旅行シーズンに入り、これから海外旅行の予定がある人も多いだろう。
ただ、忙しい人であれば、お盆期間の連休にどう過ごすのかも決めていないかもしれない。そういった休みに旅行する予定ではあるが、まだ具体的なプランが決まっていない人、連休中は家でのんびりしようと思っている人へ今回はある国への渡航をおすすめしたいと思っている。
海外旅行のおすすめランキング
夏になる前から様々な旅行代理店で人気の海外旅行先ランキングもののが発表されている。確かに、こういったランキング上位国は観光資源が豊富で、行って後悔するようなケースは少ない。
ただ、海外旅行の目的は人それぞれで、「コンセプト」に合わなければランキング上位の国へ渡航しても満足のいくものは得られないだろう。もちろん、上位でなくともコンセプトが合えば、更なる満足を得られる事が出来るはずだ。
コンセプトは「本能を呼び覚ます」海外旅行
従って、海外旅行先としておすすめを提示する際にも、そこにはコンセプトが必要だと考えている。まずは、そのコンセプトとその理由から述べて行きたいと思う。
コンセプトは題名にもある通り「本能を呼び覚ます」。
これは楽しみたいという人間本来の性質を満たす。
加えて、欲望の渦巻く世界に身を埋めれば、危機感の無い日本人にお金の重要性や生きることに対するハングリーさを生で感じさせる事が出来る。
これを満たすための海外旅行で、一番のおすすめはタイである。東南アジアの中心国の1つタイは、毎年様々な旅行代理店の海外旅行先ランキングで上位に位置しており、観光資源も豊富である。
これに加えて、日本では味わえないような「本能を呼び覚ます」経験をすることが可能なのだ。
タイ旅行、表で語られることの無い部分
タイは海や自然の中のアクティビティ、夜遊びといったエンターテイメントだけではない。
大都会バンコクでは滞在する中で様々な人間を見ることが出来る。比較的恵まれた環境で育った日本人の目線で見れば大きな刺激となるだろう。
例えば、スクンビット通りの夜は人間の本能で溢れている。 それも普通に生活していれば、日本ではまず見られないものばかりだ。
黒人と黒人を主な顧客とするフリーの売春婦(パラソル下の黒人女性と右端に立っている女性)。
テーメーカフェの内外には日本人を含めた東アジア系の人たちを相手にする売春婦が集まって来る。上の写真はテーメーカフェの外での値段交渉の様子。
スクンビットには物乞いも多い。
盲目の男性が音楽を流しながら歩いている。右手にはお金を入れてもらうコップを持っている。
小さな子どもを連れた親子の物乞いも多い。
深夜に女の子1人を座らせている親もいる。
厚い社会保障に守られた日本という国しか知らない人は「実際に」こうした世界がある事に衝撃を受けるだろう。
感受性の強い人の場合、発展途上国の現状を知り、ボランティア活動に傾倒する人も多い。
しかし、こうした貧しい人たちが必ずしも良い人とは限らない。恩を仇で返すのが普通の世界で育っている彼、彼女らを救ったところで、簡単に考えを変える事は難しいだろう。
コジッたお金でお菓子やアイスを買う子供たち。
長期的な目線で未来を見ることが出来ない子供達の多くは大人になっても手っ取り早い方法でお金を得ようとする。
バンコクでは日本とは比べ物にならないぐらいスリや強盗、売春が多いが、今を生きるためにお金を得るもっとも簡単な手段しか彼、彼女達の多くは知らないのである。
BTSアソーク駅
東京にも負けない近代的な建物が並ぶ街でも、お金の有無でハッキリと勝ち負けが決まってしまう。
そんな勝ち組と負け組が目で見える形で混ざり合っているのがタイにおける大都会バンコクなのだ。
タイ旅行で本能を呼び覚ます
悩みをも吹き飛ばす海外旅行
子供は毎日を違う視点で見ることが出来、日常を刺激的にする事も出来る。それに対して、大人になるとちょっとした環境の変化では刺激を受けなくなって来る。
