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海外でパスポートを紛失した際の対処法


パスポート

 

海外でパスポートを紛失した場合、

1.パスポートは再発行せず、渡航書を申請し日本へ帰国する

2.パスポートの再発行をする(新規発給を申請する)

いずれかの方法がある。

渡航書とは在外公館(大使館、総領事館、政府代表部など)で交付される片道有効の渡航文書で、これがあればパスポートがなくともとりあえず日本へ帰国することができる。海外旅行では短期の滞在が多いので、パスポートを紛失したら渡航書を発行して、帰国するのがもっとも良いだろう。

海外で働いているなど、長期滞在している場合は現地在外公館でパスポートを新規発給する選択肢が現実的になる。

 

この記事では

▶ パスポートは再発行せず、必要書類を用意して渡航書を申請し帰国するのに必要なものと手続き

▶ パスポートの新規発給を申請するのに必要なものと手続き(パスポート再発行)

について、それぞれ詳しく説明していきたいと思う。

 

 

パスポートは再発行せず、必要書類を用意して渡航書を申請し帰国するのに必要なものと手続き

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バンコク日本大使館

 

海外旅行で海外に滞在していた人はパスポートの新規発行申請よりも「帰国のための渡航書」の発給を申請すべきである。

現金なども紛失し、緊急で日本へ帰国したい場合でも、渡航書は即日もしくは翌日発行してもらえる。とりあえず帰国さえしまえば仕事等への影響も出さずに済むだろう。もちろん、帰国してからパスポートの再発行手続きもできる。

 

渡航書は外国から日本に帰るためだけに有効なものである。他の国への入国には使えないので、航空券も直通便、もしくは他国へ入国せずにトランジットできる経由便、同一国内の経由便を予約しなければならない

また、渡航書の有効期限は3日間(72時間)になるので、出国前に発給をお願いする必要がある。

 

渡航書の申請の際に必要な手続き及び書類としては

1.現地警察署の発行した紛失届出を立証する書類又は消防署等の発行した罹災証明書などを入手する【現地警察もしくは消防署】

2.紛失一般旅券等届出書の提出【在外公館】

2-1.紛失一般旅券等届出書(届出書は現地在外公館にある。ウェブサイトからダウンロードもできる)

2-2.現地警察署の発行した紛失届出を立証する書類又は消防署等の発行した罹災証明書

2-3.写真(縦4.5cm×横3.5cm)1葉

2-4.その他参考となる書類(必要に応じ、本人確認、国籍確認ができるもの)

3.渡航書発給申請書の提出【在外公館】

3-1.渡航書発給申請書(現地在外公館にある)

3-2.戸籍謄本又は抄本(原本)1通または日本国籍があることを確認できる書類

3-3.写真(縦4.5cm×横3.5cm)1葉

3-4.その他日程等が確認できる書類

3-5.手数料(2500円程度を現地通貨で支払う)

以上のようになる。

 

在外公館へ行く前に用意しておくべきものをピックアップすると

・現地警察署の発行した紛失届出を立証する書類又は消防署等の発行した罹災証明書など

・写真(縦4.5cm×横3.5cm)2葉

・その他参考となる書類(必要に応じ、本人確認、国籍確認ができるもの)

・本人確認、国籍確認ができるもの、戸籍謄本又は抄本(原本)1通または日本国籍があることを確認できる書類

・その他日程等が確認できる書類(航空券の予約表のコピーもしくはチケット)

・2500円相当の現地通貨

以上のようになる。

海外にある在外公館一覧については下記外務省のページを参考に。 

在外公館リスト| 外務省

 

必要なものは国、都市によって若干の違いが生じることがある。渡航書を申請するための訪問の前に、在外公館へは必ず連絡をいれて必要書類の確認をすべきだ。もちろん、日本の在外公館なら電話でも日本語で対応をしてくれる。

 

下記でそれぞれ詳しく紹介する。

 

1.現地警察署の発行した紛失届出を立証する書類又は消防署等の発行した罹災証明書【現地警察もしくは消防署】

パスポートの紛失、盗難に気づいたら、真っ先に向かうのは現地警察である。災害での焼失だったり、一部の国や特別なケースでは消防署に行くことになる。

海外で紛失、盗難されたパスポートはまず戻ってこないと思った方が良い。しかし、「紛失届出を立証する書類」や「罹災証明書」は在外公館で紛失一般旅券等届出書、渡航書発給申請書の提出の際に必要になる。これは海外旅行保険の携行品損害を適用したい場合も同様である。

 

また、海外で警察署、消防署に行く場合は現地の言葉が使える人を連れて行った方が良い。その方がスムーズに手続きを進められるからだ。観光地として外国人に人気の無い現地警察署、消防署は英語にも対応していないだろう。

ただ、海外旅行では現地に知り合いがいないのが普通だ。その場合は事前にメモなどを作成しておくと良いだろう。現地語もしくは英語も話せない人は予めメモなどにある程度のことを記載し、見せた方がスムーズに進む。

