外こもりを始めようと思っている人が後悔しないために知っておくべきこと

外こもりを始めようと思っている人が後悔しないために知っておくべきこと 外こもり

外こもりとは、わずかな貯金や収入を元手に物価の安い海外の国へ行き、そこへ長期滞在することを言う。アルバイトや日雇いバイト等で資金を貯めたり、ネットで収入を得ながら資産が尽きるまで、物価の安い海外でのんびりと暮らすライフスタイルである。

外こもり実践者は少し前まで

①バイト等の短期労働をして資金を貯める

②外こもり

③資金が尽きれば再び日本へ戻って短期労働

を繰り返している人が多かった。しかし、最近はネットで稼いだお金で外こもり生活をし、日本へ帰らずとも、長期的に滞在できる「新型の外こもり」が増えている。

【外こもりブログ】生き方としての外こもりをおすすめできるのか?
外こもりとはわずかな貯金や収入を元に物価の安い海外の国へ行き、そこへ長期滞在することを言う。質素な生活で支出を抑え、労働を極力避けてながら生活をしている人が多い。最近は日本での短期労働ではなく、ネットで稼いで滞在する「新型」の外こもり出てき...

上記記事では「新型の外こもり」実践者のブログやソーシャルを紹介している。以前のように短期労働や貯金を崩して外こもりをしている人は割合的に少なくなっている。特に若い人ほど、ネットで稼ぐことも組み合わせて現地に滞在している。もちろん、ネットで稼いで外こもりをしている人の方が露出しやすく、目立つためにそう感じるだけかもしれない。期間は違えど、セミリタイアと同じような生活を送る人全般が外こもりと呼ばれるようになっている風潮もある。

 

この記事ではそんな海外に引きこもる「外こもり」に興味のある人に向け

▶ 正社員とフリーターが外こもり生活を始めるにあたって生じるリスク
▶ 外こもり継続を左右する2つの要因

から

▶ 外こもりをした人の社会復帰プラン

まで、外こもりを実践する前に後悔しないためにも、より現実的なことを詳しく述べていく。

外こもり生活を検討「していない」人も、逃げ道の1つとして知っておいて損はないはずだ。

 

正社員とフリーターが外こもり生活を始めるにあたって生じるリスク

フリーターと正社員が外こもり生活を始める上でのリスク

 

会社は潰れる可能性もあるので、正社員は安定ではないと主張する人は多い。しかし、正社員の利点はこうした給与や保障の安定だけではない。正社員を続けることで生じる「キャリア」という「ポジションの安定」も大きい。

会社員を続けていれば、会社が潰れても自身のキャリアを生かした転職がしやすい。もちろん、年齢によって難しくなることはあるだろう。それでも、ポジションが大きく落ちる可能性は低い

会社員を辞めるなどして一度こうしたキャリアが途切れると、以前のポジションまでに回復させることは容易ではなくなる。つまり、正社員は一度辞めてしまうと、後戻りできないことが多いのだ。

 

では、フリーターがアルバイトを辞めて外こもり生活に入った場合はどうだろうか?

この場合ポジションの回復は容易だろう。以前勤めていたバイト先へと復帰する場合も、事前に相談していれば再度雇ってくれるケースが多々あるはずだ。もちろん、日雇いなど短期労働者も同様である。フリーターはポジションの保障が無い分、行動に伴うリスクも少ない。もちろん、ニートを含めた無職の場合でも同様である。

ただ、長期的に考えると年齢によってしづらくなるバイトもあるだろうし、体力的にも負担は増えるだろう。正社員ほどの保障もないので、老後に備えてお金をきちんと貯めるなど、金銭的な余裕も十分に残しておかなければならない。もちろん、これは外こもり実践者に限った話ではない。

 

外こもり継続を左右する2つの要因

外こもり継続を左右する2つの要因

外こもりを継続できるかどうかは

1.支出をコントロールできるかどうか

という内的な要因と、自身でコントロール出来ない

2.物価、為替レート

という外的な要因に左右される。

下記でそれぞれ詳しく紹介する。

 

支出のコントロール

外こもり生活を続ける上でもっとも大事なのは支出のコントロールである。支出を気にしなくても良いぐらいの資産や収入があればコントロールの必要性は生じない。しかし、外こもりをする人の多くは十分なお金を持っていない。

基本的に日本での支出が少ない人は現地でも支出を抑えられる。しかし、食事が合わなかったり、日本と同じぐらいの生活水準を物価の安い国で求める場合、通常は日本よりも支出が多くなる。生活水準をどれぐらい現地に合わせられるかによっても、支出は大きく変わってくる。

