PayPay残高には
1.PayPayマネー
2.PayPayマネーライト
3.PayPayボーナス
4.PayPayボーナスライト
以上の4種類がある。
PayPayマネーおよびPayPayマネーライトはチャージもしくは送金、わりかん機能で得たPayPay残高になる。
PayPayボーナスおよびPayPayボーナスライトは特典やキャンペーンで得られたPayPay残高になる。PayPayボーナスおよびPayPayボーナスライトはPayPayによる決済にしか使えない。
この記事ではPayPay残高の性質から賢い使い方を知りたい人に向け
▶ PayPay残高の使いみち
▶ PayPay残高における種類の決まり方
から
▶ PayPay残高の賢い使い方
まで詳しく述べていきたいと思う。
PayPay残高の使いみち
PayPayマネー、PayPayマネーライト、PayPayボーナス、PayPayボーナスライトはすべてPayPayの決済(支払)で利用できる。
また、「1.PayPayマネー」なら銀行口座への出金(現金化)、PayPay残高の送金・わりかん機能の利用もできる。「2.PayPayマネーライト」はPayPay残高の送金・わりかん機能の利用ができる。
「3.PayPayボーナス」および「4.PayPayボーナスライト」は銀行口座への出金、PayPay残高の送金・わりかん機能の利用ができない。
それぞれの利用可否をまとめると下記のようになる。
PayPayマネー | PayPayマネーライト | PayPayボーナス | PayPayボーナスライト | |
PayPay決済(支払) | ○ | ○ | ○ | ○ |
銀行口座へ出金 | ○ | × | × | × |
PayPay残高の送金・わりかん機能 | ○ | ○ | × | × |
有効期限 | 無期限 | 無期限 | 無期限 | 60日間 |
PayPay残高に様々な種類が混ざっている場合、消費されるPayPay残高には優先順位がある。優先順位は下記のようになる。
1.PayPayボーナスライト
2.PayPayボーナス
3.PayPayマネーライト
4.PayPayマネー
つまり、PayPayボーナスライトから優先的に消化されていく。PayPayボーナスおよびPayPayボーナスライトは決済にしか利用できない。利用範囲の狭い方から消化されていくのは便利だろう。
PayPay残高は種類に限らず決済には利用できる。ただし、種類によって出金(現金化)、送金、割り勘機能が制限される。
PayPay残高における種類の決まり方
PayPay残高はチャージの仕方や貯まり方で種類が決まる。
銀行口座への出金ができるのはPayPay残高を送金で受け取ったり、銀行口座やセブン銀行ATM、ヤフオク!売上金で現金チャージした「PayPayマネー」である。「PayPayマネー」は出金、決済の他にも、送金やわりかん機能に使える。
ヤフーカードやソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払によりPayPay残高へチャージしたPayPay残高は「PayPayマネーライト」に分類される。「PayPayマネーライト」は送金やわりかん機能で使える。ただし、「PayPayマネーライト」は銀行口座への出金ができない。
また、PayPay残高を送金で受け取る側は、送る際に使用されたPayPay残高と同じ種類のPayPay残高(PayPayマネーもしくはPayPayマネーライト)で受け取る。例えば、PayPayマネーが送られたら、受取先でもPayPayマネーとして利用でき、マネーライトを送られたら、受取先でもマネーライトとして使える。
チャージ方法 | |
PayPayマネー |
・銀行口座やセブン銀行ATM、ヤフオク!売上金で現金チャージ ・PayPayマネーの送金、わりかん機能で受取 |
PayPayマネーライト |
・ヤフーカードやソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払によりPayPay残高へチャージ ・PayPayマネーライトの送金、わりかん機能で受取 |
「PayPayボーナス」および「PayPayボーナスライト」は特典やキャンペーンで得られるPayPay残高である。「PayPayボーナス」「PayPayボーナスライト」いずれも銀行口座への出金、PayPay残高の送金、わりかん機能で送ることはできない。決済(支払)でのみ利用できる。
