タイのお土産でおすすめなのは、タイならではのコスパが良い商品である。
相手の好みがわかれば雑貨や陶器、ファッション用品も充実しているため、それらの中からタイならではの商品を購入するのも悪くはない。ただ、明確な好みがわからないと、喜ばれるような商品を選ぶのも難しくなる。主観で選んでも喜ばれるとは限らない。無理して好みを考えるより、無難な商品を選択した方がマイナスの可能性は低くなるはずだ。
この記事ではタイのお土産として無難な商品から、自分用に買うべきおすすめのお土産までを
▶ タイで買えるコスパの良いお土産
として紹介するとともに
▶ バンコクのおすすめお土産購入スポット
まで詳しく述べていきたいと思う。
参考として、1バーツ=3.47円(2019年6月現在)。写真にある数字はバーツ表記。
タイで買えるコスパの良いお土産
同僚や友人、家族に買っていくお土産としては
・ジム・トンプソン
・ナラヤ(NaRaYa)
・お菓子
・ドライフルーツ
・ココナッツオイル
が無難である。
また、主に自分用、身内用のお土産としては
・チアシード(バジルシード)
・タイ料理用の調味料
・SIMフリー携帯(タブレット端末)
・アパレル製品
が良いだろう。もちろん、購入を決める際には相手の好みに合わせて選ぶべきだ。
下記でそれぞれの商品について詳しく紹介していく。
ジムトンプソン
ジムトンプソンは高級タイシルク製品として国際的にも有名なタイのブランドである。
シルク製品
ジムトンプソンの製品にはファッションおよびファッション関連商品、お菓子やお茶、インテリア商品もある。
1000円以下の手頃な価格でそれなりにクオリティの高い商品を幅広く取り扱っている。お土産にピッタリである。
ジムトンプソンの店舗リストについては下記記事を参考に。
ちなみに、ジムトンプソンはアウトレットのショップもある。アウトレットのショップはバンコクに1店舗、パタヤに2店舗、プーケットに2店舗、ナコーン・ラーチャシーマー(コラート)に2店舗となっている(2019年6月現在)。
ナラヤ(NaRaYa)
ナラヤ(NaRaYa)はコットンやサテンを使ったキルト生地のバッグや小物入れ、人形などを扱うタイ発祥のブランドである。リボンバッグで知られており、日本人女性の好きな可愛らしいデザインも多く、タイのお土産として好まれている。
リボンバッグ。こちらも5000円以下で買える物が多い。
女性はもちろん、男性も女性へのお土産を購入する場所としてチェックしておいて損はないだろう。
タイにあるナラヤ(NaRaYa)店舗一覧については下記ページを参考に。
バンコクの主要店舗については下記記事を参考に。
食べ物(ドライフルーツなど)
タイでは日本で買うと高いフルーツが安く買える。ただ、生のフルーツは日本国内へ持ち込めない。乾燥フルーツなら日本国内への持ち込みも可能だ。味も悪くないし、価格の割に喜ばれるため、無難なお土産としておすすめである。
タイならではの安いドライフルーツとしてはマンゴー、ココナッツ、ドリアンがある。これらはスーパーでも売られている。値段は100円程度からの手頃な価格で販売されている。
タイではチョコレートなどのスイーツも多い。しかし、基本的に、チョコなどは日本で売られているものの方が美味しいかと思う。コスパで見ると、乾燥フルーツなどの方がおすすめである。もちろん、好みに合わせて、こうした商品を買い揃えるのは否定はしない。
また、カップラーメンも気軽にタイの味を楽しめる。友達など親しい人へのお土産としておすすめである。
タイで売られているカップラーメン。価格は40円程度のものが多い。
ココナッツオイル
ココナッツオイルもタイで買えるコスパの良い商品として有名である。500円から2000円程度、同じ量なら日本で売られているものに比べ、半額程度で買える。
ココナッツオイルはコーヒーといった飲み物や食べ物に入れても独特の甘い風味が楽しめる。また、顔や身体に塗っても美容効果、リラックス効果がある。食べ物に入れてもよし、身体に塗ってもよしの万能オイルと言えるだろう。
女性だけでなく、男性へのプレゼントとして使い方とともに教えると喜ばれるだろう。
身体に塗っても良いのでオイルプレイだったり、潤滑油としても使える。プレイ用のジェルだとあからさまだが、ココナッツオイルならベッドの横に常備しておいても不自然ではない。
使い道として様々な用途があるため、個人的にも手放せない商品である。
チアシード(バジルシード)
硬い殻で覆われている小さなシード(種)。水分を含ませると、寒天状の柔らかいゼリーに包まれる。数十倍にも膨らみ、見た目がカエルの卵のようになる。
日本でもチアシードが含まれているドリンクが売られており、これを含むだけで100円以上が加算されている。乾燥チアシードは100gで500円もしないため、ジュースへも自分で加えた方が安くなるだろう。100gだと、毎日飲み物へ入れても1ヶ月以上は持つ量になる。
飲み物やデザート、特にフルーツ系ジュースへ入れても美味しく、自分用、もしくは使い方を教えた上で、知人へのプレゼントにおすすめだ。
長期間保存できるようジップロック付きパックが多い。
