ニコ生など動画配信からの収入で、長期的に生計を立てる方法

ニコ生など動画配信からの収入で、長期的に生計を立てる方法 ニコ生

銀行口座を晒してリスナーから現金を振り込んでもらったり、グッズを売るといった行為を除くと、ニコ生の有名配信者は

1.ニコニコチャンネルからの収入
2.ニコニ広告、ギフト
3.ニコ生関連イベントの出演料
4.商品やサービス、お店の宣伝料

が主な収入源となっている。

 

ニコニコチャンネルといい、配信者に課金してくれるのは基本的に「囲い」と呼ばれるファンである。ただ、収入源を絞れば絞るほど、収入以外のリスクも高まる。長期的に収入を得たいと考えているなら、少数の太い囲いに頼り過ぎない収益構造を構築すべきだろう。

 

この記事ではニコ生など動画配信からの収入で、長期的に生計を立てたい人が知っておくべき

▶ ニコ生での稼ぎ方
▶ ニコニコ生放送で人気者になる方法

から

▶ ニコニコ生放送から稼いでいく上で知っておくべきこと

までを詳しく述べていきたいと思う。

 

ニコ生での稼ぎ方

YouTubeやニコニコ「動画」は再生数などに応じて収入を得られる。

YouTubeによる広告収入の仕組みとYouTuberの広告収入を調べる方法
YouTubeはパートナープログラムというものを提供している。条件を満たすYouTubeチャンネル登録者であれば誰でも参加が可能となっている。 YouTubeから広告収入を得るにはまずYouTubeパートナープログラムへ登録しなければならない。登録後に、動画へ掲載される広告から収入を得ることが出来るようになる。
ニコニコ動画の投稿で稼ぎたい人が予め知っておくべきこと
ニコニコ動画への動画投稿で収入を得るには「クリエイター奨励プログラム」という制度を利用する。クリエイター奨励プログラムとは、niconicoプレミアム有料会員費や動画・静画ページからの広告収入を原資として、niconicoの投稿作品に対して奨励金(クリエイター奨励スコア)を付与するために作られた制度である。

 

動画投稿ではなく、ニコ生という生放送(ライブ配信)で収入を得る方法としては

1.ニコニコチャンネル

2.ニコニ広告

がある。くわえて、投げ銭に近いシステムの

3.ギフト機能

も実装された。

下記でそれぞれ詳しく紹介していきたいと思う。

 

ニコニコチャンネル

ニコニコチャンネル

 

ニコニコ生放送で収入を得る方法として、現在メインになっているのがニコニコチャンネルである。チャンネル運営者は金額を指定して、その額を毎月ユーザーに支払ってもらい、収入を得ることができる。

チャンネル運営者はユーザーが課金した料金から事務手数料(14%)と消費税(10%)が引かれた額の83%を貰う事が出来る。つまり、チャンネル登録料が1000円の場合、1000円から事務手数料と消費税を引いて760円、この760円のうちの83%、約631円が収入となる。

ユーザーの課金した金額ベースで見れば約63%がチャンネル運営者の取り分となるわけだ。

 

ニコニ広告

ニコニコ生放送には、配信中の生放送に人を集めたいと思った視聴者(ユーザー)がお金を払って広告する機能がある。広告は他の配信画面や配信検索ページに表示される。お気に入りの生放送における視聴者を視聴者側がお金を負担して増やせる仕組みである。

このニコニ広告に支払われたお金は以前まで生放送配信者側には全く還元されず、運営会社の収入となっていた。しかし、2018年5月からはニコニ広告の消費ポイントに応じたクリエイター奨励プログラムスコアが広告対象の生放送配信者に加算されるようになった。つまり、広告料の一部が配信者へ配られるようになったのである。

広告料に対する還元割合は少なく、具体的な割合はクリエイター奨励スコアによって異なる。また、無料クーポンや割引クーポンを使ってのニコニ広告は収入にカウントされない。それでも、大手配信者になれば1日で数万、数十万の広告が配信されることはある。還元される金額が、そのうちの数%でもそれなりの収入にはなるだろう。

 

ギフト機能(投げ銭)

ギフト機能は2018年8月から実験的に始まり、2019年4月に本格スタートした機能である。こちらは

1.人気度(再生数やコメント数)
2.ニコニ広告(有料ポイントでの広告額)

3.ギフト

でクリエイター奨励スコアが決まるシステムとなっている。

 

還元率はギフトの種類や数で決まる。投げ銭による還元率の明示は法律違反になるため、他のサイトと同様に非公開となっている。ただ、ふわっちが50%から60%、YouTubeのスーパーキャットが50%から68%なので、ニコ生のギフトによって付与される点数も50%から70%になるだろう。

ギフトを投げてもらえてからスコア(お金)が付与されるまでは4ヶ月後。今後は2ヶ月弱にする予定とのである。

 

ニコニコ生放送で人気者になるには?