「PayPayボーナス」と「PayPayボーナスライト」の違いは有効期限があるかどうかである。「PayPayボーナス」は無期限で、「PayPayボーナスライト」は付与日の翌日から60日間となっている。
貯まり方 | |
PayPayボーナス |
特典やキャンペーンで得られるPayPay残高 |
PayPayボーナスライト |
特典やキャンペーンで得られるPayPay残高 |
PayPayボーナスおよびPayPayボーナスライトはチャージや送金、わりかん機能「以外」で付与されるPayPay残高である。
PayPay残高の賢い使い方
PayPayマネーは手数料100円で銀行口座への出金もできる(PayPayマネーライトは出金不可)。出金先銀行がジャパンネット銀行なら手数料無料で出金が可能だ。つまり、PayPayマネーはほぼ現金と同等の価値を持ってる。
PayPayマネー「以外」のPayPay残価を消費する場合も、現金と同等、もしくは現金以上の「必要性が高い」消費へ現金の代わりに使うのがPayPay残高の価値を最大化し、もっとも賢い利用方法となるだろう。
下記では
Payマネーライト
および
PayPayボーナスおよびPayPayボーナスライト
の賢い利用方法を紹介したいと思う。
Payマネーライトのもっとも賢い利用方法は「個人間の送金」
食事のわりかんだったり、個人間でのお金の送金はヤフーカードやソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払によりPayPay残高へチャージした「PayPayマネーライト」による送金がもっとも賢い利用方法となる。
まず、PayPayマネーライトの送金には手数料がかからない。加えて、送金のためにPayPayマネーライトをヤフーカードでチャージすると1%のTポイントが貯まる。
つまり、1万円を送金する場合
・通常の銀行振込:1万円+(場合によっては振込手数料)
・ヤフーカードでチャージしてPayPay残高を送金:1万円(振込手数料無料)-Tポイント100ポイント
Tポイントの還元分を引くと、実質的に1万円の送金も9900円の負担となる。送金で手数料を取られるどころか負担を減らせるのだ。PayPayにおける送金について詳しくは下記記事を参考に。
PayPayボーナスおよびPayPayボーナスライトのもっとも賢い利用方法は「携帯電話料金の支払」
PayPay残高が使える必要性の高い消費としては携帯電話料金の支払がある。PayPay残高はワイモバイルおよびソフトバンク(携帯電話)の「基本料・パケット料・通話料・オプション料金」の支払にも使える。使用できるPayPay残高に制限はなく、PayPayボーナスライトでも利用できる。
利用期限が制限されると、ついついムダな消費に使ってしまうだろう。しかし、携帯電話料金なら固定費と言っても良いほど、必然性の高い消費になる。携帯電話料金へ利用され、減るはずだった現金の代わりになるため、価値の高まる賢い使い方だ。特に、利用範囲の限定されているPayPayボーナスおよびPayPayボーナスライトの利用先として最優先に考えるべきだろう。
ワイモバイルの請求料金をPayPay残高支払にする方法は下記記事を参考に。
ソフトバンクの請求料金をPayPay残高支払にする方法は下記記事を参考に。
ただ、携帯電話料金の中でも
1.消費税
2.携帯電話機購入時の分割支払金
3.国際通話・国際データ通信料
4.コンテンツ情報料
5.ユニバーサルサービス料
6.契約解除料
7.請求書発行手数料
8.ワイモバイルまとめて支払、ソフトバンクまとめて支払
はPayPay残高支払対象外となる。
携帯電話料金の支払をして余ったら「ヤフーショッピング」や「LOHACO」
携帯電話料金の支払をしてもPayPay残高が余っている場合、また、ワイモバイルやソフトバンクを利用していない人はヤフーショッピングやLOHACOで利用するのが賢い消費になる。なぜなら、ヤフーショッピングやLOHACOはコンビニやドラッグストアなどの実店舗よりも商品を安く買え、還元率も高いからだ。
ネットショッピングなら物を運ぶ労力も避けられる。ティッシュやトイレットペーパーなどの日用品もネットショップで買った方が金銭的、労力的に節約できるだろう。
ヤフーショッピングにおける還元率アップの方法など、ヤフーショッピングをオトクに利用するために知っておくべきことについては下記記事を参考に。
PayPayで高還元を受けるために知っておくべき「決済」と「チャージ」の方法について詳しくは下記記事を参考に。