通常の楽天カードは年会費が無料である。従って、作成するにあたり、金銭的なデメリットは生じない。
しかし、年会費2160円(税込み)の楽天ゴールドカードの方が楽天カードより得になるという人も多い。
また、ゴールドカードにもかかわらず、新規入会の審査を甘くしている。収入の少ない若者を含め多くの人が入会できるようになっている。若者からすると、年会費わずか2160円でゴールドカードが持てるのも大きいだろう。
この記事では
▶ 楽天ゴールドカードのメリットを最大化する方法
から
▶ 「楽天カード、楽天プレミアムカード」と「楽天ゴールドカード」の違い
まで詳しく述べていきたいと思う
楽天ゴールドカードのメリットを最大化する方法
楽天ゴールドカードのメリットは
1.楽天市場での還元率が楽天カードよりも2%多い5%以上
2.国内29空港(44ラウンジ)、仁川国際空港(韓国・ソウル)、ダニエル・K・イノウエ国際空港(ハワイ)が年間2回まで利用料金無料
3.トラベルデスクサービス
4.審査が甘いにもかかわらず、実質的にもゴールドカードとして使える
以上の点がある。
従って、楽天市場で年間10.8万円以上使い、国内外空港だったり、旅行へ行く若者ほど、楽天ゴールドカードのメリットを享受できる。
下記で詳しく紹介していく。
楽天市場での還元率が楽天カードよりも2%多い5%以上
楽天ゴールドカードは通常の楽天カードよりも楽天市場における還元率が2%高くなっている。
楽天カードは年会費が無料である。楽天市場において、年会費無料の楽天カードよりも楽天ゴールドカードの方が得をする人は年間10.8万円以上を楽天市場で使う人である。年間10.8万円以上使う人はそのうちの2%、年会費2160円分を楽天ポイントだけで回収できるからだ。1ヶ月あたり9000円なので楽天カード利用者の多くが達成できるはずだ。
楽天もまとめ買いすれば、還元率の点ではもちろん、価格的にもAmazonよりお得なことは多い。より多くの還元を受けるため、Amazon利用分も楽天に移せるか検討した方が良いだろう。
Amazonと比べた場合のデメリットをできる限り解消する方法については下記記事を参考に。
ちなみに、楽天ゴールドカードでかつ楽天銀行を引き落とし口座に設定すると+5%、合計6%の還元を受けることができる。
楽天e-NAVIへログイン>お客様情報の照会・変更>お支払い口座の照会・変更
で引き落とし口座の確認ができる。
楽天カードを持っている人は楽天銀行を引き落とし口座に設定すべきだ。楽天銀行の講座を持っていない人は口座開設から行おう。
楽天では楽天カード、楽天銀行以外にも、楽天のサービスを利用することで還元率が増える仕組みがある。楽天カードを含めた楽天のサービスにおいて還元率を増やす方法まとめについては下記記事を参考に。
国内29空港(44ラウンジ)、仁川国際空港(韓国・ソウル)、ダニエル・K・イノウエ国際空港(ハワイ)のラウンジが年間2回まで利用料金無料
楽天ゴールドカードの保有者は指定のラウンジを年2回(毎年9月1日から翌年8月31日まで)無料で利用できる。これは年会費無料の楽天カードにはない特典である。利用可能なラウンジは国内29空港の44ラウンジ、海外2空港(ソウル、ハワイ)の2ラウンジである。利用可能なラウンジについては下記ページを参考に。
関西国際空港(KIX)で利用可能なラウンジ(KIXエアポートラウンジ)は2時間までが無料となっている。KIXエアポートラウンジは24時間営業の漫画喫茶のようなラウンジでシャワーも付いている。
ラウンジの利用には航空会社や特典付きクレジットカードが必要であり、これらが無い場合、利用不可もしくは有料となっている。ラウンジでは軽食や飲み物が用意されており、有料の場合、1000円以上の料金を取られるのが普通である。ラウンジの無料利用分だけでも楽天ゴールドカード年会費の元は取れるだろう。
トラベルデスクサービス
楽天ゴールドカードには「トラベルデスクサービス」が付いている。こちらのサービスは緊急時の対応だけでなく、現地情報や各種予約、手配まで代行してくれる優れものである。電話での手数料は基本無料となっている。
トラベルデスクサービスではニューヨーク・ホノルル・パリ・ミラノ・上海など世界38拠点の現地デスクが日本語で対応してくれる。
各カード会社ことに異なるトラベルデスクの詳細は、楽天カード会員・専用オンラインサービス「楽天e-NAVI」より閲覧することができる。
トラベルデスクも年会費無料の楽天カードには無いサービスである。
実質的にもゴールドカードとして使える的にもゴールドカードとして使える
www.rakuten-card.co.jp/card/rakuten-gold-card/