ニコニコでは動画と生放送では求められているコンテンツが違う。配信ではリアルタイムでユーザーの需要に答え、自身の日常・人生をコンテンツにすることで囲いと呼ばれるファンを獲得するケースが多い。

ニコ生の大手配信者である横山緑氏NER氏もテレビで放送できないような配信や自身の日常・人生をコンテンツにして人気を掴んできた。テレビで放送できないような配信としては過激なものも多い。

 

横山緑氏やNER氏は40歳前後になる。ビジュアルだけでは集客が難しいだろう。ただ、年齢を重ねているだけあって様々な経験をしているし、日常もリスナーが求めるような波乱に満ちている。

横山緑氏は元AV男優で、女性配信者と付き合い、子供を2回堕胎させたこともある。これらが発覚した時は放送も荒れた。購入した美顔器に陰毛が入っていたと放送で発言したことで、メーカーから名誉毀損の訴えを起こされて敗訴している。

NER氏は紅白出場歌手である仲宗根美樹の息子でフリーター時代に配信を始めている。その後、ユーザーに内緒でオークション代行会社を設立するも1000万円以上の借金を抱えている。家賃の滞納で全保連から裁判を起こされた事もあり、トラブルが生じる度に配信にてその説明を行っていた。

 

2人とも配信という形で日常をシェアし、ストーリーが台本ありきの動画とは違った面白さがある。汚点さえもネタにする面白さで多くのファンを抱えることに成功したのだ。

 

ニコニコ生放送で稼いでいく上で知っておくべきこと

多くのニコ生配信者はチャンネルからの収入「だけ」では暮らせていない。人気配信者である横山緑氏でも月額1080円のチャンネル登録者が400人程度である。つまり、横山緑氏の取り分は1080×400×0.647となるので約28万円程度である。トップ配信者の収入としては他の媒体に比べると多くはない。

もちろん、大手配信者になればニコ生以外の仕事は得られる。横山緑氏も本業は立川市議会議員である。毎年1000万円近い議員報酬の他、ニコ生を運営するドワンゴのイベントに出たり、他の企業チャンネルへ出演している。

また、ニコ生関連以外でも大手配信者になれば外部から仕事の依頼が来る。横山緑氏は最近新宿のアイドルカフェから仕事の依頼があり、この店の1日店長をやっていた。

 

ニコ生配信者だけでなく、YouTuberでも、こういった動画配信者は集客する媒体を持っているという強みがある。自身のプラットフォームで配信すれば出演料だけでなく、制作費や広告費も独り占めできるのだ。集客や購買力アップを見込め、企業のイメージを落とさない好感度が高い配信者であれば100万円、1000万円でもこういった依頼は来るだろう。

人気YouTuberのはじめしゃちょーも最近は「シーブリーズ」というボディケア商品とタイアップ動画を配信している。

 

勝手な予想になるが、シーブリーズ(資生堂)が広告料として払った額は

はじめしゃちょー(一部は事務所のUUUMへ):500万円
プロレスラー:20万円ずつ

だと個人的に見積もっている。

 

はじめしゃちょーはプラットフォームの提供や会場のセッティング、動画編集作業も行っている。動画視聴者数は1動画あたり100万再生を多々越えているため、500万円を越えても、広告を出したいと思っている企業は多いはずだ。この動画の再生数も100万回を超えている。

プロレスラーは拘束時間も3時間ぐらいかと思うので、20万円でも割の良いバイトになるだろう。動画を見ると、プロレスラー2人は終始テンション高めの上機嫌で仕事をこなしてくれているように思える。

 

外部からの仕事もニコ生の大手配信者なら、月に10本以上はもらえるだろう。ニコニコチャンネルといった直接的なものではなく、ニコ生を利用した間接的な仕事で月50万円以上稼ぐのも簡単なはずだ。

ゲーム配信者であれば、外のイベントよりもインドアな配信で収入を得られる。ただ、ゲーム配信者以外の人気配信者となれば、純粋にニコ生からの収入だけで生活している人というのはほとんどいない。ニコ生で有名になることで、ニコ生外の収入が増え、この収入が多くの配信者を支えているようになっているのだ。これはYouTuberとの大きな違いだろう。

 