タイ料理用の調味料
トムヤムクンやガパオライス素など、水やライスに混ぜるだけで簡単にタイ料理の風味が作れる調味料もお土産としておすすめである。
調味料は1つ50円程度からスーパーマーケットなどで売られており、日本でタイ料理を気軽に味わう方法としておすすめである。
ペーストのものなら、簡単に調理できるため、料理好きだけでなくともおすすめだ。
SIMフリー携帯(タブレット端末)
左がMBKセンター、右奥がBTSナショナルスタジアム駅
タイのMBKセンターではSIMフリー携帯も安く売られている。特に、中華系、韓国系ブランドのスマホ、タブレットは日本で買うより安いものもある。
MBKセンターの4階。スマートフォンを販売する個人商店、企業が多数入居している。
欲しい商品がある場合、Amazonや価格コムなどで値段をチェックした上で、複数の店舗に値段を尋ねてみよう。
MBKセンターの他にもいくつか電気製品が売られているモールは存在している。ただ、こちらの方が外国人に慣れている店員も多いのでおすすめである。
MBKセンター(BTSナショナルスタジアム駅から直結)
価格交渉の仕方を含めて、タイでSIMフリー携帯を買う前に知っておくべきことについては下記記事を参考に。
ちなみに、iPhone、iPadについては、新品なら日本で買った方が安い。
アパレル製品
タイの屋台や庶民向けデパートでは、目新しい商品が多い。タイパンツといったタイらしいデザインから、中国から輸入したオシャレとはかけ離れた商品もある。
タイパンツ
タイパンツは現地で履く分には動きやすく、比較的涼しいので悪くはないと思う。ただ素材としては弱く、長期で愛用すると、すぐにほつれや擦り切れたりする。日本へ帰ってから履くのを恥ずかしく感じる人もいるだろう。従って、他人へのお土産向きではない。
高級ブランドではなく、タイの庶民向けで安いアパレル製品が欲しいなら、チャトチャックウィークエンドマーケットやプラチナムファッションモール(Platinum Fashion Mall)がおすすめである。
チャトチャックウィークエンドマーケット(BTSモーチット駅、地下鉄チャトチャックパーク駅から徒歩数分)
プラチナムファッションモール(BTSチットロム駅から徒歩10分)
これらショッピングモールには現地デザイナーがデザインしたオリジナルの商品も多い。
プラチナムファッションモール(Platinum Fashion Mall)で売られているTシャツ。有名キャラクターのパクリ商品もあるので注意。
思わず欲しくなるデザインが多い。日本の若者の好みに合うおしゃれなアイテムも数多く揃っている。
バンコクのおすすめお土産購入スポット
タイのショッピングモール「ロビンソン」
ジムトンプソン、ナラヤの店舗、MBKセンター、チャトチャックウィークエンドマーケット、プラチナムファッションモールの場所は上記を参考に。
お菓子(ドライフルーツ含む)、ココナッツオイル、チアシード(バジルシード)、タイ料理用の調味料はスーパーマーケットで買える。バンコクのスーパーならBig C(ビックC)、Tops Market(トップスマーケット)、TESCO Lotus(テスコロータス)が至るところにある。BTSから徒歩圏内のショッピングモールに入居している。
日系スーパーとしてはMax Valu(マックスバリュ)、フジスーパー(FUJI SUPER)が有名だ。もちろん、日系スーパーでもタイならではのお土産は買える。
これらの店の場所はGoogle Mapsより英語名もしくは日本語名で検索すればヒットする。
ちなみに、バンコクの街中にある屋台で売られているような商品はチャトチャックウィークエンドマーケットなどの商品を転売している。当然、商品を買うにも、チャトチャックウィークエンドマーケットで買った方が安い。
チャトゥチャック・ウィークエンド・マーケット(Jatujak Weekend Market)
チャトゥチャック・ウィークエンド・マーケットでは、この記事で紹介した以外にも様々なお土産が手頃な価格で購入できる。タイ人向けの商品も多いからだ。
ただし、チャトゥチャック・ウィークエンド・マーケットは名前の通り、営業しているのはウィークエンド(土日)のみである。また、外に露店が並ぶ形で営業しており、人も多い。暑さと人ゴミで数時間も歩けばヘトヘトになってしまうだろう。
この点、MBKセンターはショッピングモール内で涼しく、毎日営業している。NaRaYaなど、有名ブランドも入居している。
また、お土産購入以外にも興味深い場所は多い。
MBKセンターにはアニメイト・バンコク支店
メイド喫茶(めいどりーみん・タイランドMBK店)もある。
飲食店も多く、ゆっくり過ごすには快適な場所になっている。お土産購入場所としてはもちろん、観光にもおすすめの場所だ。
航空券代やホテル代を抑えれば、お土産の予算を増やせるだろう。タイに限らない、航空券やホテル代を安くする方法について詳しくは下記記事を参考に。
上記方法を使えば、航空券代、ホテル代を最安値にまで下げれる。もちろん、サービスのクオリティも落ちないので必読である。