楽天ゴールドカードはデザインでゴールド色のカードになっているわけではない。実質的にも、ゴールドと見なされるカードである。
ゴールドカードは通常年収の審査があったり、年会費も1万円以上取られることが多い。しかし、楽天ゴールドカードは年収の低い正社員はもちろん、フリーターや派遣社員といった非正規社員も作成が可能で、年会費もわずか2160円である。利用付帯ではあるものの、海外旅行保険も付き、トラベルデスクサービスも付いてくる。
若者からすると、年会費わずか2160円でゴールドカードが持てるのも大きいだろう。20代なら、楽天ゴールドカードでもドヤ顔ができるはずだ。
>>> 【楽天ゴールドカード】新規入会で5000円分の楽天ポイントがもらえる入会ページ【還元ポイント5%以上】
楽天カード、楽天プレミアムカードと楽天ゴールドカードの違い
楽天カードと楽天ゴールドカードの違い
楽天カードと楽天ゴールドカードの違いをまとめると下記のようになる。
楽天カード | 楽天ゴールドカード | |
年会費 | 永年無料 | 2160円(税込み) |
楽天市場でのポイント還元 | +2% | +4% |
空港ラウンジ | 国内外のラウンジ利用が年2回無料 | |
トラベルデスク | 利用可能 | |
利用可能枠 | 最高100万円 | 最高200万円 |
ETCカード | 年会費540円(税込み) | 無料 |
その他 | 楽天ゴールドカード会員向けの特別キャンペーンもあり |
ちなみに楽天カードには「楽天ANAマイレージクラブカード」「楽天PINKカード」「楽天カード アカデミー」「楽天銀行カード」が含まれている。
楽天カードおよび楽天ゴールドカードには海外旅行保険も付帯している。海外旅行保険の適用条件や補償について、楽天カードと楽天ゴールドカードで違いはない。
楽天カード | 楽天ゴールドカード | |
海外旅行保険 | 利用付帯 | 利用付帯 |
年会費 | 永年無料 | 2160円(税込み) |
(傷害)死亡後遺障害 | 最高2000万円 | 最高2000万円 |
傷害治療費用 | 最高200万円 | 最高200万円 |
疾病治療費用 | 最高200万円 | 最高200万円 |
賠償責任 | 最高2000万円 | 最高2000万円 |
携行品損害 | 最高20万円(免責金額3000円) | 最高20万円(免責金額3000円) |
救援者費用 | 最高200万円 | 最高200万円 |
海外旅行保険の点だけで見ると、楽天ゴールドカードは年会費がかかる(www.rakuten-card.co.jpより)
楽天カードに付帯する海外旅行保険については下記を参考に。
海外旅行へ行く人なら、国内外のラウンジ利用が年2回無料というだけでも十分元は取れる。ただ、楽天カードと楽天ゴールドカードで比べた場合、楽天市場でのポイント還元率の点が一番大きいだろう。
楽天市場でのポイント還元率は2%も違うため、実際は年会費がかかっても楽天ゴールドカードの方が得な人は多い。
>>> 【楽天ゴールドカード】新規入会で5000円分の楽天ポイントがもらえる入会ページ【還元ポイント5%以上】
Amazonおよび楽天も毎月の利用金額を見て、楽天ゴールドカードへの変更を検討すべきだ。
楽天プレミアムカードと楽天ゴールドカードの違い
楽天カードには楽天ゴールドカードの他、年会費10800円(税込み)の楽天プレミアムカードがある。
楽天市場での還元率では楽天プレミアムカードも楽天ゴールドカードと殆ど変わらない。従って、国内での消費がメインの人は年会費が5倍ぐらいになっている楽天プレミアムカードを作成すべきでない。しかし、海外旅行保険へ頻繁に行く人、海外滞在期間が長い人は楽天プレミアムカードへ申し込んだ方が良いだろう。楽天ゴールドカードと楽天プレミアムカードは海外旅行保険の適用条件、補償額と空港ラウンジサービスに主な差が出てくるからだ。
楽天プレミアムカードは海外旅行保険が自動で付帯している。また、各補償額も楽天カード、楽天ゴールドカードより高額になっている。
加えて、楽天プレミアムカード保有者は通常429ドル(およそ4万8000円)の年会費がかかるプライオリティパス(プレステージ会員)を無料で発行できる。プライオリティパスでは海外の空港、航空会社のラウンジを無料で利用することができる。
海外旅行保険へ頻繁に行くなら楽天ゴールドカードよりも楽天プレミアムカードの発行を検討すべきだ。
>>> 【楽天プレミアムカード】新規入会で10000円分の楽天ポイントがもらえる入会ページ【還元ポイント5%以上】
楽天ゴールドカードとの比較を含む、楽天プレミアムカードのメリットを最大限に享受する方法を知りたい人は下記記事を参考に。