この記事では海外旅行における必需品含む持ち物を
1.海外旅行での必需品
2.海外旅行の持ち物として優先順位の高い物
3.旅行を快適にする物、できれば持っておく、用意しておくべき持ち物
と重要度の高い順に分け、用意しておくべき理由とともに紹介していく。
この記事で紹介した持ち物の一覧(チェックリスト)も最後に記載しているので、時間のない人はこの部分だけでも目を通して欲しい。
必需品と呼べるレベルの持ち物はほとんどの人が知っているかと思う。ただ、必需品は忘れたら最悪移動もできないので、家を出る前にこれだけでも認しておくべきだ。
頻繁に海外旅行へ行っている人も持ち物の最適化のために、一通りチェックして自分だけのリストを完成させてほしい。
海外旅行での必需品
▶ パスポート
▶ 現金(日本円でもOK)
▶ クレジットカード(キャッシング、海外旅行保険付き)
海外旅行で必需品と呼べるのはこの3つである。
国をまたぐ移動でも最悪パスポートと(旅行中に必要な額の)現金もしくはクレジットカードさえあれば何とかなる。持って行きたい荷物が多すぎて、パスポートを忘れる人もいるかと思う。パスポートを忘れたら出国は出来ない。出国はできても現金を含む決済手段を持たないと、何も買えないしサービスも受けられない。
家を出る前はパスポートと現金(もしくはクレジットカード)の確認だけでもしておく習慣を付けるべきだ。
日本人の殆どいない都市でなければ、日本円だけ、クレジットカードだけでも現地通貨を得るのは難しくはない。空路であれば空港は利用するはずで、空港であれば基本的には日本円から現地通貨への両替、クレジットカードによるATMでの現地通貨引き出しが可能である。
もちろん、日本人にはマイナーな都市だと日本円から現地通貨への両替はできないし、レートにかんして良いとは言えなくなる。また、JCBが使える店、ATMも少ない。
マイナーな都市へと行く人はアメリカドルも、日本出発前もしくは経由国で両替し、用意しておくべきだ。クレジットカードもMasterCard、VISAが良いだろう。
クレジットカードは現金の代わりに買い物で使える。海外だと、決済時はサイン不要でもPINを求められることが多い。海外旅行前にはクレジットカードの暗証番号も確認しておこう。
また、キャッシング、海外旅行保険付きのものを用意すれば広い意味での保険として使うことができる。
現金を落としたり忘れても、キャッシング機能付きクレジットカードがあれば、自分一人で問題の解決ができるだろう。
クレジットカードの審査に通らない人はプリペイド式のキャッシュカードを作成しておこう。こちらも海外のATMで現金を降ろす手段にできる。
海外旅行保険付きのクレジットカードを持っていれば、事故や急病の時にも役に立つはずだ。
クレジットカードに付帯している海外旅行保険については下記記事を参考に。
海外旅行の持ち物として優先順位の高い物
ここでは持っておいた方が良い持ち物、持っておくと便利なものを紹介していく。渡航先、人によっては不要になるものもある。リストは必要に応じて、修正してほしいと思う。
▶ 旅行用カバン(リュックもしくはスーツケース)
旅行用カバンは機内に持ち込みの条件として3辺合計115cm以内などの制限がある。委託荷物として預ける予定の人は気にする必要はない。しかし、LCCの場合、委託荷物は有料となるので、機内へ持ち込む予定の人もいるだろう。この辺は航空会社によって基準が異なるので重さや大きさは予め確認しておく必要がある。
2週間程度の旅行なら、40~60L(リットル)のリュックやスーツケースで十分かと思う。もちろん、サイズは人によっても異なるのであくまでも参考程度に。
リットルは体積の単位で、リュックの容量でも使われている。数字が大きければ当然大きくなる。
44Lのオシャレな旅行用リュックサック(男女兼用)。コンパクトなちょうど良いサイズで、それなりの量が入る上にリュック自体がかなり軽い。LCCなど重量を抑えたい人、街でもオシャレに使えるおすすめのリュックサックである。44Lなら数週間分は十分に入る。多めにお土産を買う人、荷物の多い人、長期旅行者はもう少し大きいリュックサックやスーツケースの方が良いだろう。
