クレジットカードに付帯している海外旅行保険の使い方をわかりやすく述べていく

クレジットカードに付帯している海外旅行保険の使い方をわかりやすく述べていく 海外旅行

現地で海外旅行保険を使う場合、まず利用するクレジットカードの海外旅行保険が利用付帯か自動付帯か?を確認をしなければならない。自動付帯は持ってるだけで保険が適用される。しかし、利用付帯は海外旅行保険の適用条件を満たさなければ保険の適用を受けれない。

適用条件を満たしている人が海外旅行保険を使う場合、まず「海外アシスタンスサービス」や「緊急デスク」といった指定の連絡先へ電話する。インターネットでも調べられるので、「(カード会社名) 海外旅行保険 緊急連絡先」などのキーワードで検索してみよう。

 

こうしたヘルプデスクでは滞在先近くの病院を探してくれるし、治療費用を自己負担(立替)が不要なキャッシュレス診療にするための手続きもしてくれる。病院での治療時に必要なものは電話時に確認しておくべきだ。

 

この記事では

▶ 海外で保険を適用し治療を受けるまでの手続き(キャッシュレス診療含む)
▶ 自動付帯と利用付帯の違い

から、これらを踏まえての

▶ 海外旅行保険の付帯するおすすめクレジットカード

までを中心に詳しく述べていきたいと思う。海外旅行保険の付帯するクレジットカードを持って海外へ行く人だけでなく、これからクレジットカードを作ろうとしている人も予め頭へ入れておくべきだ。

 

年会費が無料、自動付帯で海外旅行保険が付いてくるクレジットカードとしては下記クレジットカードが有名である。

>>> 世界38カ国に日本語対応の現地デスクもある海外旅行保険付き無料クレジットカード

ちなみに、クレジットカードについている海外旅行保険の補償額は合算できる。つまり、海外旅行保険付きクレジットカードは2枚以上持っていると、治療費などの補償金額も増える。

海外旅行保険が自動付帯かつ年会費が無料のクレジットカードは作っておかないと損だ。

 

海外で保険を適用し治療を受けるまでの手続き(キャッシュレス診療含む)

海外病院
www.flickr.com

 

キャッシュレス診療を利用すると、現地で現金を支払う必要が無い。

キャッシュレス診療が可能かどうかは

・受診する病院
・海外旅行保険の付帯しているクレジットカード

によって可否が決まる。

田舎の病院や個人の小さな病院など、受診する病院によっては海外旅行保険のキャッシュレス診療に対応していないところもある。また、クレジットカード(海外旅行保険)自体がキャッシュレス診療不可のものもある。

 

キャッシュレス診療に対応していない場合、まずは自分で治療費用を支払わなければならない。日本へ帰国してから保険料を請求する形になる。したがって、余分な手続きが増え、少々面倒になる。また、保険料の請求では病院で発行される領収証が必要になるため、領収書の発行を求め、なくさないように保管しておこう。

 

海外旅行保険を使って、キャッシュレス診療を受けるまでの流れ

海外旅行保険を使ってキャッシュレス診療を受けるまでの流れとしては

1.「海外アシスタンスサービス」や「緊急デスク」といったカード会社の緊急時連絡先へ電話をする(海外旅行保険を受ける際の緊急連絡先としては日本もしくは現地電話番号がある)。

2.滞在先近くにある病院を予め調べておき、キャッシュレス診療に対応しているかどうかを聞く。サポートデスクに滞在先(ホテルなど)を伝え、近くのキャッシュレス診療が可能な病院を紹介してもらうこともできる。

3.必要なものを持参して病院へ行き、受付で名前を名乗って診療を受ける。

以上のような流れになる。

下記ではさらに詳しく紹介していく。

 

「海外アシスタンスサービス」や「緊急デスク」といったカード会社の緊急時連絡先へ電話をする

クレジットカード付帯の海外旅行保険に限らず、海外旅行保険であればどれでも事故や急病時の緊急デスクがある。治療を受ける際には、まずはそちらに電話する。旅行前に緊急デスクの電話番号は必ずチェックし、現地からのかけ方を含めてスマートフォンやスケジュール帳等に記載しておくとトラブル時も迅速に進められるだろう。

楽天カードの場合、海外旅行保険の緊急デスクは「018-888-9289」となる(2020年7月現在)。国際電話のかけ方としては、頭の「0」を取り、国際電話識別番号「001(タイの場合。国によって異なる)」の後に日本の国番号「81」を付けて発信する。つまり、上記の番号にタイから日本へかける場合は 「001-81-18-888-9289」 となる。日本から持参した携帯電話など、「+」が使えるプッシュ式の電話の場合は 「+81-18-888-9289」 でも良い。

また、緊急時のクレジットカード会社等の連絡先は多くの場合がコレクトコール(通常の発信者ではなく、着信者が負担するもの)なので、携帯電話でも電話料金を気にする必要はない(緊急時に電話代を気にする人はいないとは思うが)。