 

英文での例を記載すると

例)

I've lost my passport.(私はパスポートを紛失しました。)

I have been stolen passport.(私はパスポートを盗難されました。)

場所と時間:Near Asoke Station,December(Dec)6,It is about 10am.(アソーク駅の近くで、12月6日午前10時頃です)

氏名:Taro(名前)NIHON(苗字)

日本での住所:*****,******Osaka,Japan

現地滞在先:****hotel,Khlong Toei Nuea, Watthana, Bangkok 10110 Thai

日本語の住所を英語にしてくれるサイトも有る >>> 日本語住所を英語表記に変換するWebサービス

連絡先:+81-90-****-****(インターナショナルな電話番号では最初の0を除く)

 

窃盗の場合は犯人の特徴やその時の状況も詳しく聞かれるため手続きがより複雑になることもある。それを覚悟の上でどうしても許せない場合は「窃盗(stealing)」と伝えても良い。ただ、とにかく簡潔に済ませたいなら「紛失(losing)」とした方が無難である。海外で盗まれた物はまず見つからないからだ。

 

2.紛失一般旅券等届出書の提出【在外公館】

現地警察署の発行した紛失届出を立証する書類もしくは消防署等の発行した罹災証明書を手に入れたら、近場の在外公館へ向かう。パスポートは悪用される可能性も出てくるので、直ちにパスポート紛焼失届出を在外公館に提出する必要がある。

 

パスポート紛焼失届出を出す際、必要な書類は在外公館によって異なることもある。従って、在外公館へ向かう前に一度連絡し、渡航書発給までに必要な持ち物や手続きの確認をしよう。

 

紛失一般旅券等届出書を提出する際に必要な書類は

2-1.紛失一般旅券等届出書

2-2.現地警察署の発行した紛失届出を立証する書類又は消防署等の発行した罹災証明書

2-3.写真(縦4.5cm×横3.5cm)

2-4.その他参考となる書類(必要に応じ、本人確認、国籍確認ができるもの)

以上のようになる。

 

紛失一般旅券等届出書は在外公館に置いてある。ウェブサイトからダウンロードして、予め記入したものを提出しても良い。

現地警察署の発行した紛失届出を立証する書類又は消防署等の発行した罹災証明書は上で紹介した通りである。

写真は縦4.5cm×横3.5cmのサイズ。顔の面積など下記の基準ピッタリである必要はない。しかし、顔や頭の一部が隠れていたり、ズレすぎていると、再提出を求められる。

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mofa.go.jpより

 

現地でも証明書写真の撮影は可能である。しかし、滞在エリアによっては写真屋、プリントアウト先を探すのが大変な場合もある。心配なら日本から持参しても良いだろう。写真はこの後の渡航書発給申請時を含め、最低2枚必要になる。

 

その他参考となる書類として本人確認、国籍確認ができるものを求められる。日本国内で発行された運転免許証や船員手帳、写真付き住基カードなどは1点で本人確認ができる。

 

健康保険証などを1点持ってるだけでは本人確認ができない。この場合の判断は在外公館職員に委ねられる。

これらを持たない場合は事前に在外公館へ連絡し、対応を教えてもらってほしい。場合によっては日本から身分証明証を送ってもらうように、身内または知り合いに頼む必要が出てくるだろう。

 

3.渡航書発給申請書(現地在外公館にある)の提出【在外公館】

パスポート紛焼失届出を提出した後は日本への帰国に必要な渡航書発給申請書を提出する。渡航書発給申請書は渡航書を発給するために必要な書類で、こちらも各都市の在外公館で可能である。

 

渡航書の発給に必要な書類は

3-1.渡航書発給申請書

3-2.戸籍謄本又は抄本(原本)1通または日本国籍があることを確認できる書類

3-3.写真(縦4.5cm×横3.5cm)1葉

3-4.その他日程等が確認できる書類

3-5.手数料(2500円程度を現地通貨で支払う)

以上のようになる。

 

渡航書申請の際、日本大使館職員からは申請日前6カ月以内に作成された戸籍謄本か戸籍抄本が求められ、可能であれば日本から身内に送ってもらうように指示される。身内が日本にいない場合、もしくは緊急で帰国したい場合も運転免許証など身分を証明できるものが必須となる。ただし、戸籍謄本と戸籍抄本以外は、必ず申請を許可してくれるわけでは無い。

渡航書はインタビューを受けての発給となる。渡航書の発行はその時の職員の判断に委ねられ、運転免許証などの身分証だけでは必ず発給されるとは限らないと頭に入れておこう。これも現地在外公館へ訪問前に連絡して対策を確認しておくべきだ。

 

写真は紛失一般旅券等届出書を出す時と同じ縦4.5cm×横3.5cmのサイズのものである。

搭乗者、搭乗日、便名が確認できるチケットが手元にあればそれを持参し、メール上で閲覧できる場合も予約表をコピーしなければならない。渡航書発給申請の際には「書面化」しておく必要がある。 