スーツケースは高いほうが耐久性も上がる。ただ、頻繁に旅行をする人でも無ければ1万円以下でも十分だ。
上記スーツケースは軽量のスーツケースで一年保証が付いたもの。
スーツケースを委託荷物として預けるときは検査上、鍵をかけては「いけない」。従って、輸送中、何かの拍子に開いてしまうことがある。そうなると、中身が飛び出して、紛失してしまうものも出てくるだろう。
こうしたことの無いように、ロックできない分、スーツケースベルトを付けて開かないようにしておくべきだ。
▶ SIMフリーのスマートフォン、モバイルバッテリー
SIMフリーのスマートフォンを持っていれば、現地SIMを購入するだけで旅行中常にネット環境を構築することが出来る。旅行中インターネット環境があれば何かと便利である。
Google Mapがあれば迷子にならないし、Google翻訳があればコミュニケーションにも役に立つ。他にも、UberやGrabなどがあれば、移動にも困らない。スマートフォンも海外旅行では必需品にしても良いかもしれない。
移動時間の長い人はスマートフォンに合った充電器はもちろん、モバイルバッテリーも用意しておいた方が良いだろう。
日本の携帯をそのまま持って行っても、国際ローミングサービスによりネットを利用することはできる。しかし、国際ローミングは非常に高い料金を請求される。ドコモの場合、1日3000円程度もかかる。
他にも、レンタルポケットWiFという手段がある。ただ、こちらも、現地のSIMカードを差し込んで使うより高くつくのが普通だ。現地のSIMカードを携帯へ指す形でも、テザリングでPCへとWiFiを飛ばすことは出来る。
ちなみに、スマートフォンもモバイルバッテリーも荷物検査の時はパソコンやスマホと一緒に出す必要がある。リュックやスーツケースを委託荷物として預ける場合、事前に出しておかないと検査所へ呼び出されることもあるので注意しよう。特に、モバイルバッテリーは容量が多いと空港で没収されることもある。
盗難や紛失の心配がある人はスマートフォンでGoogleアカウントにログインし、下記サイトをスマホ以外で閲覧できる状態にしておこう。一定の条件はあるものの、スマホの位置がリアルタイムでわかるようになっている。
アイフォンの場合はiCloudというサービスを利用する。
ノートPCなどで見るときは、スマホにログインしたGoogleアカウントでGoogle Chromeでもログインする。そのGoogle Chromeで上記サイトへアクセスすればスマートフォンの位置がわかる。
アイフォンの場合はApple IDへサインインすれば良い。
▶ 海外旅行保険(保険契約証)、海外旅行保険の付帯するクレジットカード
契約する保険によっては、数百万円の治療費がかかる事故や病気だけでなく、物が盗まれた場合の物損補償もしてくれる。ノートパソコンなど高級品が盗まれたり、壊れた場合も助かるだろう。
海外旅行保険はクレジットカードへ無料で付帯しているものもある。ただ、利用付帯ではなく自動付帯のクレジットカードを用意すべきだ。利用付帯の海外旅行保険は保険不適用の要件が多い。いざという時に保険が適用されないことも多々あるからだ。
また、クレジットカードに付帯する海外旅行保険は保証額が少ない場合がある。特に、欧米の病院など高額な治療費がかかるケースでは自己負担分も出てきてしまう。有料の海外旅行保険を契約したり、海外旅行保険が自動付帯するクレジットカードは数枚作成しておいた方が安心だろう。
有料の海外旅行保険としてはネットで申し込みが可能な新・海外旅行保険off!がおすすめである。
治療費の額など、保証額のアレンジができる。
日本とは違い、海外の救急はお金のない人、保険に入っていない人の治療は行ってくれないと思った方が良い。事故や事件に巻き込まれたり、病気になった時のために保険は必ず加入しておきべきだ。
クレジットカードを作れない人は有料の保険でも1週間なら5000円以下なので、空港や旅行代理店で加入しても良いだろう。
また、トラブル時、すぐに対応できるよう契約番号などが書かれている保険契約証も常に携帯しておこう。クレジットカードに付帯するも海外旅行保険の場合、海外旅行保険を利用するにはクレジットカード自体の持参も必要となる。
