられる還元

ENEOSでんきと楽天でんきで受けられる還元

noe.jxtg-group.co.jp

 

ENEOSでんきでは電気料金200円につきTポイントが1ポイント貯まる。Tポイントも投資信託の購入ができたり、利用範囲の広いポイントになっている。

 

楽天でんきも電気料金200円につき楽天スーパーポイントが1ポイント貯まる。楽天ポイントは投資信託の購入だけでなく、クレジットカード、デビットカードの支払にも使える。日本で最強のポイントと言えるだろう。

 

また、楽天ポイントでは電気料金の支払もできる(TポイントではENEOSでんきの支払はできない)。この点が楽天経済圏で暮らす人にとって、楽天でんきを選択すべき最大の理由となっている。

 

楽天ポイントの期間限定ポイントで電気料金を支払える楽天でんき

楽天でんきは楽天ポイントによる支払に対応している。しかも、期間限定ポイントも利用できる。SPU(スーパーポイントアッププログラム)などで毎月還元率を上げてる人は現金を減らさずに、電気の利用もできるはずだ。

 

期間限定ポイントは楽天でんきだけでなく、楽天モバイルの支払にも使える。固定費での利用が期間限定ポイントの価値を最大に高められる。

 

料金の点を除いても、楽天ポイントを貯めやすい環境にある人はENEOSでんきよりも楽天でんきがおすすめである。

楽天でんきの特徴について更に詳しく知りたい人は下記記事を参考に。