毎日が単調と感じている人も多いはずだ。
また、こうした毎日の中で悩みが生まれると、更に視界が狭まり、生きることに希望が見いだせなくなる人も出てくる。
これは比較的視野の広い子供も、いじめに悩まされれば、同じ現象を経験する。
「いじめられている君へ」
中1のとき、吹奏楽部で一緒だった友人に、だれも口をきかなくなったときがありました。突然のことで、わけはわかりませんでした。
でも、さかなの世界と似ていました。たとえばメジナは海の中で仲良く群れて泳いでいます。せまい水槽(すいそう)に一緒に入れたら、1匹を仲間はずれにして攻撃(こうげき)し始めたのです。けがしてかわいそうで、そのさかなを別の水槽に入れました。すると残ったメジナは別の1匹をいじめ始めました。助け出しても、また次のいじめられっ子が出てきます。いじめっ子を水槽から出しても新たないじめっ子があらわれます。
広い海の中ならこんなことはないのに、小さな世界に閉じこめると、なぜかいじめが始まるのです。同じ場所にすみ、同じエサを食べる、同じ種類同士です。
大切な友だちができる時期、小さなカゴの中でだれかをいじめたり、悩んでいたりしても楽しい思い出は残りません。外には楽しいことがたくさんあるのにもったいないですよ。広い空の下、広い海へ出てみましょう。
下記記事より抜粋
環境を変える海外旅行は普段味わえない刺激的な経験をもたらし、そこで本能的な人間の営みを見れば、悩みを客観視する事も出来るだろう。
人によっては数年間の悩みを数日で吹き飛ばす事も出来る。違う世界に身を置くことはそれほどの強い効果をもたらす事もある。
本能を呼び覚ますための旅行コストと注意点
本能を呼び覚ますぐらいの強い刺激は、単に海外旅行をすれば得られるものではない。ただ、ASEANの中心地・バンコクという大都会では比較的こうした経験をしやすいのは確かだ。
主体的に行動して、意識的に冒険してみるのが良いだろう。
タイ旅行を含め海外旅行では費用や時間的な心配をする人も多い。しかし、ホテル代込のツアー割引にすれば、シーズン中のお盆休みでも直通便なら6万円、経由便なら4万円で渡航が可能である。
8月10日成田発、8月13日バンコク発。2泊3日、航空券代とホテル代全て込みで4万円程度で未だ予約は可能である。
>>> 航空券+ホテルのツアーで割引される予約サイト(出発地と目的地を入れ、2泊以上ホテルの予約をすればツアーにする事ができる。)
ツアーと言っても添乗員が同行するわけではない。航空券に加えてホテルの2泊以上一緒に予約すればツアーという形に出来、割引料金で海外旅行する事が可能になるのである。
詳しくは下記記事を参考に。
ちなみに、こうした冒険的な旅行では危険も付き物である。
タイの治安にかんしては下記記事を。
もしもの時に備え、トラブル発生時の対処法も予め頭に入れておいた方が良いだろう。
トラブルが発生すると、楽しかったりワクワクした感情が一気に冷めてしまう事もある。警戒し過ぎて行動範囲を縮めるのは勿体無いが、海外に慣れていない人は無理な行動は取らない方が良いだろう。
視覚・聴覚以外の感覚に刺激を与える
LCCをはじめ海外旅行に革命的なコストの低下が下落いている中でも、映像と音だけで満足し、国内はもちろん地元にとどまってしまっている人も多い。
場所を移動する事で映像や音以外にも、その場所の雰囲気だったり、匂いだったり、更に多くの感覚が刺激される。
ネットで場所を移動した気になった時とは比べ物にならないぐらい違った世界を感じる事が出来るだろう。5感を刺激し、本能に働きかけてくるのである。
海外旅行は下手な薬よりもよっぽど効果的なセラピーになり得る。目標に向かっている人が停滞している時はそのモチベーションを上げてくれるはずだ。
変化のない日常から脱する治療の1つとしてタイ旅行を検討してみてはいかがだろうか?
スポンサーリンク