▶ 着替え
通常は現地で洗濯ができるため、3、4日分用意すれば長期の滞在でも特に問題はない。いざとなれば、購入することも出来る。
ただし、バーやクラブ、高級レストラン、ディナークルーズではドレスコードを要求されることもある。そういった場所へ行く予定の人は日本からその国にあった「正装(フォーマルウェア)」を持参した方が良いだろう。
▶ 普段飲んでいる薬
日本で普段飲んでいる薬があれば持参した方が良い。
市販薬は現地で購入することは出来る。ただ、有効成分や含有量の違いはある。コミュニケーションに自信のない人は使用する可能性の高い薬についても必ず持参すべきかと思う。
▶ 虫よけスプレー、蚊がいなくなるスプレー
東南アジアなどの温かい国でかつ発展途上国では持っていくべきものになる。
日本の蚊がいなくなるスプレーはチェックイン時、部屋へ入った時に何回が吹いておくと本当に蚊がいなくなる(というか蚊を殺す)。 夜蚊に悩まされたくない人は必ず持参しよう。
また、自然の多い街などではカフェにいるだけでも蚊が大量にいて落ち着かない。そういう時のために虫除けスプレーも用意しておこう。
蚊を殺すことはデング熱やマラリアの感染予防にもなる。地域によってリスクは高くなる。
蚊がいなくなるスプレー、蚊よけスプレーは必需品に含めても良いかもしれない。
上記「蚊がいなくなるスプレー」、「虫除けスプレー」は100ml以下なので、液体でも機内への持ち込みが出来る。
▶ 航空券もしくはホテル予約表のコピー
最近は航空券もメールにて添付されているため必需品とは言えなくなっている。実際、チェックインカウンターでもパスポートの提示だけで搭乗までの手続きは可能だ。ただ、できれば航空券もしくは予約表のコピーを持っていった方が良い。空港でのチェックインまたは海外で入国の際、帰りの航空券もしくは予約表の提示を求められこともあるからだ。
また、ホテルでも予約番号を求められることがあるし、パスポートの紛失時などトラブルの時には必要になる。コピーを持っておくと、予約が確認できない場合などに証拠としてみせることが出来る。
確かに、これらはメールなどに添付されているため、スマートフォンでも代替できる。ただ、日本でコピーの取れる環境にあるなら、予め印刷しておいた方が良いだろう。予約表はメールで保存してあっても、現地ではインターネットに繋いでいなければ閲覧できない。できるなら紙面でコピーし、持参しておくべきだ。
▶ ペン等の筆記用具
入管に提出するイミグレーションカード(入国カード)を記載する際に持っていると便利である。イミグレーションカードは飛行機で配られるため、ペンがあれば機内で記入できる。イミグレーションの列に並びながらの記入も可能だろう。
また、ペンはメモ帳と一緒に持参することでコミュニケーションツールとしても使うことが出来る。英語はもちろん、台湾や中国では漢字である程度のコミュニケーションを取ることもできる。
▶ 緊急連絡先を記載したメモ
クレジットカードの緊急連絡デスクや事故や病気の際、海外旅行保険会社の連絡先などはすぐにわかるところへメモしておこう。思い浮かぶ限りの緊急連絡先はいざとなっても困らないようメモに残しておくべきだ。
スマートフォンのメモ帳にまとめておいても良い。ただ、スマホとは別に紙でも残しておき、財布など常に持ち歩くものとより安心だろう。
旅行を快適にする物、できれば持っておく、用意しておくべき持ち物
優先順位は高く無い。ただ、人によっては必需品といえる「旅行を快適にする物」「できれば持っておく、用意しておくべき持ち物」ものもあるかと思う。
この項目ではそういった持ち物を紹介していく。
▶ Fireタブレット、イヤホン
Fireタブレットがあれば、飛行機などの移動中の暇つぶしとして「小説、漫画を読む」「オーディオブックで小説や評論を聞く」だけでなく、「映画を見る」ことも出来る。Amazonのプレミアム会員が無料で利用できるプライム・ビデオは映画のダウンロードが可能で、インターネット環境のないオフライン状態でも視聴することが出来る。
もちろん、今までダウンロードした電子書籍も読むことが出来るので、本一冊を持参するよりも便利だろう。旅行中に本を持っていくと、意外とかさばるし重い。Fireタブレットは300g程度の重さで、サイズもコンパクトである。このデバイスで本や映画を楽しむことが出来るのだ。
