はてなブログがBANされる前に知っておくべき、データのバックアップとワードプレスへの移転方法

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はてなブログのBANに備える場合、バックアップが非常に重要となるだろう。このバックアップのデータは「他のブログサービスへ移転する際、そのままの状態を維持するのに必要なデータ」ということになる。

はてなブログからワードプレスへの移転の場合、多くの人は「独自ドメインの設定(はてなブログProの機能)」とダッシュボードの詳細設定でエクスポート可能な「テキストファイル」の保存で十分である。つまり、普段から必要なバックアップの作業も、これだけしておけば良いということになる。

 

この記事では

▶ 移転に必要な「はてなブログ」上のデータ
▶ ワードプレスへの移転手続き

から

▶ はてなブログでBANされてから焦らないために知っておくべきこと

までBANから移転に備えて知っておくべき知識について詳しく紹介していきたいと思う。

 

移転に必要な「はてなブログ」上のデータ

移転に必要なはてなブログ上のデータ

 

はてなブログへと投稿した記事とコメントにかんするデータはテキストファイルで書き出し(エクスポート)ができる。

エクスポートの手順としては、

1.はてなブログのダッシュボードを開く
2.左側にある項目で設定>詳細設定>エクスポートの「記事のバックアップと製本サービス」をクリックする。詳細設定の下の方にある。

はてなブログ記事のバックアップ

 

3.記事のバックアップと製本サービスをクリックし、エクスポートのページに移ったら、まず「エクスポートしなおす」のボタンを押す。

4.次に「作成日時」が新しくなっていることを確認し、「ダウンロードする」の青いボタンを押す。

はてなブログのエクスポート
このテキストファイルには記事に含まれているコードがぎっしり書かれている。

 

テキストだけでなく、はてなのサーバーの乗っている画像データも移したいなら

http://f.hatena.ne.jp/はてなID/Hatena%20Blog/

上記アドレスからダウンロードしなければならない。こちらのページには今までアップロードした画像が保存されている。

 

ワードプレスへの移転手続き

ワードプレスへの移転手続き

 

はてなブログからワードプレスへの移転と言う場合

1.Google評価(アクセス、トラフィック)の維持
2.コンテンツ、画像、見た目の移転

以上の2点を前提にしているだろう。

 

Google評価(アクセス、トラフィック)の維持

Google評価(アクセス、トラフィック)の維持で必要なバックアップは、はてなブログに独自ドメインの設定しておくだけである。

ワードプレスへの移転なら、ドメインのネームサーバーをワードプレスが乗っているサーバーにするだけで、Googlebotのクロール先は正しく伝わるようになっているからだ。

お名前.comのネームサーバー設定
お名前.comのネームサーバー設定画面。上記で設定するネームサーバーはサーバーごとに異なる。

 

ただし、ネームサーバーを設定しても、はてなブログで存在していたURLが表示されなければならない。はてなブログで存在していたURLが表示されない状態が続くと、Googlebotが跳ね返され、Google評価も下がってしまう。いずれは検索結果に表示されなくなってしまうだろう。

これを避けるため、まずサーバーにワードプレスをインストールする。サーバーを持っていない人はレンタルサーバーの契約をしよう。日本国内のレンタルサーバーでは安定性、値段から見たコスパの点でもエックスサーバーが良いだろう。

インストールしたワードプレスへログインし、ダッシュボードへ入る。ダッシュボードの設定>パーマリンク設定をクリックし、カスタム構造にチェックを入れる。

ワードプレスカスタマイズURL

 

ここではてなブログと同じURLにする。

例えば、はてなブログのURLが/entry/年/月/日/時分秒/になっている場合

「/entry/%year%/%monthnum%/%day%/%hour%%minute%%second%」

といった形でURLを指定する。

「/entry/%postname%/」

にし、ワードプレスの投稿記事画面での指定もできる。「/entry/%year%/%monthnum%/%day%/%hour%%minute%%second%」と「/entry/%postname%/」が混ざっている場合、「/entry/%postname%/」にして個別に変更しなければならない。

 

コンテンツ、画像の移転

ワードプレス側の設定したら、先ほどのバックアップでエクスポートしたテキストファイルをインポートする。

インポートはダッシュボード>ツール>Movable TypeとTypePadにある「今すぐインストール」で行える。「今すぐインストール」を押すと、「インポーターの実行」に切り替わる。

