セブンマイルはセブン&アイグループの新しいポイントプログラムである。セブンマイルプログラムでは
2019年8月31日まで1円に対して1マイル貯まり(100%還元)、マイルの獲得状況によってランクが上がる。ランクアップごとにnanacoポイントも付与される。しかし、2019年8月31日までに付与されたセブンマイルはnanacoポイントへ交換できない。
2019年9月1日からはセブンマイルの性質自体が大きく変わる。まず、200円ごとに1マイルが貯まり(0.5%還元)、貯まったマイルは1マイル=1nanacoポイントへ交換もできる。
同じ名前なのに、性質が全く異なるのだ。
この記事では
▶ セブンマイルの貯め方
について効率よく貯める方法とともに紹介し、
▶ セブンマイルの使い方
についても詳しく述べていきたいと思う。
セブンマイルの貯め方
セブンマイルは実店舗だと
・アプリの会員コード提示
・アプリと紐付けされたnanacoカード/nanacoモバイルでの支払
により貯められる。
インターネット上では
・オムニ7サイト
と呼ばれるセブン&アイ系列のネットショッピングサイトでも貯められる。
ちなみに、セブンマイルはnanacoポイントとは別に付与される。nanacoポイントが貯まる店や決済なら、2重取りも可能になっている。
アプリの会員コードはセブンイレブンアプリ、イトーヨーカドーアプリ、その他セブン&アイグループのアプリ内にある会員コードをタップすれば表示できる。


セブンイレブンアプリではアプリのトップページ右上をタップすると表示される。
セブンイレブンアプリのトップ
会員コードをタップするとバーコードが表示される。このバーコードをレジで読み取ってもらえば良い。
毎回表示するのが面倒ならnanacoカードもしくはnanacoモバイルで決済すれば良い。nanacoカードにはクレジットカードと一体型のものもある。これら決済ならバーコードを表示しなくともセブンマイルを自動的に貯められる。
クレジットカード決済や現金払いの場合は毎回スマホのバーコード画面を見せなければならない。バーコードを読み取ってもらった後、現金やクレジットカードを提示する流れだ。
オンライン決済、セブン&アイ系列のネットショッピングサイトでは7iD(旧オムニ7会員ID)の会員登録時にnanaco番号の登録ができる。nanaco番号を登録しておけば、セブンマイルも自動的に貯まるようになっている。
セブンマイルが貯まる店舗をまとめると下記のようになる。
実店舗:セブンイレブン、イトーヨーカドー(ザ・プライスを含む)、西武・そごう、アカチャンホンポ、ロフト ※西武高槻店・そごう神戸店は対象外
ネットショップ(オムニ7):セブンネットショッピング、西武・そごうのe.デパート、イトーヨーカドーのネットスーパー、イトーヨーカドー ネット通販、アカチャンホンポネット通販、ロフト ※omniモールは対象外
上記店では原則として200円(税抜)ごとに1マイル貯まる(0.5%還元)。一部商品は還元率も高くなっている。
イトーヨーカドーのネットスーパーは利用価値も高く、利用頻度の高い人も多いだろう。
セブンマイルの使い方
セブンマイルの価値は2019年9月1日以前(2019年8月31日まで)に付与されたものと2019年9月1日以降に付与されたものでは異なる。
2019年9月1日以降に付与されるセブンマイルは1マイル=1nanacoポイントに交換できる。しかし、2019年8月31日までに付与されたセブンマイルはnanacoポイントへの交換もできず、利用ができない。貯めるとランクが上がるのと、イベントや商品の抽選への応募に使えるだけである。
2019年8月31日までに付与されるセブンマイル
2019年8月31日までに付与されたセブンマイルは利用金額1円に対して1マイル貯まる。つまり、100%還元になる。このマイルはnanacoポイントへ交換できない。その代わり、マイル獲得状況により、nanacoポイントがもらえる。
獲得マイルによってもらえるnanacoポイント
15000マイルで30ポイント(0.2%還元)、20万マイルを貯めれば30+50+100+150+300=630ポイントもらえる(0.315%還元)。
また、累積マイルに応じた抽選キャンペーンへの応募ができる。キャンペーンへの応募は9月に開催予定となっている。
2019年8月31日までに付与されたセブンマイルあくまでも基準であり、原則使えないと覚えておこう。ちなみに、9月1日以降、それまでに貯めた累積マイルはリセットされる。
2019年9月1日以降に付与されるセブンマイル
2019年9月1日からはセブンマイルの性質自体が大きく変わる。まず、200円ごとに1マイルが貯まり(0.5%還元)、貯まったマイルは1マイル=1nanacoポイントへ交換に使える。
交換は50マイル単位になる。
セブンマイル導入によってnanacoポイントによる還元は様々な改悪がなされた。しかし、nanacoポイントと同時にセブンマイルが貯まるようになった。結果、セブンマイルとnanacoポイントの両者を足せば還元率は変わっていない。
確かにセブンマイルを貯めるため、バーコードの表示やnanaco利用など別途手続きは増える。
また、2019年12月以降は新規特典も次々と追加される予定である。
コンサートやスポーツ観戦のチケットなどにも交換できるようになる(7mp.omni7.jpより)。
セブンイレブンのアプリをダウンロードしたり、生鮮食品が安く買えるイトーヨーカドーのネットスーパーの利用だったり、今のうちからセブンマイルを貯めるための準備をしておいた方が良いだろう。