映画2本だとさすがに飽きる。小説と合わせることで5時間ぐらいの時間は簡単に潰せるかと思う。飛行機の座席に付いているモニター以上に画質はキレイで見やすい。LCCにはモニターも無いので、乗ってる間の暇つぶしには必須と言えるかもしれない。
旅の指差し会話帳をタブレットにダウンロードしておけば現地の人とのコミュニケーションツールとしても使える。もちろん、これらもネット環境の無いオフラインでも見ることができる。
また、のんびりと目を閉じながらオーディオブックを聞いても時間はあっという間に過ぎるかと思う。オーディオブックは標準速度で1冊4時間から8時間程度である。
Amazonのオーディオブックなら、スマホにアプリを入れるだけで、ホリエモンの本や直木賞受賞作品もダウンロード出来る。搭乗前にスマホへと入れておけば、飛行中も聞くことが出来るのでおすすめである。30日間は無料でその後は月額1500円になる。
オーディオブックは映画や本とは違い、目を休められるといった利点もある。目が疲れやすい人は移動中こちらの利用も検討すべきだ。
タブレットで映画を見たり、スマホで音を聞く場合、イヤホンも付けた方が良いだろう。
▶ トラベル枕
飛行機や車での移動中、座りながら使える枕である。空気で膨らませるタイプだと、軽いのはもちろん、小さくたためるため持ち運びに便利。大きな負担にはならない。
人によって、これを使うことで快適になったり、ならなかったりする。合う合わないはあるので、移動中の睡眠で快適になるかどうか、試しに使ってみるとよいだろう。
▶ アイマスク、耳栓
防音が完璧ではないホテルは多い。しかも、中国人や中東系の団体客は部屋のドアを開け、廊下に響くように騒いでいたりする。ホテル内だけでなく、外の騒音も聞こえて来るホテルは結構あるので、音に敏感な人は用意しておいた方がいいだろう。もちろん、飛行機等の移動中にも使える。
アイマスクは移動中など光を遮断したい時に便利。よりリラックスできるはずだ。
アイマスクについては数百円のものもある。ただ、安物は耳周りが痛くなったりするので、快適な睡眠のためにも1000円程度は出した方が良いかと思う。
▶ マスク
喉が乾燥すると風邪を引きやすくなるため、飛行機に乗っている間はマスクなどをしておいた方が良いだろう。もちろん、女性のすっぴん隠しにも使えるし、顔の乾燥を防ぐこともできる。
東南アジアや中国などの発展途上国では、道路の舗装が中途半端で砂ぼこりがひどい都市もある。車の排気ガスが多く、都市部の空気は基本的にあまり良くない。現地の人でも移動中にマスクをしている人は多い。現地でバイクなどに乗る際も、気になる人は持参した方が良いだろう。
▶ 圧縮袋、ジップロック
圧縮袋に入れれば、上着や下着などをコンパクトにできる。リュックやスーツケース内にスペースを作るのにも使えるだろう。
また、液体が漏れるのを防止するのに、ジップロックも複数枚持っておくと便利である。
▶ 防寒着
真冬の日本から出発したり、海外旅行先が冬なら当然持って行くだろう。ただ、年中常夏の国でも、冷房をかなり強めに設定している国は多い。東南アジアや中国がそうである。飛行機内でも必要以上に寒くしている場合がある。防寒着は持っておいた方が良いだろう。
日本が夏だと、こうした防寒具は忘れがちである。せっかくの旅行なのに海外滞在中に風邪を引いたら勿体無い。
寒さに晒されることが長期間無いようなら、ホッカイロでも良いだろう。
▶ 睡眠導入薬(睡眠薬)
映画を観たり、小説を読んでも飽きることは度々ある。そんな時は睡眠導入薬を飲み、現地での活動に備えて寝溜めしておいても良いかもしれない。
LCCのだったり、長距離バスだったり、移動が苦痛という人もいるかと思う。寝て移動することを考えているなら持参してもよりだろう。
▶ リップクリーム
飛行機内は特に乾燥する。かさばらないので、唇の感想が気になる人は持って行った方が良いだろう。
▶ ポケットティッシュ、ウエットティッシュ
海外のレストランでは日本のようにナプキンやおしぼり、ウエットティッシュがレストランに用意されていることはほぼ無い。手を使って食べる料理が多い国へ行き、手のべとつきが気になる人は持っておくべきだ。