ワードプレスへの移転

 

インポーターの実行を押すと、ファイルをアップロードする画面に移る。エクスポートしたテキストファイルを選択し、青色の「ファイルをアップロードしてインポート」のボタンをクリックする。

ワードプレスへの移転

 

アップロード中という表示が左下に出てくる。アップロードが完了すると「投稿者の割り当て」というページが表示される。

 

はてなブログの記事に別途ユーザーを指定しないなら、「既存のユーザーに割り当て」でユーザー名を指定すれば良いだろう。実行ボタンを押すと、ワードプレスに、元のブログコンテンツが表示されるようになる。このURLが存在し、クロールできる状態にできれば、すぐにGoogleにおける順位が下がることはない。

 

記事中のコードが挿入されるため、はてなブログがBANになっていなければ画像も表示される。ただ、画像のデータはまだはてなブログのサーバーにある状態である。ここからワードプレスが乗ったサーバーへ移す必要が出てくる。

http://f.hatena.ne.jp/はてなID/Hatena%20Blog/

はてなIDがBANされていないなら、上記アドレスからダウンロードすれば良い。

また、デザインは、はてなブログとは異なるため若干崩れるだろう。デザインを含めた見た目の移転はワードプレス側で行う必要がある。

 

はてなブログでBANされてから焦らないために知っておくべきこと

はてなブログでBANされてから焦らないために知っておくべきこと

 

はてなブログで積み上げられた資産は何か?それは多くの人にとってアクセス、およびアクセスからもたらされる収益だろう。アクセスが多いブログの場合、BANされた際に避けなければならないのはGoogleの評価が消える、もしくは落ちることである。収益の点でも、アクセス(トラフィック)を失わないことが最も大事だ。

 

この点から考えると、BANされる前に最低限やっておくべきことは

1.独自ドメインではてなブログを運営する

ということである。加えて、

2.テキストファイルでの書き出し(エクスポート)

もしておけば安心だ。バックアップを取る前にBANされてしまった人はGoogleの検索結果に残っているキャッシュなどから、記事をコピーする必要がある。

 


Googleの検索結果に残っているキャッシュ。サイト名、記事名で検索し、Googleの検索結果に表示させる。

 

キャッシュが残っているサイトなら、はてなブログをBANされても閲覧ができる。検索結果で表示されるURL右端の▼をクリックし表示される「キャッシュ」を選択しよう。サイトが見れなくとも、キャッシュが残っていればそこでコピーペーストできる。ただ、全てのキャッシュが残っているわけではない。したがって、定期的にテキストファイルでの書き出し、バックアップはしておこう。

独自ドメインの設定ははてなブログProでしか行えない。BANされる前に、はてなブログProへの申し込みはしておくべきだ。

>>> 【月600円~】はてなブログPro申し込みページ

 

BANされてからやるべきことはドメインのネームサーバーをユーザーがアクセスできるサーバーへ変えることである。ユーザーから見ると、はてなブログにはアクセスできなくなっているからだ(はてなブログのBANの場合、Googlebotはクロールするため、検索結果にはしばらく表示されている状態になる)。

ネームサーバーをアクセスできるサーバーへ変えることは、独自ドメインなら可能である。Googlebotが跳ね返されず、クロールできる状態にできれば、すぐに順位が下がることはない。しかし、ユーザーを満足させるためには、最低限の文章や何かしらのコンテンツは必要になる。

 

Google評価の上、画像やデザインの重要性はそこまで高くはない。したがって、著者は画像のバックアップを行っていない。ただ、その記事で必要性の高い画像だったり、貴重なデータと感じる人は画像についてもバックアップを取っておくべきだ。

WordPressでおすすめのサーバーとテーマについては下記記事を参考に。

WordPressでおすすめのサーバーとテーマを教えよう【面倒な作業なしにサイトの高速化!】
レンタルサーバーやテーマを選ぶ際には何と言っても速さを一番に重視したいところである。上でも述べたが、読み込み速度はPVだけでなく、広告の表示回数の増加や検索順位にも直接的に影響してくる。サーバーの移転が必要なケースでは少々面倒な点もある。それでも、サーバーとテーマの変更だけで速度を改善したいと思っているなら、なるべく早く導入した方が良いだろう。
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