動画配信で稼ぐ際のリスク

動画配信で稼ぐ際のリスク

動画配信で「稼ぐこと」を重視するなら、チャットレディー、チャットボーイに似た形式のサイトで配信した方が良い。つまり、動画を見ている人がすぐに課金できるような仕組みを持ったサイトである。動画配信者に直接課金できる配信サイトとして最近よく話題に上がるのはYouTubeライブアフリカTVふわっち17LIVEだろう。上でも述べたとおり、ニコ生でも投げ銭に近い機能として「ギフト機能」が実装されている。

 

ビジュアルで勝負の出来る若い男性、女性は簡単に課金できる仕組みの配信サイトの方が稼ぎやすい。実際、こういった簡単に課金できる仕組みをもった外部の配信サイトへニコ生の配信者の多くが流れている。

 

ふわっち

ふわっち - 動画・ラジオの生配信で稼ごう!
ふわっちは、誰でも気軽に動画・ラジオの生配信で稼げるアプリです。配信が盛り上がれば盛り上がるほど、ポイントがもらえます。

 

トップページで「動画・ラジオの生配信で稼ごう!」とあるように、ふわっちでは配信者がお金を稼ぐことを前提にサービス提供をしている。

ふわっちではリスナーが送ってくれるアイテムのポイントによりランキング順位が決定される。ランキング上位になれば自然と露出も増えるため、閲覧者の数よりも如何にして太い客を掴めるかが重要になる。

 

ふわっちのトップページに表示されている人気配信者を見てみると、1個あたり540円分のポイントが貰える「花火」というアイテムがどんどん配信者へと送られ、配信者はアイテムを貰う度に喜びの歌を歌っていた。その人の場合、1時間程度の配信時間で花火20個、他のアイテムを含めると約1.4万円分のポイントを獲得していた。

1時間配信してここまでのポイントを貰えるのは人気配信者だけに限られるだろう。しかし、稼ぐことを重視すればニコ生よりも容易かもしれない。

 

動画配信者と囲いの関係で生まれるリスク

ただ、このように直接課金といった形で太く囲われると、その囲いの影響力が非常に強くなる。太い囲い、またはスポンサー、太客とも言うが、配信者はお金を払ってくれる囲いに嫌われないようにするため、ある程度こうした太客の意向を汲み取らなければならなくなるのだ。

女性配信者の囲いは他の男性配信者とコラボするのも嫌がる。また、積極的な囲いならリアルで配信者に会いたがるだろう。外見を売りにしている配信者の場合、多くのリスナーは離れて行くので、結果的に配信では食べれなくなり、一部のファンに食べさせてもらうような形になってしまう。一部の囲いに養ってもらっている状態になってしまえば、その囲いに見放されたら終わりである。ここから愛人、パパ活に近い関係へ発展したケースも既に出ている。

 

アイドルとそのファンはインターネットによってその距離が近づいたとも言われている。距離が近づいたことで、アイドルは昔よりも明確なレスポンス(反応)をファンから要求されるようになった。これも大きなリスクだと言える。

アイドルめった刺し事件」で容疑がかけられている岩崎容疑者もアイドルからAV女優まで様々な囲いをやっていた。アイドルの中でも、めった刺しにするまで殺意が湧いたのはプレゼントの拒否やTwitterのブロックもされ、見返りを得られなくなったというのが理由とされている。

傷害や殺人、レ○プにまで発展しなくとも、囲いによるストーカー行為は度々報告されている。こうしたリスクも十分に考慮しなければならない。

 

少数の太い囲いよりも、多数のライトな囲い

長期で稼ぐことを重視すれば「ライトな(細い)囲いを多数」もしくは「ヘビーな(太い)囲い」を如何にして掴むかが重要となる。確かに、大金を課金してくれる太い囲いを獲得すれば、収入も一瞬にして大きく伸びるだろう。しかし、相手が求めているであろう見返りをきちんと把握しなければならない。それに答えられなさそうなら、最初からある程度の制限を加えた方が良い。

 

収入源(囲いの数)が少ないのは上記でも述べた様々なリスクも生じ得る。したがって、最終的には、太い囲いから大きなお金を得るよりも、少額をくれるライトな囲いの数を増やした方が良いだろう

ライトな囲いが増えれば、配信「外」収入を増やせるといった利点もある。収入源をニコ生関連及び外部と上手く分散することで、収入が無くなるといったリスクは低くなるはずだ。

 

ニコ生を含む動画配信サイトの「投げ銭」について詳しく知りたい人は下記記事を参考に。

ニコニコ生放送の「ギフト機能」を含む動画配信サービスの投げ銭はどのぐらい稼げるのか?
nicoad.nicovideo.jp/gift 2019年4月11日からニコニコ生放送に「ギフト機能」が正式に実装された。これは実質的に投げ銭の機能となる。ニコニコ生放送はこれまでの子ども手当、ニコニ広告に加えて、投げ銭でも稼げ...
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