一緒に食事をする相手に配っても喜ばれるだろう。
▶ 衛生用品
女性であれば生理用品、普段コンタクトを使っている人はコンタクトレンズの他、洗浄液や目薬も持参した方が良い。もちろん、現地でも購入することは出来る。ただ、合う合わないの問題もあるし、コミュニケーションの必要性や日本よりも値段が高くなってしまうことが多々ある。
手間やコストを抑えるなら、日本から持参した方が良いだろう。
▶ 常備薬
常備薬としては
1.解熱鎮痛薬
2.かぜ薬
3.胃腸薬
4.整腸薬
5.下痢止め
6.皮膚薬
7.アレルギー薬
8.酔い止め
9.消毒薬
が良く言われるところである。
個人的には、皮膚薬としてムヒだけは必ず持って行き、その他は必要に応じて現地で購入している。蚊以外にも不衛生なホテルではカビや虫などで肌が荒れ、痒くなるケースがあるのでムヒはかなり便利だ。
体質に合わせて必要と感じる常備薬は、そこまでかさばるものでもないし、日本から持って行くと良いだろう。
▶ メイク用品、化粧水、乳液、化粧落とし、保湿剤、日焼け止め
メイク用品など日本で使用しているものがあれば持っていった方が良い。衛生用品と同様に、こちらも現地のものが合わなかったり、値段が高くつくことがあるからだ。
ただし、これら液体物は100ml以下の容器に入れないと機内への持ち込みが出来ないので注意しよう。委託荷物として預ける場合は100ml以上でも問題ない。
▶ デジカメ
写真を撮るだけならスマートフォンでも代用できる。ただ、写真を頻繁に撮る人はデジカメの方が持っていて便利だろう。暗かったり、ネオンなどが混じる夜景は5万円以上のいわゆるコンデジの方がキレイに撮ることが出来る。
ちなみに、デジカメに内蔵されている「リチウムイオン充電池」は預け入れの荷物に入れておくと検査で引っかかり呼び出されることもある。機内へ持ち込むようにしよう。
また、海外でウォータースポーツを中心に楽しみたい人は必ず防水のカメラを使うようにしよう。
防水でないカメラは水に弱く、海はもちろん、プールサイドの撮影にもあまり向いていない。
▶ 電動歯ブラシ
個人的には旅行中こそおすすめである。素早く歯を磨き、口臭を抑えることが出来る。時間がない場合もあるかと思うので、やはり必要な時間を短縮できる物は持っておいて損はないかと思う。
数分のブラッシングでもツルツルになるので普段から利用している人も多いだろう。
電動歯ブラシは5000円程度で購入できる。日本での利用もおすすめしたい。
日本人の中年特に男性になると口臭を気にしない人も多い。しかし、もう少し普段から気を配ったほうが良いかと思う。
数週間に渡る海外旅行なら電源アダプタも持って行く必要がある。ただ、1週間程度であれば出発前に充電しておけば十分持つ。
電動歯ブラシは手の小さい女性向けサイズもある。
▶ ひげそり、電動ひげそり
中級以上のホテルなら、備え付けられていることも多い。ただ、切れ味の悪い安物が多く、できれば日本のちゃんとしたひげそりを持って行った方が良いだろう。
普段、電動ひげそりを使用している人は充電コードも忘れずに持参しよう。最近の電動ひげそりであれば、現地のボルトにも対応している。
▶ 変圧器、変換プラグ
日本の電圧は100Vで日本の電気機器はこの100Vに対応する形となっている。海外の電圧は国によって異なり、電気機器によっては現地で使うと過度の負担をかけてしまい故障に繋がる。とはいえ、海外に持って行くようなスマートフォン、ノートパソコン等の電気機器は異なる電圧にも対応しているため、基本的に変圧器は必要無い。もちろん、高い電圧で壊れやすくなる可能性は否定出来ない。心配な人は変圧器を持って行っても損はないかと思う。
ただ、コンセントの挿入口の形が違い、日本のコンセントが指せない場合もある。この時のために変換プラグも用意しておくべきだ。
変換プラグ付きの変圧器。スマホやデジカメ、ノートPCなど、充電の必要な機器(ガジェット)を複数持っていくなら、プラグの指口も複数あると便利である。
▶ 水着
南国へ旅行し、海やプールに入ることを検討しているなら水着も持参した方が良いだろう。海外の温泉では混浴の代わりに水着の着用が義務付けられている国もある。サウナも同様である。
