秒速で人気ブロガーへと成長するための考察

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Googleからのアクセスに頼らず人気ブロガーになった人を見ると、5年以上ブログを運営している人がほとんどのように思える。フミコフミオ氏(運営期間9年)やエロブログで人気のライブドアブロガーKK氏(運営期間8年)等も時間をかけてファンを蓄積している。

 

ただ、最近はソーシャルが普及したおかげで、短期間で人気ブロガーになった人も出てきている。

現在も注目を集めている短期間で人気になったブロガーとしては

 

シャイニング丸の内

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シャイニング丸の内 (@dogthings3) | Twitter

 

Twitterで高収入やお金持ちを強調したいわゆるキラキラアカウントを開設後、すぐインフルエンサーにツイートを取り上げられるようになってブレイク。はてなブログへはじめから有料、独自ドメインで参入し、エクセルの使い方など読者に読まれる事を意識した記事がヒットし人気ブロガー入りを果たす。

以前からサイトを運営していた匂いの強いアクセス(収入)重視のキラキラ系ブロガー。

 

熊谷真士

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manato-kumagai (@kumagaimanato) | Twitter

 

スタバでダベる女子大生に対し畏敬の念を禁じ得ないの記事がヒットした後、バズの見込める高コスト記事*1を投稿したり、自身のプライベートを切り売りして着実にファンを増やしている。コンテンツも順調に投稿し、安定飛行に入りつつあるウェブライター系ブロガー。

 

以上の2人があげられるだろう。

 

2人が人気ブロガーになれたのは拡散したタイミングで一気にファンを増やし、注目されている時にスベリにくいコンテンツを提供できた事が大きい。

下記でこれらについて詳しく述べていきたいと思う。

 

目次

 

短期間でブログが人気になった理由

2人に共通しているのはいずれもはてなブログを使い、ソーシャルで大きく露出したという点だろう。

アプローチ出来ていなかった人達に露出出来る環境を作ることは非常に重要である。その点で多くの人の目に触れやすいはてなブログを選んだのは正解だったと思う。

 

また、一発屋で終わらせないための環境として、Twitterやはてなブログ読者等ファンを抱え込むプラットフォームがあった点も大きい。実際、シャイニング丸の内氏はTwitterのフォロワーを、熊谷真士氏ははてなブログ読者を注目が高まった際に増やす事が出来た。

 

ソーシャルは多くのユーザーの日常に組み込まれているため、一度ファン(読者、フォロワー)にすれば、コンテンツを投稿の度に読んでもらいやすい環境になる。

芸人やミュージシャンもファンを抱え込むプラットフォームさえもっていれば一発屋で終わる事は少ない。テレビで露出を保たないと仕事が減ってしまう時代ではないのだ。

 

ソーシャルがユーザーの日常に入り込んでいる今だからこそ、これをきちんと運用し生かさなければならないのがわかるかと思う。

 

人気ブロガーのコンテンツ投稿

熊谷真士氏の最初のヒット作品である通称スタバ記事があそこまで拡散したのは運もあったかと思う。客観的には面白いとされているが、個人的には面白いとは思わなかったし、なぜあそこまで話題になったのかも理解出来なかった。ただ、こういったネタ記事を投稿しヒットした後に、高コスト記事の投稿を積極的に行ったのは正解だった。高コスト記事は露出環境が整った人が投稿すると、拡散しやすいジャンルと言える。

 

人気ウェブライターであるヨッピー氏やアルファ氏もこういった高コスト記事でバズらせている。高コスト記事がバズりやすいのは声に出して笑えるというよりも、読者がバカだなーと思いながらニヤニヤ楽しく読めるコンテンツだからである。youtuberであるはじめしゃちょーが人気なのも馬鹿な事を時間かけてやる高コスト動画がうけているからだ。

 

熊谷真士の高コスト記事でバズったものといえば下記の2つがある。

ファンを抱え、露出環境の整っている状態なら、上記記事がバズるのも必然的だった。彼のレベルまでファンを抱えているなら、今後もネタ系の記事とスベる事も少ない高コスト記事を組み合わせる事で、安定的な人気を獲得出来るかと思う。

 

シャイニング丸の内氏はエクセルの使い方という読者に読まれる事を意識した役に立つ系のテーマで記事を書いて人気ブロガー入りを果たした。2000万円弱稼ぐ一般事務員としてキャリアを積んできている彼女だからこそ書けた評価されるべき内容かもしれない。

ただ、そこまで評価される内容だったのかは疑問であるし、外注等を利用したスパムに見える部分もある。

それでも注目度が高い時に一般ユーザーを巻き込める興味のあるような内容の記事を詰めたのは正解だったと言えるだろう。

 

新規ユーザーへと露出出来る環境とチャンスを活かす準備

ソーシャルが日常に組み込まれている現状を考えれば、ファン以外の新規ユーザーへと露出する事は極めて重要だ。ファンだけで人気ブロガーになるのは難しい。実際、フミコフミオ氏ははてなブックマークにより、KK氏はライブドアブログのジャンル内ランキングからのファン以外の流入により支えられている側面がある。

 

また、シャイニング丸の内氏のように、インフルエンサーと絡むことで一気に人気ブロガーとなるケースは良くある。もちろん、インフルエンサーに見えるだけの人の弟子となって、飼い殺されるだけのケースもある。しかし、実力のある人が露出の機会を与えられれば、人気が出るまでの時間は短縮できるだろう。

 

注目度が高まるかどうかは運的な要素が非常に大きい。しかし、試行錯誤を続け、注目が高まったタイミングで的確な行動が取れれば、人気ブロガーとして安定的な地位を築く事が出来るはずだ。チャンスを活かせるだけの良質なコンテンツを秘密兵器として予め準備しておくのも良いだろう。

 

ちなみに、このブログは開設して数ヶ月の間に何度もバズを経験し、すぐに数十万PVを獲得するも1年ぐらいヒットに恵まれない停滞期があった。注目を集めた時に上手くファンを抱え込めなかったのが原因かと思う。ブログ記事の投稿数が十分ではなかったように思える。

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ただ、最近はGoogleからの流入によりアクセスが底上げされ、月間20万PV程度を見込める安定的なトラフィックを獲得している。

 

アクセスを成長させ続ける事は難しく、ブレイク後の停滞期は誰でも経験しうるかと思う。しかし、この間もコンテンツの投稿を続け、アクセスの底上げを目指す事が一発屋で終わらない人気ブロガーになるために必要な事かと個人的には思うのである。

 

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*1:取材を含む手間や費用をかけた読み手がシェアしたくなるようなコストのかかった記事。ヨッピーやArufa氏などのウェブライターも基本的には高コスト記事でバズを起こしている。

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