収入もしくは資産の範囲内で予定期間の間、外こもりできるかどうかが重要になる。本格的な外こもり人生へ進む前に、支出を記録しながらの実験的な滞在はした方が良いだろう。

 

物価、為替レートの問題

外こもりは物価の安い国だからこそ、日本における短期間での収入や少額のネット収入だけで暮らせる。

外こもりをする人の多くは日本で貯めた資産だったり、ネットも含め日本での収入を生活費に充てているだろう。この場合、現地の物価や為替レートは支出に大きな影響を及ぼす。 物価の安い国へ移住すると、長期的には現地の物価上昇により受けられるサービスも少なくなるというリスクが生じる。つまり、将来的に同じ場所で同じようなサービスを「同じような価格」で受けながら外こもりができる可能性は極めて低いのだ。

以前までは多くの人がタイ・バンコクを外こもり先に選んでいた。しかし、近年の物価上昇によりチェンマイだったり、タイの地方へと移住する人が増えている。

タイにおける物価について詳しい情報は下記記事を参考に。

タイの物価と1ヶ月の生活費。予算ごとに、どのような生活を送れるかも述べていく
タイの物価は、物価の高い首都バンコクと他の地方都市では大きく異る。特に、住居費(家賃)と夜遊び代の差が大きい。つまり、タイの物価といえど、どの都市で見るかによっても大きく違いが出てくるのだ。この記事ではわかりやすいように、住居費と風俗・夜遊

東南アジアも首都を避ければまだまだ物価も安い。ただ、長期的には外こもりできる場所も限られるだろう。

 

外こもりをした人の社会復帰プラン

外こもりをした人の社会復帰プラン

 

後先を考えずに外こもり生活を始める人は多い。しかし、外こもり生活を死ぬまで続ける人は少ない。多くの人は遅かれ早かれ何らかの形で止めることになる。どういう形でピリオドを打つかは自然と決まることも多い。

著者も東南アジアや中国圏で外こもり生活を以前までしていた。外こもりを止めたのは日本で暮らせるぐらいのアフィリエイト収入を得られるようになった時である。ただ、アフィリエイト収入が増えたら外こもりを止めようと最初から決めていたわけではない。

外こもりで期待するのはのんびりとした生活など、違ったライフスタイルの実現かと思う。これが継続できなくなった時、継続する必要性がなくなった時、自然と「卒業」することもある。

 

社会復帰、将来を考えるなら、外こもり生活を通して何かを育て、その経験がプラスになるようなものの方が良いだろう。現地で事業を興したり、就職でも良い。もちろん、そのためには語学等を学んだり、将来的に生かせるスキルの取得も外こもりをしながら意識して行う必要がある。

外こもりをすれば以前よりも状況は必ず良くなるとは言わない。ただ、ポジション回復が容易な立場だったり、現状が逃げ出したいぐらい辛いのなら、選択肢の1つとして用意しておくのは悪くないだろう。

 

外こもり実践者向きの仕事

旅行シーズン中にだけ、日雇いや短期バイトでお金を貯め、それ以外の時期を海外での外こもりにあてている人もいる。住み込み働き、住居費や食費もタダのリゾートバイトであれば、お金を貯めることに集中できるだろう。詳しくは下記記事を参考に。

リゾートバイトを始める前に知っておくべき注意点を紹介する
リゾートバイトは全国のリゾート地、観光地にあるホテル、旅館、スキー場、テーマパーク、海の家などにおけるバイトの総称である。「リゾバ」とも呼ばれている。日本では、北は北海道、南は沖縄まで全国各地に様々なリゾートがあり、リゾートバイトといっても

外こもり向けのバイトとしてリゾートバイトは最適と言えるだろう。

もちろん、ネットでの収入等他の収入と組み合わせも可能である。外こもりをより充実させるため、将来に向けて貯蓄を増やすためにこうした短期バイトも組み合わせてるべきだ。

 

外こもりは物価の安い海外で暮らすことに重点を置いている。これに対し、少ない労働でのんびり暮らす「セミリタイア」という考え方もある。

セミリタイアについては詳しく知りたい人は下記記事も必読である。

セミリタイアを「本気で」実現・維持するために知っておくべき条件を述べていく
セミリタイアとは、完全にリタイアしないまでも、リタイアに近い生活を送る事を言う。一定の収入を得るために仕事はするが、労働時間を抑えた生活を送る生き方である。早期退職と同じ意味で使われる場合もあるが、早期退職後の「生活」を意味として含む事が多い。セミリタイアの中心は40代から50代の人で、生活拠点を日本から物価の安い海外へ移し、投資や権利収入で収入を得たり貯金を切り崩しながら生活している。
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