もちろん、水着なら現地で購入することもできる。
▶ タオル
格安ホテルの場合タオルが用意されていないこともあるし、体を拭くと毛玉がこびりつく安物のタオルの場合もある。他の荷物のクッションになるので、荷物に余裕がある人は持参しても良いかと思う。
▶ 帽子、サングラス
山などの高所やビーチリゾートへ行く場合はもちろん、内陸部でも紫外線の強い都市はある。
日中外に長期間出る予定なら、熱中症対策だったり、頭皮を焼かないため、目に負担をかけないためにも持っておいた方が良いだろう。
▶ 腕時計
時間のチェックならスマートフォンなどでも代用出来る。ただ、ポケットから出すのが面倒であったり、プールや海で遊ぶ予定の人は持っておくと便利だ。
スマートウォッチならポケットからスマホを取り出す手間も省けるだろう。これはスリの防止にも繋がる。
▶ 隠し金庫
隠し金庫はその名の通り、金庫に見えない金庫である。
隠し金庫は現金を隠す場所として便利なので必ず持参するようにしている。現金をスーツケースやリュックに入れておくと、ホテルの清掃員や同じホテルの宿泊客などに盗まれるリスクがあるからだ。ドミトリーなど、1部屋に複数の客が宿泊する部屋に泊まる予定の人は必須になるだろう。
ちなみに、缶の隠し金庫を機内へ持ち込む場合、手荷物検査では液体は入っていないことを説明する必要性が生じるかと思う。
▶ シャンプー
こちらも格安ホテルには付いていないことが多々ある。機内に持ち込める100ml以下の旅行用シャンプーは持っておくと便利だ。
泊まるホテルが中級以上なら基本的には必要ない。また、現地で購入しても良いだろう。
▶ 折りたたみ傘
ちょっとした外出時には持っておくと便利である。スコールなど雨の降ることが多い国では持っておくと便利である。
現地ではレインコートを着ている人が多い。風が強かったり、傘が役に立たなさそうな都市へ行くならレインコートの方が良いだろう。
▶ ウエストポーチ
現地で行動する時は荷物をホテルへ置き身軽な状態のことが多いだろう。とはいえ、財布、スマートフォン、メモ帳、ポケットティッシュ、ウエットティッシュ、ホテルのキー、場合によってはデジカメやパスポート、折りたたみ傘も持って外出することがあるかと思う。そんな時はポケットに全て入れることもできないので、ウエストポーチ等を身に付けておくと便利だ。紛失防止にも繋がる。
3000円以下でも十分である。
服の下に付けれる「セキュリティポーチ」と呼ばれるものもある。
こちらは治安の悪い都市を旅行する際に、高額紙幣だけを保管するのに使える。
▶ カラビナ
壁へリュックなどを掛けるのに使える。海外ではトイレなど床が汚く、日本のように置く場所が用意されていない。壁などへ引っ掛けて吊るすことが出来るカラビナを持っておくと、地面に置きたくない時などに便利だ。
▶ 国際運転免許証
国際運転免許証は日本で免許証を持っている人なら発行できる運転免許証である。国際運転免許証を持っていれば、ジュネーブ条約締約国なら日本と同様に運転が可能となる。海外旅行先で車やバイクを運転する予定の人なら必ず持参すべきだ。
免許証を持たずに運転していることがバレたら罰金に課せられる。国によっては高額になる。
ちなみに、海外で車やバイクを運転する際には、日本の運転免許証も持参した方が良い。また、バイクに関しては別途2輪免許の判も必要になる。
▶ 戸籍謄本(もしくは戸籍抄本)
パスポートを紛失してしまうと日本へと帰国できなくなってしまう。日本へ帰国するには戸籍謄本か戸籍抄本(もしくは身分の証明できるもの)が必要となる。持参していないと、日本から取り寄せなければならない。家族や友人に頼んだりする必要性も出てくるだろう。家族を含む知り合い手間をかけたくない人は、念のために持参しておくべきだ。
海外でパスポートを無くした場合の対処法について詳しくは下記記事を参考に。
▶ ガイドブック
今では現地の情報もネットで簡単に見るけることができる。従って、ガイドブックもネット環境があればほとんど不要になるだろう。ただ、ネットよりは信用できる情報も多く読み物としても使える。