 

サポートデスクに滞在先などを伝え、指定先の病院へ行く

電話では下記のようなことが聞かれる。

①海外旅行保険のID(クレジットカードであればカード番号)、名前等本人確認に必要な情報
②現在地(国や都市名、ホテルの名前等)
③入国、出国予定日等
④近くに病院があればその病院名

海外旅行保険は利用付帯の場合は

⑤海外旅行保険が適用されていることが証明できる物(航空券のチケット、ツアー代金領収書、公共交通機関の領収書など)

上記事項は通常の海外旅行でも意識して覚えておく、もしくはメモを用意しておいた方がトラブル発生時にスムーズに対処できる。ホテル名やエリア名等、言語も違う外国なので、海外旅行に慣れていない人の中には電話中に確認できない場合もあるだろう。

現在いる都市やエリアでキャッシュレス診療が可能な病院を探してもらう。もしくは、こちらが指定した病院(ホテルの近くにある病院など)でキャッシュレス診療が可能かを電話で聞く。

 

必要なものを持参した上で病院へ行き、受付で名前を名乗って診療を受ける

キャッシュレス診療で予約し、病院へ行く際の持ち物としては

・パスポート
・海外旅行保険の付帯しているクレジットカード

は通常求められる。必要なものは海外旅行保険や国によって異なるかと思う。こちらもサポートデスクで確認してほしい。

キャッシュレス診療が可能なら保険会社が病院へ治療費の立て替えを行なってくれるため、現金も持参不要である。

 

キャッシュレス診療が不可で治療費を立て替えた場合の請求方法

キャッシュレス診療に対応していない病院で治療費を自分で払った場合でも、海外旅行保険が適用されれば治療費は戻ってくる。近場にキャッシュレス診療未対応の病院しか無い街では、緊急時に、自身で治療費を立て替えることも必要になる。そのためには現金も用意しておかなければならない。

また、クレジットカードに付帯している海外旅行保険自体がキャッシュレス診療に対応してないこともある。

 

キャッシュレス診療が不可の場合、後から保険会社へ保険料を請求することになる。手順としては

①病院で治療費の立替、自腹で治療費を払った際に、領収証を発行してもらう
②保険会社に電話を入れて、必要書類を自宅に郵送してもらう
③領収証を貼り付け、必要事項を記入した上で書類を郵送する
④後日、審査の結果が伝えられ、保険の適用が認められれば現地治療費を日本円換算された額が指定した銀行口座へ振り込まれる。

という流れになる。上記手続きは保険会社によって若干異なる。

キャッシュレス診療であれば、こうした保険料の請求も不要になるため楽である。

 

クレジットカードに付いてくる海外旅行保険の利用付帯と自動付帯の違い

クレジットカードの海外旅行保険

 

クレジットカードに海外旅行保険が付帯されていても保険の適用に「利用」条件が「ある」ものと適用に利用条件が「無い」ものがある。保険の適用に利用に条件があるものを利用付帯利用条件が無いものを自動付帯と呼ぶ。

利用付帯の場合は保険の適用に、利用条件まで追加される。保険の適用条件が狭まり、これが理由で保険が降りないケースも多々ある。自動付帯は利用の条件に制限がなく、事故・病気そのものの適用条件を満たせば補償を受けれる。

まずは利用付帯と自動付帯について下記でそれぞれ詳しく紹介していきたいと思う。

 

利用付帯

利用付帯のクレジットカードは通常、海外旅行中もしくは国内での移動料金をこのクレジットカードで支払う必要がある。この「利用」の定義と補償される期間は、概ね下記の条件で統一されている場合が多い。

①日本を出国する「以前」に

②公共交通乗用具(航空機、電車、船舶、バス、タクシーなど)または募集型企画旅行の料金を支払った場合で

③日本を出発してから3ヶ月後の午後12時までの旅行期間

※適用条件は保険会社によっても異なる。持ってるクレジットカードの海外旅行保険規約は必ず確認してほしい。カード会社によっては利用付帯は適用条件を厳しくしている。したがって、支払を立て替えても、保険料支払いが認められないこともある。

 

日本を出国前にとあるので、海外旅行先で(海外旅行に行ってる間に)別の都市への長距離バス料金等を利用付帯のクレジットカードで支払っても保険は適用されない。逆に、現地の長距離バスを「日本出国前に」利用付帯のクレジットカードで予約、決済すれば適用される。利用する全ての公共交通乗用具の代金を同じクレジットカードで支払う必要は無い。航空券やバスなど、1度でも日本出国前に利用すれば適用されるのだ。

また、クレジットカードによっては、この際の利用額が1万円以上と決まっている場合もある。カード会社に付帯する海外旅行保険の規約を必ず確認して欲しい。

 