また、渡航書の発行は有料になる。2018年現在はアメリカ22ドル、中国は155元、日本円で約2500円相当額の現地通貨になっている。支払方法は現金のみなので、現金も忘れずに持参しよう。

現金を紛失した場合の対策としては下記記事を参考に。

 

パスポートの新規発給を申請する(パスポート再発行)

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パスポートの新規発給を申請する場合は発行まで1週間以上かかる。従って、現地に住んでいる人向けの選択肢である。ただ、海外旅行の場合でも長期で滞在する場合や日本に帰らずに、いくつかの国を回る場合はパスポートを再発行した方が良いだろう。

 

パスポートの新規発給の申請の際に必要な手続き及び書類としては

1.現地警察署の発行した紛失届出を立証する書類又は消防署等の発行した罹災証明書などを入手する【現地警察もしくは消防署】

2.紛失一般旅券等届出書の提出【在外公館】

2-1.紛失一般旅券等届出書(届出書は現地在外公館にある。ウェブサイトからダウンロードもできる)

2-2.現地警察署の発行した紛失届出を立証する書類又は消防署等の発行した罹災証明書

2-3.写真(縦4.5cm×横3.5cm)1葉

2-4.その他参考となる書類(必要に応じ、本人確認、国籍確認ができるもの)

3.一般旅券発給申請書の提出【在外公館】

3-1.一般旅券発給申請書(申請書は現地在外公館にある。ウェブサイトからダウンロードもできる)

3-2.申請日前6カ月以内に作成された戸籍謄本か戸籍抄本 1通

3-3.指定サイズの写真(縦4.5cm×横3.5cm) 1葉

3-4.手数料(6000円から16000円相当の現地通貨)

以上のようになる。

 

在外公館へ行く前に用意しておくべきものをピックアップすると

・現地警察署の発行した紛失届出を立証する書類又は消防署等の発行した罹災証明書など

・写真(縦4.5cm×横3.5cm) 2葉

・申請日前6カ月以内に作成された戸籍謄本又は抄本(原本) 1通

・6000円から16000円相当の現地通貨

 

在外公館によって若干の違いがある。新規旅券を申請するための訪問の前に、必ず連絡をいれて必要書類の確認をしてほしいと思う。もちろん、電話では日本語での対応もしてくれる。

紛失一般旅券等届出書、一般旅券発給申請書は事前にダウンロードし、記入してから持参しても良いだろう。

パスポートの受取時には日本の免許証など本人確認書類が必要な場合もある。

 

「1.現地警察署の発行した紛失届出を立証する書類又は消防署等の発行した罹災証明書などを入手」、「2.紛失一般旅券等届出書」までの手続きは上で紹介した渡航書を申請する際と同じである。詳しくは上の「パスポートは再発行せず、必要書類を用意して渡航書を申請し帰国する」を参考に。

 

渡航書発給と異なる点は「必ず」戸籍謄本又は抄本(原本)が必要になる点と手数料の額である。戸籍謄本を持っていないなら、日本にいる身内などに郵送してもらう必要が出てくる。

パスポートの新規発給にかかる料金は

・10年間有効な旅券(20歳以上):16000円 相当の現地通貨
・5年間有効な旅券(12歳以上):11000円 相当の現地通貨
・5年間有効な旅券(12歳未満):6000円 相当の現地通貨

と渡航書の発給よりも高い。こちらも申請の際には用意しておく必要がある。

 

渡航書もしくはパスポート発給まとめ

海外への渡航

 

海外旅行、海外へ長期滞在する前からパスポートの紛失に備える場合、

▶ 戸籍謄本か戸籍抄本

▶ 運転免許証

▶ 指定サイズの写真

▶ 航空券の予約表のコピーもしくはチケット

▶ パスポートの顔写真、スタンプ箇所のコピー

▶ 予備の現金

を持参しておけば身内もしくは知り合いに日本から送ってもらう必要はなくなる。他人に面倒をかけることなく、独力で解決できるだろう。

 

現地警察署の発行した紛失届出を立証する書類又は消防署等の発行した罹災証明書などの入手は言葉が通じないと少々面倒な部分もある。必要なら通訳などを雇う必要もあるだろう。渡航書もしくはパスポート発給でも、これをクリアすればあとは日本語での手続きのみである。

 

また、オーバーステイやパスポートの有効期限も確認されることがある。顔写真、スタンプ箇所のコピーを事前に用意してあればより理想的である。コピーが面倒な場合も、パスポートの有効期限とパスポート番号はどこかに控えておく、もしくは写真を撮っておくと良いだろう。  

 

海外旅行で身内もしくは知り合いに迷惑をかけたくない。帰国後すぐに仕事があるので、すぐに帰れなくなったら困るという人は、独力で解決できる準備もしておくべきだ。

 

パスポートと一緒に現金を無くしてしまった場合は下記記事を参考に。

こちらも事前に読んで大体の知識を頭へ入れておいた方が良いだろう。