食べ物の名前や地名などが充実しているので、指差し手帳をガイドブック代わりに使っても良いだろう。上でも述べたが、コミュニケーションを取るツールとしても使える。
持ち運びが楽なので、個人的には紙の本よりも電子書籍がおすすめである。
▶ ビタミン、ミネラル等のサプリメント
海外旅行中だと、食事は外食が中心になる。栄養が偏ったり、ビタミンなど不足すると風邪や肌荒れ、口内炎等になりやすくなる。もちろん、短期の旅行であれば特に気にする必要はない。
サプリメントは現地でも購入できる。ただ、日本の方が安く購入できるし、普段から飲んでいるものがあれば持って行った方が良いだろう。
現地に友人や知り合いがいる場合、日本からお土産を買って行ってあげると喜ばれる。少ないコストで相手が喜ぶようなことはコストパフォーマンスを考える上でも積極的にしてあげるべきだ。現地に知り合いのいる人は旅行時の必須な持ち物となるだろう。
もちろん、これからの関係のため、お近づきの証として渡すために予め持参しても損はない。
女性へのお土産の場合、化粧品等が一番喜ばれる。ただ、人によって好みがあるので、事前に具体的な商品などは聞いておいた方が良いだろう。特定の商品がない場合、お菓子や小物が無難である。
海外では歯を意識している人が日本よりも多い。個人的には上でも紹介した電動歯ブラシがプレゼントにもおすすめである。日本といえば電化製品のイメージも強く、値段もそこまで高くないからだ。
▶ ジェル付きコンドーム
カップルでの旅行ではもちろん、性行為の予定がない人でも持参した方が良いだろう。特に、女性はそういう機会がいくらでも出てくるからだ。
男性側としてはジェルを持参するのがベストである。ただ、持ち運びが面倒なので、ジェルの付いているコンドームで良いだろう。スムーズに出し入れできた方が相手も気持ちが良い。印象も良くなるはずだ。
上記コンドームは1個41円
もちろん、現地で購入もできる。ただ、日本よりも高くつくことが多い。例えば、タイのコンビニで買うとコンドームは1個100円以上の価格になる。
旅行の持ち物まとめ(チェックリスト)
海外旅行での「必需品」から「優先順位の高い持ち物」、「旅行を快適にする物、できれば持っておく、用意しておくべき持ち物」まで下記チェックリストでまとめて紹介する。
海外旅行での必需品
▶ パスポート
▶ 現金(日本円でもOK)
▶ 旅行用カバン(リュックもしくはスーツケース)
海外旅行の持ち物として優先順位の高い物
▶ 旅行用カバン
▶ SIMフリーのスマートフォン、モバイルバッテリー
▶ 海外旅行保険(保険契約証)、海外旅行保険の付帯するクレジットカード
▶ 着替え
▶ 普段飲んでいる薬
▶ 虫よけスプレー、蚊がいなくなるスプレー
▶ ペン等の筆記用具
▶ 航空券もしくはホテル予約表のコピー
▶ 緊急連絡先を記載したメモ
旅行を快適にする物、できれば持っておく、用意しておくべき持ち物
▶ Fireタブレット、イヤホン
▶ トラベル枕
▶ アイマスク、耳栓
▶ マスク
▶ 圧縮袋、ジップロック
▶ 防寒着
▶ 睡眠導入薬(睡眠薬)
▶ リップクリーム
▶ ポケットティッシュ、ウエットティッシュ
▶ 衛生用品
▶ 常備薬
▶ メイク用品、化粧水、乳液、化粧落とし、保湿剤、日焼け止め
▶ デジカメ
▶ 電動歯ブラシ
▶ ひげそり、電動ひげそり
▶ 変圧器、変換プラグ
▶ 水着
▶ タオル
▶ 帽子、サングラス
▶ 腕時計
▶ 隠し金庫
▶ シャンプー
▶ 折りたたみ傘
▶ ウエストポーチ
▶ カラビナ
▶ 国際運転免許証
▶ 戸籍謄本(もしくは戸籍抄本)
▶ ガイドブック
▶ ビタミン、ミネラル等のサプリメント
▶ お土産
▶ ジェル付きコンドーム
最初に紹介した必需品は旅行中であれば誰もが持っておくものだ。優先順位の高いものにかんしては必要に応じて持って行くことをおすすめしたい。
必需品以外の持ち物は、個々人で異なり、何度か旅行していくうちに必要な荷物、不要な荷物がわかってくる。この記事を参考にしながら少しずつアレンジして、安心・楽しい・快適な海外旅行にしてほしいと思う。
海外旅行における便利グッズやサービスに限定して情報を知りたい人は下記記事を参考に。
海外旅行へ安く行く方法については下記記事を参考に。