GMOあおぞらネット銀行Visaデビット付キャッシュカードはGMOあおぞらネット銀行口座を持っている人なら審査無しで作成できる上、還元率が最大1.5%となっている。デビット機能はGMOあおぞらネット銀行口座の開設時、キャッシュカードに付帯される。
また、1%還元を受けれるプリペイドカードと合わせれば2.5%以上の還元を日常の決済で受けられる。
クレジットカードを作成できない人、経費決済用に使いたい人が還元を受ける手段として、おすすめできるカードと言える。
この記事では
▶ GMOあおぞらネット銀行のデビットカードが優れている点
から
▶ デビットカードを更にお得にする使い方
まで詳しく述べていきたいと思う。
GMOあおぞらネット銀行のデビットカードが優れている点
Visaデビット付キャッシュカードはGMOあおぞらネット銀行口座開設と同時に作成できるデビットカードである。ATMでの入出金、残高照会に使うキャッシュカード機能とデビットカード機能が一緒になっているカードだ。
デビットカード機能として、VISA加盟店ならどこでもクレジットカードと同じように使える。VISAのタッチ決済にも対応しており、タッチ決済マークがある加盟店ではサインや暗証番号が不要となっている。
特徴としては
・年会費無料
・15歳以上なら審査不要で作成可能(ただし、住所と電話番号は必要)
・キャッシュバックは現金で受けれる
があり、他行にはあまり無い特徴として
・条件次第で0.6%から1.5%還元まで受けれる。法人・個人事業主向け口座のデビットカードなら無条件で1%還元を受けれる。
点がある。
デビットカードの還元率について
GMOあおぞらネット銀行には個人口座と法人・個人事業主向けのビジネス口座がある。
個人口座用デビットカードはカスタマーステージによって還元率が変わる。1テックま君から4テックま君まであり、4テックま君が最高還元の1.5%を受けられる。
何の条件も満たさない場合は1テックま君になる。次の2テックま君(0.8%還元)になる条件は
・外貨普通預金残高30万円以上
または
・Visaデビットご利用額30万円以上(判定対象期間の3ヶ月間)
いずれかを満たせば良い。
外貨預金は為替コストが他行よりも安い。外貨積立口座として利用するのがおすすめである。外貨積立口座にすれば30万円はいずれ貯まるだろう。
3テックま君以上のステージを含むカスタマーステージ判定条件については下記ページを参考に。

法人・個人事業主向けの「Visaビジネスデビット」
また、GMOあおぞらネット銀行では法人・個人事業主向けのビジネス口座サービスを提供している。こちらのビジネス口座では「Visaビジネスデビット」が発行できる。
Visaビジネスデビットは一律で1%還元を受けられる。個人事業主向けの口座は審査も厳しくはない。自営業者はもちろん、会社員でも副業用の収入・経費を管理する口座として使えるだろう。
個人事業主向けのビジネス口座について詳しくは下記記事を参考に。

楽天銀行にもこうしたビジネス口座のサービスがある。ただ、楽天銀行の「楽天銀行ビジネスデビットカード」は
・年会費が1枚あたり1100円
・JCBブランドのみ
となっている。これら点でGMOあおぞらネット銀行Visaビジネスデビットの方が優れているだろう。
ちなみに、キャッシュバックはGMOあおぞらネット銀行の口座へと現金で振り込まれる。交換対象が制限されるポイントよりも、何にでも交換できる現金の方が価値は高い。同じ還元率なら、GMOあおぞらネット銀行Visaデビット付キャッシュカードを使うべきだ。
Visaデビット付キャッシュカードを更にお得にする使い方
「クレジットカードの審査が通らない人」でもGMOあおぞらネット銀行Visaデビット付キャッシュカードを使えば日常の決済で2.5%以上の還元を受けられる。
追加で必要になるのは
への申し込みだけである。
Kyashでキャッシュバックを受ける方法を含め、Kyashを使う前に知っておくべきことについては下記記事を参考に。

このKyashは国内のVISA加盟店ならどこでも使え、決済額の1%還元を追加で受けられる。
Kyashはデビットカードともクレジットカードとも違う「プリペイドカード」であり、チャージの範囲内で決済ができる。チャージにはコンビニや銀行ATMの他、カードでのチャージもできる。
このKyashのチャージにGMOあおぞらネット銀行Visaデビット付キャッシュカードを設定し、Kyashで決済するとGMOあおぞらネット銀行Visaデビット付キャッシュカードの還元最大1.5%、Kyashの還元1%、合計最大2.5%の還元を受けられる。
人が生きていく上で生じる年間消費額は少なくはない。当たり前の話、銀行の金利を気にする以上に、消費による還元は重要になるだろう。
外貨預金や投資信託へ使えるお金など、条件によってはソニー銀行や楽天銀行のデビットカードの方がおすすめである。自分の環境でもっともお得なデビットカードを知りたい人は下記記事も必読である。
