踊るバイエイターの敗者復活戦

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テザー(Tether)疑惑からのビットコイン価格を予測したいと思う

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直近でビットコイン価格に影響する材料としては

▶ 国家によるビットコインの規制

▶ 取引所などのハッキングによるリスク

及び

▶ テザー疑惑

の3つが上げられている。

特に「テザー疑惑」については他の2つとは違い、より価格に影響を与える直近の具体的な材料として多くの人が注目しているだろう。

 

この記事では、まず

▶ テザー疑惑

について解説するとともに、この疑惑による

▶ ビットコイン価格の予測

までを個人的な見解として述べていきたいと思う。

 

目次

 

テザー(Tether)とテザー疑惑について

テザー(Tether)

hacked.com

 

テザー疑惑とは仮想通貨テザー(USDT)を発行する会社・テザー社に対して抱かれている疑惑のことである。

 

仮想通貨テザー(USDT)について

仮想通貨テザー(USDT)は他の仮想通貨とは性質が大きくことなる。テザーの価値は1テザー(1USDT)=1アメリカドル(1USD)と固定されており、テザーを持っている人はいつでもアメリカドルと交換することが出来る。

取引所によってはアメリカドルやユーロ、日本円などの法定通貨の入金が出来ない。仮想通貨で仮想通貨を買うことになっており、こうした法定通貨と仮想通貨を結ぶ間のペッグ通貨としてテザーは利用されている。

 

ただ、テザーの価値を担保するためには当然、発行した量のテザーに相当するアメリカドルを発行者が保有していなければならない。現在テザーは22.1億USDT相当発行されているため、22.1億ドル、日本円でおよそ2430億円をテザー社は保有していなければならないのだ。

これがテザー社が当初から約束していたことであり、この保証があったからこそ、テザーという仮想通貨が広まったと言える。

 

テザー(Tether)疑惑

しかし、このテザーにかんする疑惑が去年から指摘されるようになった。まず、テザーが新規発行されると、ビットコインの価格が上がることが指摘されている。つまり、アメリカドルを保有するのではなく、テザー発行によってビットコインを購入し、テザー社は利益を上げているのではないか?といった疑いだ。

2017年の春には、台湾銀行とウェルズ・ファーゴという大手銀行2行が、テザーの取り引きから手を引いた。

金融機関が距離を起き深まる疑惑に対して、2017年9月、テザー社は22.1億ドルの保有を証明するという文章を公開した。しかし、提携金融機関の欄は黒く塗りつぶされており、客観的には実証に至っていない。しかも、ここからテザーは4億5000万USDTから、22億8000万USDTへと5倍以上発行量を増やしている。ご存知の通り、この間もビットコイン価格は上がり続けていた。

 

今年2018年1月になってからは監査法人との提携解消が発表され、第三者機関による内部監視の目も無い状態となっている。また、1月31日には米国商品先物取引委員会(CFTC)が昨年12月6日にビットフィネックス(Bitfinex)とテザー社に召喚状を送っていたことが明らかになった。

ビットフィネックスはアメリカの大手仮想通貨取引所であり、テザー社とは株主が共通している。実際にテザーによる仮想通貨取引を広めた大手取引所でもある。

 

CFTCは大手仮想取引所ビットフィネックスとテザー社の不正調査を進めている。明日2018年2月6日には「仮想通貨:米証券取引委員会(SEC)と米商品先物取引委員会(CFTC)の監督機能」と題した公聴会を開催し、CFTCのJ・クリストファー・ジャンカルロ委員長が証言を行う予定となっている。

 

ビットコイン価格の予測

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Photo credit: fdecomite on VisualHunt / CC BY

 

2018年2月6日、日本時間では6日夜にビットフィネックスとテザー社の不正調査を進めていたCFTC委員長が証言する。ビットコイン価格は前日である現在も大きく動いている。

仮に、明日テザー社が発行相当額のアメリカドルを保有していないと明らかにされれば大きな暴落が起こるかもしれない。テザーによってビットコインの価格が担保されていたなら、30~80%ビットコイン価格が下がるといった意見もある。

ビットフィネックスという大手取引所からの取り付け騒ぎを起す可能性もあるだろう。

もちろん、ビットフィネックスの上層部が逃げるつもりで、全てをビットコインへ変え、どこかへ消えるという最悪のケースもありうる。

テザーという仮想通貨の信頼に加えて、コインチェックのような取引所に対する不信がダブルに襲ってくるため、衝撃も大きいはずだ。

 

ただ、こうした衝撃がマーケットを過ぎた後は「どれぐらいのアメリカドル(ビットコイン)をテザー社は保有しているのか?」といった具体的な事実確認段階へ入るはずだ。当局による本格的な操作が始まってからはテザー社もビットコインは売却し、アメリカドルの確保をある程度は進めていた可能性も高い。

また、テザー疑惑はかなり前から言われていたことなので、現在の価格にある程度は織り込んでいるだろう。

 

従って、テザー自体の信用はともかく、市場は冷静さを取り戻し、ビットコインも大きく価格も戻す可能性は高い。特に、日本では仮想通貨に対する期待も未だに高い。先日価格を上げた際にも、日本での出来高が増えていたため、日本人が価格の下落を防いだ側面もある。

 

昨年末からの中国における仮想通貨規制の強化。2018年になってからはイスラム圏でビットコイン取引が禁止されたり、韓国では匿名による取引が禁止になったり、世界中で国家による規制が進んでいる。

株式や通貨とは違い、仮想通貨には価値を具体的に担保するものが存在しない。多くの人が仮想通貨に期待するのは技術や仮想通貨がもたらすよりより未来、非中央集権化よりも価格上昇の期待である。

こうした「期待」を世の中から感じ取ることが出来るうちはビットコインも上がり続けるはずだ。

 

 

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