利用付帯の海外旅行保険が付いており、かつ年会費が無料のクレジットカードとして下記クレジットカードがある。

>>> 海外旅行保険の付帯する年会費が無料のクレジットカード

こちらのクレジットカードでは審査に通りにくいフリーターや以前クレジットカード審査に落ちた人にも申し込みに挑戦してみることをおすすめする。こちらのクレジットカードは入会審査を甘くし、途上与信で厳しく審査をするため、他のクレジットカードよりも作成自体は簡単になっている。

楽天カードに付帯する海外旅行保険の場合、期間は日本を出発してから3ヶ月後の午後12時まで、もしくは旅行終了(帰宅)後72時間以内となっている。この場合、2ヶ月間の旅行から帰国し、48時間後の発熱で診察を受けた場合も保険の適用範囲となる。

楽天カードに付帯する海外旅行保険について詳しく知りたい人は下記記事を参考に。

楽天カードに付帯する海外旅行保険について事前に知っておくべきこと
 楽天のクレジットカードを海外旅行の観点で見ると「楽天カード」と「楽天プレミアムカード」に分けることができる。VISAやMasterCard、JCB等のカードブランド、ANAマイレージクラブカード、PINKカード、アカデミー、ゴールドカ...

 

自動付帯

自動付帯は利用付帯のように、旅行における公共交通機関料金の支払の有無は保険適用の条件と「されない」。したがって、海外旅行に行く際には、必ず1枚持っておくべきクレジットカードになる。

保険の適用期間も旅行のために日本を出発してから3ヶ月後まで有効なことが多い。日本を出発してからなので、たとえば、1週間海外旅行をし、帰国後2ヵ月経った後、この事故が原因で腰痛になり、病院で診察を受けても保険は適用される。

 

海外旅行保険が自動で付帯しているおすすめのクレジットカードとして、海外旅行保険だけでなく、空港ラウンジが使えるパスが付いているクレジットカードもある。海外旅行へ頻繁に行き、空港のラウンジを利用したい人にはおすすめである。

>>> 海外旅行保険だけでなく、空港ラウンジが使えるパスが付いているクレジットカード

 

自動付帯のクレジットカードの多くは、初年度の年会費は無料でも2年目以降は有料となっている。年会費が無料のクレジットカードでも自動付帯の海外旅行保険が付いているクレジットカードは非常に少ない。

>>> 世界38カ国に日本語対応の現地デスクもある海外旅行保険付き無料クレジットカード

補償額はそれぞれ合算できるので、海外旅行保険が自動付帯かつ年会費が無料のクレジットカードは作っておかないと損だ。

 

海外旅行保険の付帯するおすすめクレジットカード

海外旅行保険の付帯しているクレジットカード

 

利用付帯は保険が適用されないケースも増えるので、基本的には海外旅行保険が自動付帯のクレジットカードを用意しておくべきである。著者も利用付帯で海外旅行保険が適用されず、自腹で治療費を払ったことがあった。

また、海外の病院は治療費が高い。よく話題になるのはアメリカでの治療費用だろう。ちょっとした骨折の治療でも請求額は1000万円を越える。アメリカは旅行中傷害事件に巻き込まれた被害者でも、破産する人が多々出てきており、問題になっている。

くわえて、急病人ならとりあえずは治療してもらえる日本の病院と違い、海外では支払能力の無い急病患者の治療は拒否されるのが普通だ。治療を行ってくれたとしても、この分の費用の支払補償を保険でまかなえないだけで、障害の残る結果を招いたケースは多々ある。こうしたリスクについてはきちんと頭へ入れておいた方が良いだろう。

事故や急病時における海外旅行保険の使い方から加入しないことで生じるリスクまでを紹介していく
日本は医師を含めた病院、国の社会保障制度も海外より優れている。多くの人が民間の生命保険に入らなくとも安心して暮らせる。しかし、海外では、原則として、お金の用意ができなければ高度な医療を受けれない。病院も払えるお金に対してのサービスし...

 

上でも述べたように。年会費無料のクレジットカードで自動付帯のものある。年会費無料で、トラブル時の手続きを簡潔にしたいなら、こちらのクレジットカードは申込みしておくべきだ。

>>> 世界38カ国に日本語対応の現地デスクもある海外旅行保険付き無料クレジットカード

クレジットカードに付帯する海外旅行保険の補償額は合算される。たとえば、上のエポスカードは傷害治療費用の限度額が200万円となっている。治療費に500万円かかった場合、300万円の自己負担が生じてしまう。しかし、他のクレジットカードに300万円の傷害治療費用補償が付いていればこちらから300万円出してもらうことで自己負担の額を0にできる。

年会費無料なら海外旅行保険の付帯したクレジットカードを複数所有する事は利点の方が大きいだろう

 

海外へ頻繁に行く人なら年会費はかかるが空港ラウンジが使える海外旅行保険の自動付帯付きクレジットカードを作っておいても良いだろう。

>>> 空港ラウンジが使え、海外旅行保険の自動付帯付きクレジットカード

ラウンジの利用を考えると、年会費を取られても十分にもとが取れる。

 

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